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【専門家監修】そのしつこい疲れ目、原因は頭蓋骨のこりかも?

【専門家監修】そのしつこい疲れ目、原因は頭蓋骨のこりかも?

つらい疲れ目でお悩みのみなさん。疲れ目にはさまざまな原因がありますが、そのひとつに「頭蓋骨のこり」が影響していることをご存知でしょうか?

今回は頭蓋骨のこりからくる疲れ目対策について、カイロプラクティック理学士の檜垣先生にお話をうかがってみました。

ビジネスパーソンは平日5日間のうち、4日以上は目が疲れている

株式会社ファンケルが20~60代の約1万人を対象に行ったインターネット調査によると、「日常的に目の疲れを感じている」という回答が86.2%に上ることが判明しました。

また、ダイヤモンド・オンラインが、読者であるビジネスパーソンに実施した目に関する意識調査の中で、「目の疲れが出るのは平日のうち何日ぐらい?」という質問では、「目が疲れることはない」と回答したのはわずか3%未満。50%近くが「毎日疲れる」と答えており、「ビジネスパーソンは平日5日間のうち平均“4.2日”は目が疲れた状態である」という驚くべき回答結果が発表されています。

この2つのデータを見るだけでも、疲れ目を抱えている日本人がいかに多いか、おわかりいただけたと思います。疲れ目になる背景には、目を酷使しやすい職業、近視や老眼、ドライアイといった目の特性など避けがたい要因もありますが、それだけではありません。

毎日の睡眠で目を休めているのにも関わらず、常に目が疲れている。その疲れがなかなかとれない……という方は、「頭蓋骨のこり」が関係している可能性があります。次項から檜垣先生に詳しく解説してもらいましょう。

日常生活のクセやストレスで頭蓋骨は簡単にこることが判明!

なかなか自覚しにくい「頭蓋骨のこり」ですが、どのような状態を指すのでしょうか?そのメカニズムについて檜垣先生は次のように語ってくれました。

「頭蓋骨は丸い一枚の骨に感じるかもしれませんが、大小さまざまな23個の骨がパズルのようにつなぎ合わさってできています。そして注目すべきは『頭蓋骨にも筋肉がある』ということです。正しくは『頭蓋骨に付着した筋肉』といいます。実はこの筋肉は、日常生活の何気ないクセやストレスの影響を受けやすく、自分でも気づかないうちに緊張してこり固まってしまうのが特徴です。この状態が『頭蓋骨のこり』です」。

頭蓋骨のこりは肩こりに比べるとレアなケースに思いがちですが、体に不調を抱えて檜垣先生のもとを訪れる患者さんの頭に触れると、ほぼ100%の確率で頭蓋骨がこっているそうです。頭蓋骨がこることで目にはどのような影響を及ぼすのでしょうか?

「頭蓋骨のこりと目の働きは密接に結びついています。こりによる筋肉の緊張が交感神経を過度に刺激しますから、自律神経のバランスが乱れます。その結果、目のピント調整機能がうまく働かなくなったり、涙の分泌量が減ってドライアイを引き起こしたり、目を開ける際にまぶたが重く感じたりなど、目が疲労しやすくなります。頭蓋骨のこりが、疲れ目を招いてしまうのです」。

檜垣先生によると、頭蓋骨のこりは簡単に確認できるそうです。自分の頭蓋骨がこっているかどうか、早速チェックしてみましょう。

【日常生活のクセでチェック】

□ 歯を食いしばるクセがある
□ 睡眠時に歯ぎしりをするクセがある
□ 食事の際に片側の歯でばかりで噛むクセがある
□ 足を組んで座るクセがある

【見た目でチェック】

□ 目の大きさ、位置、まぶたの下がり方が左右で違う
□ 頬の高さが左右で違う
□ 唇形や口角の高さが左右で違う
□ あごが左右どちらかに寄っている

【頭蓋骨を触ってチェック】

指先で軽く圧をかけるように頭皮に触れてみましょう。

□ 痛みがある
□ 違和感がある
□ 圧迫感がある
□ ゴリゴリする

12項目のうち1つでも当てはまるものがあると、頭蓋骨がこっている可能性があります。特に日常生活のクセの4項目すべてにチェックが入った方は要注意です。檜垣先生によると、これらは頭蓋骨がこりかたまる4大要因となるそうです。

疲れ目解消からアンチエイジング効果まで!プロ直伝の頭蓋骨ほぐし法

頭蓋骨のこりをやわらげて疲れ目解消を目指すには、日々の生活の中で行うセルフケアが有効です。檜垣先生考案の頭蓋骨ほぐし法を3パターンご紹介しましょう。

【前頭筋ほぐし】

1. 両手の人さし指・中指・薬指をおでこに当て、指先で骨を感じる程度の圧力でやさしく押します。

2. おでこを横に引き伸ばすイメージで指先を左右に少しだけスライドさせ、再び押します。

3. さらにスライドさせ、再び押します。以上の流れを5回くり返して終了です。

眉の上からおでこにかけて伸びているのが、前頭筋です。前頭筋は目を動かす眼輪筋とつながっているため、こりをほぐしてあげることで疲れ目の予防解消やまぶたのたるみの改善に役立ちます。

【側頭筋ほぐし】

1. 両手をしっかりと開き、耳の後ろに親指、はえ際に小指がくるように耳を囲み、指先で骨を感じる程度の圧力でやさしく押します。

2. 頭頂部に向かって頭皮を引き上げるイメージで、指先を上方向にスライドさせ、再び押します。

3. さらに上方向にスライドさせ、再び押します。以上の流れを5回くり返して終了です。

耳のすぐ上に手を当て、歯を上下に噛みしめてください。そのときに動く筋肉が側頭筋です。歯ぎしりや奥歯を噛みしめるクセがある方はこの部分が特にこりやすく、そのこりが疲れ目を引き起こします。ぜひ毎日の習慣に。

【咬筋ほぐし】

1. 手のひらの根元を頬に当てます。両手を頬に当て、奥歯で食いしばったときに盛り上がる部分です。

2. 手のひらで、骨を感じる程度の圧力でやさしく押し上げて3秒間キープします。以上の流れを5回くり返して終了です。

左右の頬にあり、上あごと下あごをつないでいるのが咬筋(こうきん)です。片側だけで食べ物を噛む習慣があるなど、歯やあごの使い方に左右差のある方ほどこりかたまっており、疲れ目の原因に。咬筋をほぐすことで、ほうれい線やフェイスラインのたるみなど、アンチエイジング効果が期待できます。

最後に、檜垣先生から次のようなアドバイスをいただきました。

「頭蓋骨のこりは単に目の疲労を引き起こすだけではありません。疲れ目によって今度は首の筋肉が硬くなり、その影響から猫背などの悪い姿勢になりやすく、さらに肩こりが生じる……という具合に、悪循環はループします。この悪循環を絶つためにも、今回ご紹介したほぐし法で頭蓋骨のこりを一旦リセットしてあげてくださいね」。

3つのほぐし法はどれも1分あれば完了する簡単なものばかり。ぜひ毎日の習慣に取り入れましょう。なお、頭蓋骨の調整を重視する「頭蓋骨矯正」という方法がありますが、こちらは自分で行うと危険です。必ずカイロプラクティック理学士などの専門家に相談し、自己流で行わないようにしましょう。

▼合わせて読みたい!檜垣先生が監修しているお役立ち記事はコチラ
【カイロの先生に聞いてみた】眼精疲労や肩こりになったら、どんなケアをしているの?
【専門家監修】合わない枕は目の不調の原因に。カイロプラクターが伝授する枕の選び方と快眠ストレッチ
【専門家監修】心身症のひとつ「心因性視覚障害」とは?心のストレスが体の不調を引き起こすメカニズム

▼目の疲れが気になる方はこちらもチェック!
目のトラブルについて~眼精疲労/疲れ目~(ロート製薬 商品情報サイト)

〈参考〉
疲れ目アンケート あなたの目は働きすぎ?
https://www.fancl.jp/news/pdf/20170302_sumahorougan.pdf
ビジネスパーソンの蓄積した目の疲労による 日本の経済損失は莫大な額に!|ロート製薬|ダイヤモンド・オンラインPlus
https://diamond.jp/articles/-/145248
『健康図解 今すぐできる! 肩こり・首痛を治す32のルール』学研パブリッシング/檜垣暁子
『マッサージに通っても肩こりが治らない本当の理由』秀和システム/檜垣暁子
『頭蓋骨をユルめるとカラダが快調になる!』山口勝美/世界文化社
『深頭筋セラピー』山本幸恵著/主婦の友社

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あきカイロプラクティック治療室 副院長檜垣 暁子 先生

肩こり、腰痛など体の不調に悩む方たちへのきめ細やかなケアが評判。肩こり・腰痛・冷えなど様々な不調を予防、軽減させる方法に関する著書も多数。主な著書:「マッサージに通っても肩こりが治らない本当の理由」「今すぐてきる!肩こり.首痛を治す32のルール」ほか

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ライターみやま ゆかり

中央線在住のフリーランスライター。美容から恋愛指南、書道まで守備範囲の広さがウリ。現在は女性コミック誌『aya』(宙出版)にて連載中のビューティーマンガ『WELCOME 綺麗堂』の取材・原作担当。著書『WELCOME 綺麗堂』が宙出版より好評発売中。

目ディア

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