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幻想的な数々の絵画に隠されたヒミツ あの天才画家は実は白内障だった!?

幻想的な数々の絵画に隠されたヒミツ あの天才画家は実は白内障だった!?

誰もが知る天才画家ジャン・クロード・モネ。『睡蓮』などをはじめとした、彼が描き出す幻想的な風景は今なお人々の心を捉えて離しません。しかし、そんな天才画家が生み出した数々の傑作の背景には、彼の目とその病気も大いに関係していたことをご存知でしょうか? モネの作品と、彼の抱えていた“目”に関する苦悩をひもといてみましょう。

モネの絵で知る白内障で見える世界

モネは、1912年(72歳)の頃から白内障をわずらっていたそうです。両目とも白内障の症状が出ていたようですが、特に右目が深刻な状態で、もやがかかったような状態で色覚にも異常をきたしていたといわれています。
では、白内障の方にとって、景色はどんな風に見えているのでしょうか? それを知る手段として、モネの絵をみてみましょう。

画像2

この二つの絵は1900年(60歳)の時と、1923年(83歳)の時とモネが時を経て同じ場所を描いた作品です。見え方に大きな差があるのは一目瞭然です。細部まで描きこまれ、輪郭がはっきりとして青みが感じられる1900年の絵にくらべて、1923年のものでは全体の輪郭がぼやけ黄味がかっています。

光の浸透率と水晶体の混濁による見え方の変化

白内障にかかると輪郭がぼやける原因は、光がさえぎられて網膜まで達しないことにあります。また、混濁した水晶体には、もともと波長の短い青系の光がとおらなくなり、網膜まで達する色が赤、黄系の色のみになります。そのために白内障が進んだモネの絵も、全体的に黄味がかった色調のものへと変化していたのです。
しかし、人は自らの視界の変化に徐々に慣れていくため、自分の見ている色彩の変化にはあまり気が付かないのだそうです。白内障の手術を受けて初めて、景色が青白く見えるということも多いようです。

色彩を取り戻したモネと作品

最終的にモネは白内障の手術を受け、本来の色彩をとりもどしたそうですが、白内障を患っていた10年間の作品を投げ捨てさえした、ともいわれています。画家にとって色彩と表現は作品の命とも呼べるもの。本来の眼力を取り戻したモネにとっては許しがたいものだったのかもしれませんね。また、術後は逆に「黄色と青色が強く見えすぎる」と、白内障をわずらっていたときに見えていた世界とのギャップにも苦しんでいたようです。

しかし私たちにとって、彼が白内障で苦しんでいた期間の作品は、より幻想的で蠱惑的にみえる部分すらあります。目に深刻なトラブルを抱えながらも数々の名画を残し続けたモネ。その苦悩があったからこそ、私たちにさらなる感動を与えてくれるのかもしれません。

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【参考】
東京逓信病院-白内障ではどのように見える?
http://www.hospital.japanpost.jp/tokyo/shinryo/ganka/hakunaisyo03.html
在日フランス大使館 「モネ、印象派の目」展
http://bit.ly/1RTjy2F

目ディア

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