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【眼科医監修】しつこい眼精疲労をお風呂でリセット!目が元気になって若返る入浴術

【眼科医監修】しつこい眼精疲労をお風呂でリセット!目が元気になって若返る入浴術

スマホが欠かせない現代人にとって、避けては通れないのが疲れ目です。目の疲れは放っておくと翌日以降も残ってしまい、さらに深刻な眼精疲労を引き起こす可能性があります。

ところがそのツラい症状、お風呂の入り方を工夫するだけで劇的にラクになることをご存知でしょうか?今日からすぐにマネしたくなる、目にいい入浴術をご紹介します。

現代人を最も悩ませる疲労は肩こりではなく、眼精疲労だった!

時代とともに疲労の質は変わってきています。ひと昔前の疲労といえば肉体的な疲労でしたが、スマホやパソコンの長時間使用が当たり前となった現代の疲労はずばり、目の疲労です。ここで、その裏づけとなるデータをご紹介しましょう。

東京ガス都市生活研究所が20代から60代の男女1,000人を対象に「健康美容に関する悩み」を調査したところ、全ての年代で「眼精疲労・目の疲れ」がトップを占めていることが判明しました。疲労の代名詞である「肩こり」を2位におさえての1位です。

スマホの普及で生活は便利になった一方で、世の中は眼精疲労の人間で溢れかえっているというわけです。

そもそもなぜ、眼精疲労は起こるのでしょうか?一番の原因は、目の周りに密集する筋肉の緊張です。

私たちの目は至近距離でモノを見続けていると、目元の筋肉が緊張してこり固まる“フリーズ状態”におちいります。その結果、遠近のピントが合わせづらくなったり、視界がかすんだり、目の奥に痛みや違和感が出るなど、正常な機能を果たせなくなります。これが眼精疲労の正体です。

くり返しになりますが、眼精疲労は目元の筋肉がこり固まっている状態です。蒸しタオルや市販のホットアイマスクで目元を温めると、目がラクになったように感じるのは血行がよくなることで筋肉がほぐれるからです。

目元を温めることは疲れ目対策に有効ではありますが、もっと簡単で目の疲労回復に効果バツグンの方法があります。それが、入浴なのです。

全身浴5分+半身浴10分のあわせワザで眼精疲労を劇的に解消!

何も意識せずに入浴しても、軽い疲れ目程度なら少しはラクになります。しかしながら頑固な眼精疲労を解消するにはコツが必要です。

『バスクリン社員が教える究極の入浴術』によると、入浴効果を決定づける要素は、お湯の温度、お湯の量、入浴時間の3つ。これらを調整して入浴することで、眼精疲労を解消することができるそうです。早速そのメソッドをご紹介しましょう。

【眼精疲労を解消する入浴法】

湯温:春夏は39℃ 秋冬は40℃

【まずは全身浴を5分】

眼精疲労の方は肩こりも同時に起こしていることが多いですから、肩までしっかり湯船に浸かります。肩まで浸かることで全身の血流を促進させ、お湯の浮力でこり固まった筋肉の緊張を解きほぐす効果があります。

入浴しながら肩をまわす、腕の上げ下ろしなど簡単なストレッチをくわえるとさらに効果倍増です。

【次に半身浴を10分】

お湯の量を減らします(湯量の目安は胸とおヘソの中間くらい)

湯船のお湯で軽くしぼったタオルをまぶたの上にのせ、瞳を閉じて10分、半身浴で入浴します。半身浴にすることで心臓に負担をかけることなく、カラダの芯から温めることができます。

さらにタオルの温かさによって目元の血管が拡張され、目の疲労物質や老廃物の排出がスムーズに。まぶたを閉じながら眼球をぐるぐるまわすとさらに効果的です。

全身浴5分→半身浴10分を終えて目をあけると、目の疲れがラクになり、視界がパッと明るくなっていることに驚くはずです。ぜひ今晩のバスタイムからお試しください。

湯船に入れるだけで眼精疲労がラクに!入浴剤とアロマオイル

ドラッグストアの棚にずらりと並べられた入浴剤を前に、どれを選べばいいのか悩んだことはありませんか?入浴効果を高めるためには、入浴剤も賢く使い分けたいところです。ここでは入浴剤を選ぶ際のチェックポイントをご紹介します。

【眼精疲労に効果的な3つの有効成分】

1.炭酸ガス…お湯に溶け出した炭酸ガスが末梢の血管に入り込むことで血流促進の効果あり。
2.硫酸マグネシウム、3.硫酸ナトリウム…温泉に含まれる代表的な有効成分。血流を促進し、体の表面にベールを作ることで体から熱を逃がさないようにする保温効果あり。

以上の3つが眼精疲労に効果的な有効成分です。入浴剤のパッケージ裏面には配合量が高い順に記載されています。購入する際はこれらの有効成分が最低でも1つは配合されている入浴剤を選ぶようにしましょう。

また、「入浴剤は好きなんだけど、香りが物足りない」という方には、アロマオイルを使ったアロマバスがおすすめです。

【アロマバスのやり方】

お湯をはった湯船にアロマオイルを5滴入れ、よく混ぜれば完成です。
*肌の弱い方は、ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどのキャリアオイル5mにアロマオイル5滴を入れて混ぜたものを湯船に入れましょう。

【眼精疲労におすすめのアロマオイル】

●ラベンダー…心をリラックスさせ、疲れ目の疲労回復の効果あり。
●ユーカリ…こわばった目元や肩まわりの筋肉の緊張をほぐす効果あり。
●カモミール…鎮静作用があり、眼痛や頭痛をやわらげる効果あり。

「今日は目が疲れたな…」と感じる日は神経も高ぶっているものです。お気に入りの入浴剤やアロマバスを利用して、気持ちを落ち着かせてあげましょう。39℃から40℃のぬるめのお湯に15分浸かれば、ぐっすりと深い眠りに導いてくれるはずです。

明るい浴室はもう古い!?最先端の入浴法は『闇風呂』

疲れ目を自覚していても「なかなか目を休める時間がとれない」というのは、現代人共通の悩みです。ならば、短い時間で効率的に目を休め、少しでも疲労回復したいものです。

そこでおすすめしたいのが、現在Twitterで話題の「闇風呂」です。ネーミングがあやしいのですが、要するに「浴室の電気を消して湯船に浸かる」至ってシンプルな入浴法です。

夜間に明るい光を目にしてしまうと、メラトニンという睡眠物質の分泌が減少してしまい、寝つきが悪くなるといわれています。疲れ目を解消するためには良質な睡眠が不可欠ですから、明るい浴室は目のためにはNGなのです。

一方の闇風呂は明るい光をシャットアウトして入浴しますから、その後の熟睡効果も期待できるというわけです。

早速、闇風呂のルールをご紹介しましょう。

【闇風呂のルール】

●脱衣所の明かりだけ。もしくはアロマキャンドルの明かりだけで入浴する

* 完全な暗闇は転倒の恐れがあり、危険です。薄暗い程度の明るさを心がけましょう。

●39℃から40℃の少しぬるめの湯船の15分浸かる

ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスできます。さらに全身の血流がアップすることで目元の筋肉疲労の回復に効果的です。

その一方で42℃以上の熱いお湯は交感神経が活発になってしまい、アドレナリンという物質が分泌されます。アドレナリンは血圧を上げたり、脈拍を早くするなど、体が戦闘態勢になってしまうためNGです。

はじめは抵抗があるかもしれませんが、一度試すとハマる人続出という闇風呂。ぜひ今夜のバスタイムから試してみてはいかがでしょうか。

湯船につかる時間がない…シャワー派でもOKな眼精疲労テク

深夜に残業を終え、クタクタになって帰宅したところで、バスタブにお湯をはってゆっくり入浴、というのはあまり現実的ではありません。シャワーを済ませて、一刻も早くベッドに入りたいはずです。

そんな超お疲れモードの日でも、手軽に眼精疲労をやわらげる方法をご紹介します。その方法とは、「シャワーで目元を温める」です。「そんなのいつもやってるから…」という声が聞こえてきそうなので、詳しく説明しますと「42℃のシャワーで目元を温める」です。

このメソッドは、東京ガス生活研究所が正式に発表している「目の疲労回復に効果的なシャワー活用法」です。研究所の実験によると、目が疲れた状態の男性10名に、その後シャワーなしの場合と、42℃と32℃のシャワーを計6分間、目の周囲に当てた場合の差を調査したそうです。

すると、42℃のシャワーを当てた場合、疲労によって一時的に低下した視力の早期回復、目のすっきり感の増加、しょぼしょぼ感の減少など、眼精疲労の回復効果が確認できたのです。

一方の32℃のシャワーでは、やや視力は回復したものの普段の視力に戻るにはいたらず、シャワーなしの場合は視力回復に最も時間がかかったそうです。

説明が長くなりましたが、結論は「42℃のシャワーで目元を温めると、眼精疲労の回復に有効である」です。熱いシャワーが苦手な方には無理におすすめはしませんが、試してみる価値あり!です。

眼精疲労からドライアイまで!目にいいと評判の3大温泉

「普段はシャワー派だけど、温泉は大好き」という方は多いのではないでしょうか。入浴術のしめくくりはこちら、「目にいい温泉」です。日本全国3,155カ所の温泉地の中から、目にいいと評判の3大温泉をご紹介します。

【姥子温泉】(うばこおんせん) 神奈川県足柄下群箱根町

昔話で有名な金太郎(坂田金時)が枯れ枝で目をついてケガをしてしまったとき、姥が発見したこの温泉で目が回復した、という伝説が語り継がれている温泉です。

入浴ポイント:「お湯で目を洗うと眼病が治る」という言い伝えから、目を洗う方が多そうです。肌の若返りや婦人病、肩こり、胃痛、腰痛の効能あり。

【微温湯温泉】(ぬるゆおんせん) 福島県福島市桜本字温湯

「ぬる湯」という名のとおり、湯温が32℃と非常に低いのが特徴です。溶岩流の下から湧き出る源泉が「眼病に効く」といわれ、江戸庶民に親しまれていたそうです。

入浴ポイント:殺菌効果の強いミョウバン成分が含まれており、時間をかけて入浴することで白内障や結膜炎などの眼病によいとされています。このお湯で目を洗うことで眼精疲労やドライアイにも効能あり。

【貝掛温泉】(かいかけおんせん) 新潟県南魚沼郡湯沢町三俣

源泉100%かけ流しの“目薬の湯”は、あの上杉謙信の隠し湯としても知られる、源泉100%かけ流しの温泉です。昔から「目薬の湯」と呼ばれ、こちらの源泉を使った目薬が政府公認で販売されていたそうです。

入浴ポイント:眼科で目を洗うときに使う殺菌効果のあるメタホウ酸という成分が含まれているため、このお湯で目を洗うと白内障やドライアイ、眼精疲労などに効果があるといわれています。

毎日積み重なる目の疲労は、じわじわと心身をむしばんでいきます。目の疲れを翌日に持ち越さないためにも、今回ご紹介したメニューの中からまずはひとつ、できそうなものをお試しください。その入浴法を習慣にできれば、きっとあなたの目は元気に変わっていくはずです。

【眼科医】川原先生コメント
目の疲れを取るために目を温めることは非常に有効です。眼精疲労から肩こり、全身の慢性疲労につながることもあるためきちんと目のケアをしましょう。温泉のお湯で目を洗う際には事前に目に異常がないか確認するようにして下さい。場合によっては目の傷から菌が入り感染症で失明に至る危険性もあります。眼科で治療中の場合には目を洗うことは避けるようにしましょう。

 

▼合わせて読みたい!目とカラダの健康維持に繋がる入浴法はコチラ
《専門家監修》肩こり、首こりをほぐす!正しいお風呂の入浴法について専門家に聞いてみた
ぐっすり寝て目を休めよう!良質な睡眠を得るための入浴ポイント

▼目の疲れが気になる方は、お風呂に入って疲れをリセット!
目のトラブルについて~眼精疲労/疲れ目~(ロート製薬 商品情報サイト)

〈参考〉
東京ガスが集積・分析したデータで読み解く暮らしのトピック
https://biz.tokyo-gas.co.jp/kodate/trend/pdf/data1404.pdf
【いたわりセルフケア】目の疲れを解消する はぴばす 株式会社バスクリン
https://www.bathclin.co.jp/happybath/maintenance180614/
疲れ目、放っておくと全身の不調の原因に|WOMAN SMART|NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO84776710U5A320C1000000
お風呂に直接入れちゃダメ!意外に知られていないアロマの常識 アロマセラピー資格取得検定講座
https://www.designlearn.co.jp/aroma/お風呂に直接入れちゃダメ!意外に知られていないアロマの常識
暗闇で疲れにサヨナラ!眼科医もすすめる噂の#闇風呂って? (2017年10月20日) – エキサイトニュース
https://www.excite.co.jp/news/article/Beauty_co_007751/
疲れ目対策にはシャワー! 効果的な温度は何度 【調査結果あり】 東京ガス ウチコト
https://tg-uchi.jp/topics/1402
東京ガス : プレスリリース / 東京ガス都市生活研究所が都市生活レポート「シャワーによる眼の疲労回復効果」を発行
https://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20120822-01.html
疲れ目はお風呂でスキッと解消|からだにいいことWeb
https://media.karakoto.com/health/aCB2O
『「昨日の疲れ」がとれちゃう本』日本文芸社
『お風呂の達人 バスクリン社員が教える究極の入浴術』石川泰弘著/草思社
『「昨日の疲れ」が抜けなくなったら読む本』西多昌規著/大和書房

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ライターみやま ゆかり

中央線在住のフリーランスライター。美容から恋愛指南、書道まで守備範囲の広さがウリ。現在は女性コミック誌『aya』(宙出版)にて連載中のビューティーマンガ『WELCOME 綺麗堂』の取材・原作担当。著書『WELCOME 綺麗堂』が宙出版より好評発売中。

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医学博士、川原眼科院長川原 周平先生

モットーは「常に最新、最良の眼科医療をアップデートし提供し続けること」。毎朝、コーヒー豆を挽いてじっくり抽出して飲むのが日課。

目ディア

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