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【眼科医監修】寝る前に目薬をさすのはNG?知らないと損をする目薬の新常識

【眼科医監修】寝る前に目薬をさすのはNG?知らないと損をする目薬の新常識

スマホやパソコンの長時間使用が当たり前の現代人にとって、目薬は欠かせない存在です。そこで質問ですが、みなさんは目薬の正しい使い方をご存知でしょうか?当たり前のようにやっていた方法が間違っている可能性は大いにあります。

今回は知らないと損をする目薬の新常識をお届けします。

目薬は1回1滴が正解。2滴以上さしてもコストがかさむだけ

まずは、目薬をさす際にやってしまいがちな4つのNG習慣をご紹介します。

【点眼前に手を洗っていない】

手や爪の間には、たくさんの雑菌が繁殖しているものです。雑菌がついたままの手で目や目薬に触れると、眼病の原因になることも。点眼前の手洗いは必須です。

【目薬の先端がまつ毛やまぶたに触れている】

容器の先端がまつ毛やまぶたに触れてしまうと、目やに、雑菌、まつ毛についた化粧品の成分などが容器の中に逆流し、薬液が汚れてしまう可能性があります。必ず目から離して点眼を。

【1回あたり2、3滴さしている】

目の中に目薬をためておける量はおよそ0.02mlです。目薬1滴あたりの量は約0.05mlですから、薬液の量は1滴で十分です。

2滴、3滴とさしたところで許容量をオーバーした分はあふれてしまい、目に吸収されることはなく、コストが2倍3倍とかかるだけ。目薬は「1回1滴」が正解です。

【点眼後にあふれた目薬を拭かない】

目からあふれた目薬は、接触性皮膚炎色素沈着の原因になります。そのままにせず、水で濡らした清潔なティッシュやガーゼで必ず拭き取りましょう

どれも基本的なことでありながら、「知らなかった」「間違えていた」という項目があったのではないでしょうか?ぜひこれを機会に、目薬の使用方法を見直しましょう。

寝る前の点眼はNG!5分以上あけてから就寝が正解

目の疲れや乾きを感じるたびに、目薬をさすのが習慣になっている方も多いでしょう。悪いことではないのですが、寝る前の点眼には注意が必要です。

人は就寝中にまばたきをしないので、涙の分泌が減少します。そのため、寝る前に目薬をさすと目薬の成分が目の表面に滞留してしまい、目に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

目薬は1分で30%弱、3分で80%弱が吸収され、5分でほぼ100%が吸収されるといわれています。寝る前に点眼する場合は、5分以上あけてから就寝するのが原則です。覚えておきましょう。

また、目薬の中にはとろみ成分が配合されたものがあり、このとろみ成分が涙と混ざり合うとジェル状に変化することがあります。

ジェル状の固まりが眼球に付着する可能性を考慮し、このようなタイプの目薬をさすときには、点眼後1時間あけてから就寝するようにしましょう。

さらに、ドライアイの方は寝ている間に目の乾燥がすすみ、起床時に目が痛くて開けられないことがあります。そのようなときは、就寝する5分以上前に人工涙液タイプの目薬を点眼しましょう。起床時の不快感がグッとやわらぐはずです。

人工涙液は防腐剤フリーの目にやさしい成分なので、安心して使用できます。

寝ている間に目の疲れをリセットする方法

どんなときに目薬をさすかと聞かれたら、多くの方が「目が疲れたとき」と答えるのではないでしょうか?その日に蓄積した目の疲れは、その日のうちに取り去るのが肝心です。

そこで最後に、寝ている間に目の疲れをリセットする2つの方法をご紹介します。

【就寝前のホットタオルで目の疲労を洗い流す!】

1つ目は、電子レンジで温めたホットタオルを目の上にのせる温熱療法です。タオルの温熱刺激によって目元の血流がアップします。その結果、新鮮な酸素や栄養がしっかりと目に供給され、目を疲れさせていた老廃物もスムーズに排出されます。

・ホットタオルの作り方

タオルを水に濡らして軽くしぼり、ジップロックなどに入れて、レンジで約1分加熱します。

就寝前に行えば、目の疲労感が抜けてスッキリ!その日の安眠効果もバツグンです。

【アイケア専用の目薬で寝ている間に目のダメージを修復する!】

人間の体は、睡眠中に疲労を回復させたり、ホルモンを分泌したり、細胞を修復したりなど、さまざまなメンテナンス作業を行っています。これは目も同じで、目の表面にある角膜細胞が、日中に受けた目のダメージを修復するために活動しているのです。


出典:ロート製薬

この睡眠中の目の修復活動に着目したのが、ロート製薬の『ロート養潤水α』。寝る前に点眼することで睡眠中の角膜修復をサポートし、目の疲れをリセットする効果が期待できます。

目薬の新常識、いかがでしたか?目薬の正しい使い方をマスターすることが目薬の効果を最大限に引き出し、目の健康維持へとつながります。普段から疲れ目がひどくて目薬が手放せない方は、ホットタオルと寝る前の目薬をぜひお試しください。

【眼科医】岡野先生からのコメント
目薬はさすのが苦手、という方も多いと思います。「たくさんさせばきっと入るはず」と思って、たくさんさされる方も多いようです。そんな方は、まず薬局で薬をもらったときに「げんこつ法」というさし方を習ってみて下さい。
その方法とは、「利き手ではないほうでげんこつをつくり、そのげんこつでまぶたを下げて、げんこつの上に目薬を持った利き手を乗せて安定した状態で点眼する」ことです。文章にするとややこしいですね、でも見れば一発!わかりますので、お近くの薬剤師にご相談下さい。

 

▼大人なら知っておきたい!目薬に関するお役立ち記事はコチラ
目薬の正しいさし方(ロート製薬 商品情報サイト)
1回1滴で十分!2滴以上は逆効果!目薬の正しいさし方教えます
これはOK?あれって本当?!目薬にまつわる疑問まとめ
これって副作用だったの!意外と知らない目薬の副作用と対処法

〈参考〉
寝る前に目薬しちゃダメ? – くすりの勉強 -薬剤師のブログ-
http://yakuzaic.com/archives/4859
寝る直前に差すのはNG? 花粉症用目薬の使い方 (2ページ目):日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/030800018/021400266/?P=2
おやすみ前にも一滴…「休眼時間」の修復力をサポートします ココロートパーク
https://coco.rohto.com/contents/eyecare/20171222_01/
養潤水 ロート製薬 商品情報サイト
http://jp.rohto.com/youjun/
『眼科医は市販の目薬をささない』林田康隆・日比野佐和子共著/廣済堂出版

監修・岡野 敬 [スマイル眼科クリニック(青葉台) 院長]
杏林大学医学部卒。大学病院や眼科医院で外来手術と手術を担当したのち、2003年1月より横浜市青葉区青葉台にあるスマイル眼科院長に。専門は前眼部疾患、緑内障、アレルギーなど一般眼科外来とコンピュータ支援医療。プライベートではワインとコーヒー、それに料理をこよなく愛する3児のパパ。

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市販の目薬と病院で処方される目薬の違いってなに?目薬の正しい選び方

市販の目薬と病院で処方される目薬の違いってなに?目薬の正しい選び方

日常的な目のケアとして代表的なことといえば、目薬をさすことではないでしょうか。しかし、目薬があまりに身近な存在であるがゆえに、たとえば内服薬のように、市販の目薬と病院で処方される目薬の違いについて、改めて考えてみる機会は少ないかもしれません。

そこで今回は、市販の目薬と病院で処方される目薬との違いをまとめてみました。それぞれの特徴を踏まえた上で、どのような目薬を選ぶべきか、そして、目薬との正しい付き合い方を学びましょう。

目薬における処方薬と市販薬の違いとは

目薬の違い_02

病院で処方される目薬の特徴は、配合されている有効成分が1つか、複数含まれる場合でも数が少なく、症状に対してピンポイントに効果が得られることです。また、市販薬に比べると含まれる有効成分の濃度が高く、効果を実感しやすい反面、副作用が強く現れるケースもあります。

一方で、市販の目薬には有効成分が複数配合されているものが多く、さまざまな目の症状に対して一定の効果を発揮するのが特徴です。処方薬に比べると有効成分は低濃度で、副作用の出にくいものを使っているケースが多く、比較的安全性が高いこともポイントでしょう。

ただし、市販薬には、塩化ベンザルコニウムなどの防腐剤をはじめとした添加物が比較的高濃度で含まれているケースが多く、有効成分による副作用は少ないものの、含まれる添加物による副作用が起こるリスクはあります。

病院で処方される目薬と市販の目薬の違いをまとめると、以下のようになります。

【病院で処方された目薬の特徴】

・有効成分は1種類のものが多い
・有効成分の濃度が高く、症状に対する効果が出やすい
・市販薬に比べると、副作用が出やすい
・防腐剤などの添加物が比較的少ない(開封した目薬の使用期限の目安は、個々の目薬にもよるがおよそ1ヶ月)

【薬局などで購入できる市販の目薬の特徴】

・有効成分は複数含まれていることが多い
・有効成分の濃度が低く、処方薬に比べると副作用が出にくい
・防腐剤などの添加物が比較的多い(開封した目薬の使用期限の目安は、個々の目薬にもよるがおよそ2~3ヶ月)

メントール入り目薬は市販薬だけ

目薬の違い_03

病院で処方される目薬と市販の目薬との大きな違いとしてもうひとつ、メントールが含まれているかどうかが挙げられます。

メントールとは、ハッカなどに含まれる清涼感のある成分です。メントール入りの目薬をさすとスーッとした爽快感がありますが、メントール自体に医学的な効果はないため、処方薬にメントールが含まれることはありません。そのため基本的には、メントールが含まれている目薬は市販のものだけとなります。

メントールに薬効はありませんが、メントールが眼球に何らかの悪影響を及ぼす可能性も極めて低いとされています。そのため、爽快感が心地よく感じられるのであれば、メントール入りの目薬を使用しても問題ありません。

しかし、心地いいからと短い間隔で何度もさすのは禁物。用法・用量を守って正しく使用することを心がけてください。

また、メントール入りの目薬をさした際、異常にしみるような感覚があったり強い刺激や痛みを感じたりする場合は、目の表面に傷がある可能性があります。その際はいったん目薬の使用を中断し、すみやかに眼科医の診察を受けてください。

市販の目薬を選ぶ際に注意すべきこと

目薬の違い_04

病院では、目の症状や病態に合った目薬を医師が処方してくれます。それと同じで、市販薬を選ぶ際も、現在の目の症状・状態に合った目薬を選ぶことが重要です。薬局などで市販の目薬を購入する場合は、薬剤師に症状をこまかく説明し、適切な商品を選んでもらうのがおすすめです。

また、市販の目薬には防腐剤を代表とする添加物が多く含まれていることが多いのですが、目薬に含まれる防腐剤は、必ずしも悪いものではありません。防腐剤が適度に含まれているからこそ、開封後も雑菌が繁殖することなく、目薬を長く清潔に使うことができるためです。

とはいえ、防腐剤が眼球に大きな影響をもたらすことも事実です。特に、『塩化ベンザルコニウム』は目への刺激が強い成分なので、防腐剤として使われているものは避けたほうがいいでしょう。

市販の目薬にも、防腐剤の含まれていない使い切りタイプがあります。ただし、防腐剤の含まれていないものは使用期限が非常に短いので、正しい使用方法も含め、薬剤師に確認してから購入することをおすすめします。

「症状が比較的軽い」「忙しくて病院にいけないから一時しのぎ」という場合に、市販の目薬は重宝します。しかし、目薬も“薬”である以上、効き方や副作用の有無には個人差があります。

ベストなのはやはり、眼科へ行って自分に合った目薬を処方してもらうこと。市販の目薬を使用してもなかなか症状が改善されない場合は、早めに眼科を受診してください。

▼意外と知らない?目薬の正しい使い方をチェック!
防腐剤について(ロート製薬 商品情報サイト)
1回1滴で十分!2滴以上は逆効果!目薬の正しいさし方教えます
これはOK?あれって本当?!目薬にまつわる疑問まとめ
これって副作用だったの!?意外と知らない目薬の副作用と対処法

参考
やさしい医学解説|茨城県厚生連
http://www.ib-ja.or.jp/kouseiren/ibs/255.html
目薬について|大阪梅田のワタナベ眼科
http://www.jpncl.com/c25.htm
【薬剤師が教える】ドライアイに目薬は効果がある?効果的な目薬の選び方|くすりの相談室
https://kusuri-soudan.com/dryeye-eyelotion-4164/#3-2
眼科医から見た目薬のお話。「目薬ってなんでしょう?」
https://sapporo-medicalpage.net/report/archives/361

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