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お子さんが視力検査で引っかかったら……眼科医に学ぶ初めてメガネをつくるときのポイント

お子さんが視力検査で引っかかったら……眼科医に学ぶ初めてメガネをつくるときのポイント

子どもたちにとってワクワクの新学期のはじまりは、保護者の方からすればちょっと不安なタイミングでもあるはず。なぜなら、学期のはじまりには健康診断が行われるからです。「大切な我が子の体に異常はないだろうか……」と心配する親御さんは多いことでしょう。

そこで今回は、お子さんが初めてメガネをつくるときのポイントを、眼科医の岡野先生に聞いてきました。備えあれば憂いなし!もしお子さんにメガネが必要になっても、以下にご紹介するポイントを知っておけば安心ですよ。

メガネは立派な医療器具!値段だけで選ぶのはNG

子どものメガネ_02

「お子さんのメガネをつくるうえでまず徹底してほしいのは、必ず眼科で検査を受け、処方箋を出してもらうことです。眼科にかからずにメガネ屋さんに行ってしまう方がまれにいますが、メガネ屋さんでは単純な視力検査はできても、目に異常があるかどうかは診られません」と、岡野先生は教えてくれました。

私たちは“視力が悪い=近視”と決めつけてしまいがちですが、たとえば角膜に炎症が起きていたり、視環境がよくなかったり(テレビを見る部屋が暗いなど)することで視力が落ちている場合もあります。その場合、根本的な原因を解決しなければ、視力がどんどん悪くなることもあるのです。

放っておけば、大きな病気にもつながりかねません。メガネをつくるときは、必ず医師の診断を受けて、処方箋を出してもらいましょう。

また、岡野先生はメガネ屋さんの質にもこだわってほしいと話します。

メガネは立派な医療器具その調整にはプロの技術が必要です。しかし、最近では安い価格だけを売りにした、質が高いとはいえないメガネ屋さんも多くあります。スタッフ教育をとっても、あるメガネ屋さんでは研修に2年をかけているのに、かたや半日で研修を終えてしまうところも……これでは差が出るのは当然ですよね。スタッフの技術やアフターフォローの内容もチェックして、いいメガネ屋さんを選ぶようにしてください」。

子どものメガネにまつわる“あるある”な疑問に眼科医が回答!

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ここからは、お子さんのメガネに関する“あるある”な疑問を、眼科医にぶつけてみました。デザインや機能に悩んだり、そもそもお子さんがメガネを嫌がったり……そんな保護者のみなさんの声に、岡野先生が答えます。

Q1:どれくらいの視力になったらメガネが必要なの?

基本的には、視力が0.7以下になったらメガネが必要とされています。それ以外でも、家でテレビを見たり本を読んだりするときに、目を細めるようになったら要注意。よく見えないことにストレスを感じている可能性があります。

また、姿勢が悪くなるのも視力が低下しているときに見られる特徴です。この状態で放っておくと、視力がさらに悪くなる可能性もあります。速やかに眼科にかかって相談してくださいね。

Q2:メガネのデザイン選びは子どもに任せても大丈夫?

お子さんのメガネのデザインで注意すべきポイントは、鼻あてです。お子さんは大人よりも鼻が低いので、鼻あてがないデザインのメガネだとずり落ちやすいんです。しっかりした鼻あてさえあれば、あとはお子さんの好みを聞きながら選んで大丈夫ですよ。

Q3:レンズにブルーライトカットはつけるべき?

ブルーライトカットをつけてはダメということはありませんが、お子さんの場合はつけないことをおすすめします。なぜなら、ブルーライトカットレンズは、近視抑制に効果があるといわれているバイオレットライトまで跳ね返してしまうからです。

基本的に、ブルーライトが目に悪さをするのは、暗い環境で画面を見ているとき。ブルーライトカットはつけず、テレビやパソコンを見るときは部屋を明るくしてあげるのがいいでしょう。

バイオレットライトについてはこちらの記事でもご紹介しています。
近視を抑制できる!?太陽光に含まれる『バイオレットライト』の効果とは

Q4:子どもがメガネをかけるのを嫌がるのですが……。

お子さんがメガネを嫌がる理由として考えられるのが、かけ心地の悪さですね。

メガネはつくっておしまいではなく、こまめに調整してあげることが必要。本人が快適に使える形にすることもそうですが、使い続けるうちにどうしても緩んでくるので、直してあげなければならないんです。

こうしたデリケートな調整が必要だからこそ、ぜひメガネ屋さん選びにはこだわってください。

それから、見た目が変わることで友達にからかわれるなど、精神的な問題が原因のケースもあるでしょう。この場合は、保護者の方がうまくサポートしてあげてください。メガネの役割や、かけることによるメリットを丁寧に説明してあげるといいですね。

ご紹介したポイントを押さえれば、きっとお子さんが快適に使えるメガネをつくれるはず!大切なお子さんの目を、良質なメガネでしっかりサポートしてあげてくださいね。

▼お子さんの目に関するそのほかの記事はコチラ!
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文/中島香菜
目ディア

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