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何も見えない暗闇の中で食事!? 世界が注目する暗闇イベントとは?

何も見えない暗闇の中で食事!? 世界が注目する暗闇イベントとは?

右や左はもちろん、自分が目を開けているかどうかすらわからない……。そんな暗闇の中で、食事やワークショップを体験できる暗闇イベントが世界各地で開催され、注目を集めています。そんな気になる“暗闇の世界”をちょっとのぞいてみましょう。

見えない不安を逆手にとった 暗闇レストランが世界中で大盛況!

私たち人間は、情報の80%以上を視覚から得ているといわれています。そのため、見たいものが見えない状況がしばらく続くと、大きなストレスにつながります。急な停電で視界が奪われると不安になるのは、こうした理由なのです。

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そんな中、真っ暗闇の中で食事が楽しめるレストランがヨーロッパをはじめ、ニューヨークやロサンゼルス、オーストラリアで続々とオープンし、大盛況を収めています。手元すら見えない暗闇の中で、一体どのようにして食事をするのでしょうか?

一歩足を踏み入れたらそこは暗闇!? 料理を探り当て、口に運ぶまでひと苦労

最初にご紹介するのは、暗闇レストランの元祖。1999年にオープンした、スイスのチューリッヒにある『blindekuh』というお店です。
外見は普通のレストランと変わりはありませんが、灯りがあるのは受付のみ。客はそこでメニューを選ぶと、携帯電話をはじめとする貴重品を受付に預けます。そして、いざ暗闇の中へ……!
客は給仕人の肩につかまり、一列になって席まで進んでいきます。席について食事を始めようにも、そこは暗闇。目の前にセッティングされたフォークとナイフを探り当て、皿の上の料理を口に運ぶまでに、かなりの苦労を要するようです。

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体験者たちは口々にこう語ります。
「魚料理を注文したはずなのに、口に入れても魚なのか肉なのか、よくわからなかった」
「ずっと苦手で口にさえしなかったキノコを、今日だけは美味しく食べることができた」

普段の何気ない生活の中で、自分たちがいかに視覚に頼っていたのかを思い知らされたそうです。

その一方、テーブルごとに配置された給仕人たちはテキパキと料理を運び、ワインの栓を開け、不安がる客たちに「大丈夫ですか?」と声をかけては、キッチンに戻っていきます。暗闇の中で、なぜ自由に動けるのでしょうか?
その答えは、彼らが視覚障害者だからです。この『blindekuh』は、視覚障害者の雇用を支援し、健常者に視覚障害者の日常を理解してもらうために誕生したレストランだったのです。暗闇レストラン『blindekuh』は、目の見える人間と不自由な人間の立場が完全に逆転する、不思議な空間なのです。

一度体験するとクセになる!? 2割超がリピーターになる暗闇イベント

日本でも暗闇イベントを体験することができます。東京都渋谷区に開設された暗闇空間で、案内人役のアテンドに導かれながら、さまざまなシーンを体験できる『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』というイベントをご紹介しましょう。

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暗闇に入る前に参加者は1人に1本ずつ、視覚障害者用の白杖(はくじょう)が渡されます。この白杖で足元を探りながら、6~8人のグループで行動をともにします。90分間、完全な暗闇の中で自然とふれあったり、ゲームをしたり、カフェで好きなものを頼んで飲むなど、その内容は季節ごとに変わるそうです。

暗闇の中を一緒に歩くアテンドは、こちらも全員が視覚障害者です。彼らは暗闇のエキスパートですから、参加者たちは安心して暗闇を楽しめるというわけです。
そして不思議なことに、この『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』を一度体験すると、「またあの暗闇に戻りたい」「今まで見えなかったものが“見えた”」と感激し、2割以上の人がリピーターになるそうです。

見えない世界で一体何が見え、感じられるのでしょうか?
その答えはあなた自身で体験し、探してみてください。

【参考】
“見えない”を体験できる暗闇レストラン – ビジネススタイル – nikkei BPnet
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/world/070314_blindekuh/
ダイアログ・イン・ザ・ダーク
http://www.dialoginthedark.com/
Shimicom presented by ION Kesho
http://shimicom.net/

目ディア

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