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併用は…?飲み薬との相性は…?眼科医が教える!目薬にまつわる豆知識

併用は…?飲み薬との相性は…?眼科医が教える!目薬にまつわる豆知識

出典:Reader’s Digest「6 Health Products That May Be a Waste of Your Money」

乾き目に疲れ目にと、特別な目の疾患がなくても、目薬が手放せない人も少なくないのではないでしょうか?最近では、一部のコンビニでも購入できるようになりました。

しかし目薬は、あくまでも医薬品。万が一間違った使い方をしてしまうと、トラブルを招く可能性も否定できません。

そこで今回は、知って得する目薬の豆知識について、眼科医・岡野先生に聞いてきました!

注目すべきは「成分の重複」!2種類以上の目薬の併用はアリ?

目薬あれこれ_02
出典:Joel Hunter MD Blog「Two Things You Should Know About Artificial Tears」

デスクワークによる目の疲れと、花粉症による目のかゆみ……。

6月に入ると花粉症のピークは過ぎますが、普段からこの2つに同時に悩まされているという方も多いのではないでしょうか?

こんなとき、症状を緩和してくれる強い味方が「目薬」です。

しかし実は、用途別に2種類以上の目薬を同時に使用するのはオススメできません

併用してはいけない大きな理由は、「成分の重複」にあります。市販されている目薬の多くに配合されているのが「防腐剤」ですが、防腐剤は目薬を安心して使うための配慮である一方、角膜を傷付けてしまうおそれがあります。

2種類の目薬を使用すれば、自ずと点眼される防腐剤の量も2倍となるため、角膜へのリスクが高まってしまうのです。

また、スーッとする成分「メントール」についても同様です。その清涼感により、目の違和感だけでなく気分もリフレッシュさせてくれる「メントール」。しかしこちらは添加物のため、併用しようとする目薬の2つに配合されていた場合、目に悪影響となる可能性があります。

ただし医師から処方された目薬であれば、2種類以上の併用も問題ありません。

この場合、薬液が流れてしまわないようトロッと粘度の高い目薬を後に使用し、1つの目薬を点眼するごとに5分ほど間を置くようにしましょう。

「お薬手帳」がモノをいう!目薬と飲み薬の併用で注意すべきポイントは?

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では、目薬と飲み薬(内服薬)の併用については、どうなのでしょうか?

取り立てて気にする必要はないといいますが、『緑内障』の治療をしている方を例に挙げてみましょう。

緑内障の治療に用いられる目薬の1つに、眼圧を下げる「βブロッカー」という薬があります。これは呼吸系、心血管系の治療にも使用される内服薬です。

そのため目に作用するとともに、呼吸器官や心臓、血管にも作用してしまうケースがあるのです。

ただ岡野先生によると、「目薬と内服薬の併用については、医師が心配すること」であるそうです。

そこで私たちにできることは、現在、服用している薬が明確に分かるよう、眼科を受診する際には「お薬手帳」を持参することです。

服用しているお薬がなくても、過去の病気や気になることがあれば、躊躇せずに眼科の先生に相談するようにしましょう。

お腹の赤ちゃんに影響はないの?「妊娠中」の目薬の使用について

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さて、お次は妊娠中の目薬の使用についてです。

飲み薬との併用同様、基本的にはあまり気にする必要はありません。一般的には、お腹の中の赤ちゃんの器官が形成される4〜11週目くらいまでは、医師の処方のない目薬については避けたほうが安心といえるようです。

しかし、あくまで「医師の処方のない目薬」の使用を避けたほうがいいのであって、目薬の使用を無理に我慢する必要はありません。

例えば春や秋など、花粉症に悩まされる方は多いと思います。しかし岡野先生によれば、妊娠中でも経験上安心して使用出来る点眼薬もありますし、問題が出ないように使用する方法があるそうです。「妊娠中なのですが……」と、遠慮せずに眼科医に相談するようにしましょう。

またコンタクトを使用している方の多くが目の乾きに悩まされ、コンタクト用の目薬を使用していると思います。そのうえ妊娠中だとつわりから不眠となり、より目に負担がかかるケースもあるそうです。

さらに出産後は視力が変わったり、生活環境そのものが変化し、出産前より近くのモノを見る頻度が多くなったりすることから、コンタクトの度数変更が必要となります。

そのため岡野先生は「妊娠中の目薬の使用が気になるなら、出産後の度数変更のことも考え、コンタクトの使用を必要なときだけ一日使い捨てレンズに変更するか、産後半年程度までお休みするのもいいでしょう」とアドバイスしています。

以上、目薬に関する豆知識のご紹介でした。いかがでしたか?

基本的には、目薬を使用する際にあまり細かいことを気にする必要はないようです。しかし、緑内障の方や妊娠中の方でなくとも、目における2つの症状に同時に悩まされるようなら、眼科を受診して適切な処方を受けることが大切です。

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取材・文/大谷享子
目ディア

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