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ありとあらゆる化学物質に体が反応してしまう……『化学物質過敏症』の症状と対策について

ありとあらゆる化学物質に体が反応してしまう……『化学物質過敏症』の症状と対策について

『化学物質過敏症』とは、化学物質に反応して頭痛やせきなどのアレルギー症状が起きる疾患で、花粉症やシックハウス症候群と間違われることもあります。

やっかいなのが、一度化学物質過敏症を発症すると、重症の人では日常生活における微量な化学物質にも体が反応してしまうこと。

今回は、さまざまな体調不良を引き起こす化学物質過敏症について調べてみました。

化学物質過敏症ってどんな疾患なの?

化学物質過敏症_02

化学物質過敏症では、日常生活におけるさまざまな化学物質に反応し、アレルギー症状を引き起こします。症状は花粉症やシックハウス症候群と似ていますが、これらの疾患と明らかに違うのは、アレルゲンの内容と症状の幅が広いことです。

花粉症はスギやイネなどの花粉、シックハウス症候群はホルムアルデヒドや防腐剤などがアレルギーの原因です。対して化学物質過敏症を発症した人は、たばこの煙や殺虫剤、印刷物のインク、シャンプーやボディソープなどのケア用品、衣類用の洗剤、コロンなどの芳香剤類といったように、身の回りにあるさまざまな化学物質に反応してしまいます。

しかしながら、化学物質過敏症へ関心を持ってその治療にあたる医師の数がまだ少なく、明らかに不調が見て取れるにもかかわらず、「気のせい」「異常なし」といった診断を受けるケースが少なくありません。

きちんと化学物質過敏症と診断されるまでに、いくつもの医療機関を巡った人もいます。また、周囲の理解を得られにくい病気でもあり、悩みを抱え苦しんでいる患者さんが多くいます。

化学物質過敏症を発症するとどうなるの?

化学物質過敏症_03

化学物質過敏症は症状も多種多様ですが、インフルエンザのように「高熱が出る」「関節が痛くなる」といった明確な症状はないため、見逃されてしまうこともあります。主な症状について以下にまとめます。

【目】

目がかすむ、目がかゆくなる、ゴロゴロ感がある、まぶしくなる、ものが二重に見える、涙が出やすくなる、目が疲れやすくなる、など

【鼻】

鼻水が出る、鼻が詰まる、鼻がかゆくなる、鼻血が出る、など

【耳】

耳鳴りがする、痛みを感じる、音が聞こえにくくなる、中耳炎を発症する、など

【口・のど】

のどが痛む、のどが詰まる、口内が乾く・ただれる、飲み込みにくくなる、味がわかりにくくなる、声がかすれる、など

【呼吸器・循環器】

せきやくしゃみが出る、息苦しく感じる、不整脈になる、胸に痛みがある、ぜん息のような症状が出る、など

【消化器】

下痢や便秘になる、吐き気や胃のむかつきがある、小腸炎・大腸炎を起こす、など

【精神・自律神経】

頭痛がする、頭が重くなる、手足がふるえる、うつや不眠を発症する、思考力や記憶力が低下する、など

上記で紹介したのは症状のほんの一部で、ほかにも泌尿器や皮膚、筋肉、関節など、全身のありとあらゆる場所にさまざまな症状が現れます。

化学物質過敏症を発症しないための対策は?

化学物質過敏症_04

化学物質過敏症を発症するメカニズムは、花粉症と同じです。大量の化学物質にさらされたり、量は少なくても長期間にわたってくり返し化学物質にさらされたりすることが、発症の引き金となります。

つまり、これから化学物質過敏症になってしまう可能性は、誰にでもあるのです。

化学物質過敏症を予防するには、花粉症と同じく、物理的に化学物質に触れないようにすることが重要です。現代では生活のあらゆる場面で化学物質が使われていますから、以下のような対策を行い、日頃から意識して避けるようにしましょう。

・室内の空気をきれいに保つ(こまめな換気、空気清浄器の活用など)
・殺虫剤、消臭剤、芳香剤などの使用はできるだけ避ける(「あると便利だけどなくても困らない」ものは使わない)
・添加物を多く含む加工食品などを極力控える
・合成洗剤ではなく石けんを使う
・住宅の新築や改築、改装時は化学物質を含まない建材を使ってもらえるよう業者に相談する
・適度に運動をして、汗をかくよう心がける

もし発症しているかも……と感じたら自己判断せずに、化学物質過敏症に対応しているか電話などで事前に確認のうえ、医療機関を受診しましょう。

化学物質過敏症と診断するにはほかの疾患である可能性を排除する必要があるため、体の症状だけでなく、出生地や家族の喫煙歴、暖房の種類、職場や住居の環境など、こまかく問診が行われます。きちんと答えられるように、気になったことはメモなどを取っておくとよいかもしれません。

化学物質過敏症は普通に生活しているだけでも発症の可能性のある疾患ですが、少しの心がけで予防できます。換気をする、日常生活で使うものは自然派のものを使う、などの心がけを普段から意識して、快適に毎日を過ごしましょう。

▼化学物質が目に与える影響について知りたい方はこちら!
気になる目のチカチカやめまい、住まいが原因で起こっているかも!? シックハウス症候群とは
洗剤やパーマ液が目に入った! 『化学眼外傷』の正しい対処法って?

▼この時期気になる花粉症についてはこちら
花粉症基礎知識!!(ロート製薬 商品情報サイト)

〈参考〉
化学物質過敏症支援センター|化学物質過敏症について
http://www.cssc.jp/cs.html
ふくずみアレルギー科|化学物質過敏症
http://fukuzumi-allergy.com/knowledge/cs/
世界仰天ニュース|化学物質過敏症と戦う美女
http://www.ntv.co.jp/gyoten/backnumber/article/20171031_03.html

目ディア

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