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【眼科医監修】中高年になると増える目の病気『加齢黄斑変性症』セルフチェック

【眼科医監修】中高年になると増える目の病気『加齢黄斑変性症』セルフチェック

日本ではあまりなじみのなかった目の病気、『加齢黄斑変性症』が年々急増しています。片方の目から症状が起こるために非常に見落としがちなこの病気、実は簡単に自分でチェックする方法があるのです。

▼『加齢黄斑変性』の詳しい記事はコチラ
欧米では失明原因の第1位!日本人にも増殖中の『加齢黄斑変性』ってどんな病気!?

50歳以上の80人に1人が発症!早期発見するにはセルフチェックを

『加齢黄斑変性症』は、アメリカでは成人の失明原因のトップを占める病気です。これまで日本では少ない病気だと考えられていましたが、社会全体の高齢化や食生活の欧米化により、年々急増しています。

最近では、50歳以上の1.2%(80人に1人)が患っているともいわれ、中高年にとっては他人事ではない病気です。

この加齢黄斑変性症を早期に発見するためには、日ごろのセルフチェックが大切です。あなたの普段の見え方を思い出しながら、次の3項目をチェックしてみましょう。

【加齢黄斑変性症/視界チェックリスト】

その1・・・物がゆがんでみえる

(例)人の顔を正面から見ると、鼻の周辺がゆがんでみえる。

その2・・・視野の中心がぼやける

(例)人の顔を正面から見ると、鼻や目の辺りが判別しにくくなる。

その3・・・視野の中心が黒ずむ

(例)人の顔を正面から見ると、鼻の周辺が暗く、見えにくくなる。

この3つは、加齢黄斑変性症の代表的な症状です。ひとつでも当てはまる項目がある方は、加齢黄斑変性症の可能性があります。

見るだけでわかる!超簡単な『アムスラーチャートテスト』

上記チェックリストにひとつでも当てはまった方は、次に『アムスラーチャートテスト』をおこなってみましょう。

●アムスラーチャートテストとは?

アムスラーチャートと呼ばれる碁盤の目のような図を使った視野検査の一種。見え方をチェックするだけで、加齢黄斑変性症の早期発見につながります。


出典:Retina Specialists−Screening for eye diseases

① アムスラーチャートを用紙に印刷して、壁に貼り付ける。
  (※またはPC画面に表示する)
② 用紙から約30cm離れる。
  (※またはPC画面から30cm離れる)
③ 右目を右手で覆い、左目のみで表の中央にある黒い点を見つめる。
④ 右目も同様におこなう。

※注意点※
・普段、メガネや老眼鏡をかけている場合は装着したままおこなう。
・両目同時におこなうのではなく、必ず片目ずつチェックする。

いかがでしたか?
下記の画像のように、チャートが薄暗く見えたり、ゆがんで見えたり、欠けて見えたりする場合には、加齢黄斑変性症の可能性があるので要注意!早めの眼科受診をおすすめします。


出典:Irregular Webcomic!−Eye check


出典:J.L.McAteer−Eye Problems

加齢黄班変性症の治療が遅れると、日常生活すら困難になることも……

加齢黄斑変性症は進行するほど治療が困難になるため、早期発見が何よりも大切です。とはいえ、病気をよく知らない方にとってはいまいちピンとこないかもしれません。

そこで、アルコン ファーマ株式会社が運営するサイト『加齢黄斑ドットコム』に寄せられた患者さんの体験談の一部をご紹介します。

【高橋さん(仮名)75歳】
■40歳で左目に、68歳で右目に発症

“現在は両眼ともに加齢黄斑変性で、視力はどちらも0.1(矯正視力)くらい。左目のほうが右目よりは見えるので、どちらかといえば左目をたよりに見ていることが多いです。”

“生活のなかでいちばん役に立っているのは、拡大読書器と大型テレビです。拡大読書器を使うときには、52インチのテレビに映して見ています。そのくらいの大きさでやっと字が読める。”

“孫が遊びに来たときに、「おじいちゃん、いっぱい歯磨き粉つけるね」と言われて、そうなのかと初めて気がついたんです。白い歯ブラシに白い歯磨き粉だと、どれくらいの量をつけているかわからないんですね。”

引用元:http://www.kareiouhan.com/patient/experience/experience07/page01.html

このように、加齢黄斑変性症が進行してしまうと、普通の日常生活が困難になってしまうことがあります。

自分だけは大丈夫と過信せず、50歳を過ぎたら定期的なセルフチェックを習慣にしましょう。あなたの目は、何物にも変えられない一生の“視産”なのですから。

【眼科医】眞鍋先生からのコメント
お年を取ると、右左を隠して確認をしないと、片方が見えていないことがわかりません。時々チェックをしてください。喫煙はまったくよくありませんので、禁煙をしてください。予防にはサプリメント摂取があります。カフェインもよいという報告もありますが、眼科で相談してください。

 

▼目もアンチエイジング!
加齢黄斑変性とは?(ロート製薬 商品情報サイト)

【参考】
加齢黄班ドットコム−自己チェック
http://www.kareiouhan.com/selfcheck/
『これで安心!中高年の目の病気~白内障・緑内障・加齢黄斑変性など』湯澤美都子/監修、服部隆幸/監修(高橋書店)
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ライターみやま ゆかり

中央線在住のフリーランスライター。美容から恋愛指南、書道まで守備範囲の広さがウリ。現在は女性コミック誌『aya』(宙出版)にて連載中のビューティーマンガ『WELCOME 綺麗堂』の取材・原作担当。著書『WELCOME 綺麗堂』が宙出版より好評発売中。

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