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“C”だけじゃなかった!? 世界の『視力検査表』にまつわるトリビア

“C”だけじゃなかった!? 世界の『視力検査表』にまつわるトリビア

なにかと目を酷使してしまいがちな現代人。メガネやコンタクトレンズなど視力補正器具のお世話になっている人も多いかと思いますが、視力検査の時に誰もが目にするのが、大きさと方向の異なる“C”が描かれた視力検査表です。

実はこの“C”マーク、正式な名称を『ランドルト環』といい、国際眼科学会で標準指標として採用されている由緒正しいデザインなのです。

でもこの視力表、世界ではちょっと事情が異なるみたいです。

1. Cの切れ目はどちらを向いていますか?

ランドルト環
出典:Amazon – 視力表 山地式 3m

視力検査の時には、いつも聞かれるこの言葉。きっと誰もが、黒いスプーンのような器具で片目を押さえて検査を受けた経験があるはず。

この黒いスプーンのような器具、正式な名称を『遮眼子(しゃがんし)』 というのですが、遮眼子を用いた検査方法は万国共通。しかし国際基準としてのランドルト環を用いた検査表には、日本独自のバリエーションもあるようなのです。

ランドルト環と平仮名を組み合わせた『大島式』や、平仮名と数字を組み合わせた『中村式』。“双魚指標”と呼ばれる魚2匹のシルエットが平行に並んだ『山地式』など、日本独自の視力表もさまざま。

このように各国ごとに異なる文字や記号を使用した視力検査表のことを、『万国式試視力表』と呼ぶそうです。

ランドルト環と双魚指標、平仮名を組み合わせたものなど、日本独特の視力表は海外から見ると奇抜なデザインに映るかもしれませんね。

2. 国際指標だけど世界標準じゃない?

ランドルト環
出典:Snellen chart – Wikipedia

ランドルト環が国際的な標準指標として採用されたのは1909年といいますから、明治42年のこと。スイスの眼科医エドマンド・ランドルト氏によって開発されたランドルト環は、イタリアの国際眼科学会で全世界共通の標準指標として採用され、今では『国際標準ランドルト氏環』と呼ばれています。

ところが世界を見渡すと、ランドルト環を採用していない国も多く存在しています。

3. ランドルト環、実は少数派?

ランドルト環
出典:Tumbling E Eye Chart

既述のとおり、国際的な標準指標として採用されているランドルト環。しかし、必ずしも全世界共通で使用されているわけではありません。

例えば中国で視力検査表として広く用いられているのは、ランドルト環ではなくて“E”を用いた『Eチャート』と呼ばれるもの。
古典的なラテンアルファベットを基礎とした視力表で、中国のように母国語としてアルファベットを用いない国でも多く採用されているようです。

ちなみに欧米で広く用いられているのは、複数のアルファベットを用いた『スネレン指標』と呼ばれるもの。1862年にオランダの眼科医ハーマン・スネレンによって考案されたスネレン指標は、現在も多くの国で使用されています。

4. 世界の視力検査表

ランドルト環
出典:C.R.Williams Opticians Blog – New Year Resolution for Your Eyes

左から『Eチャート』、『ランドルト環』、『スネレン指標』です。
日本人にとって、一番見慣れているのはもちろんランドルト環ですが、ひと口に視力を測る指標といってもさまざまなバリエーションがあるのですね。

ちなみにランドルト環の形には規定があり、円の直径と円弧の幅、開いている幅の比率は5:1:1に定められているのだとか。

また、かつて広く用いられていた、斜めの方向に切れ目の入ったランドルト環は、被験者が答えにくいという理由から姿を消し、現在では上下左右の角度のみが使用されるようになったそうですよ。

▼その他「視力検査」にまつわる関連記事はこちらをチェック
目の検査は『視力検査』だけじゃない! 知らなかった目に関する『○○検査』
男性向けや動物まで!思わず両目で 見たくなる『おもしろ視力表』まとめ

▼「最近物が見えにくいな…」という方、もしかしたら目の老化のせいかも?
年齢とともに起こる目の機能低下とは?(ロート製薬 商品情報サイト)

【参考】
Excite bit 小ネタ – 前から気になっていた視力検査の“C”にせまる
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1270439302823.html
目の辞典・治療、検査について
http://www.ocular.net/jiten/jiten013.htm

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皆既月食や流星群が見られるかも!夏の天文ショーを楽しもう

皆既月食や流星群が見られるかも!夏の天文ショーを楽しもう

みなさんは、天文ショーを見たことはありますか? 2018年は皆既月食やスーパームーンなど、すでにいくつかの天文ショーが観測されています。運よく見ることができ、写真に収めた、SNSにアップした、という方もいるかもしれません。

7月から8月にかけても、流星群や今年2度目の皆既月食などを観測できるようです。ここでは、これから起きる天文ショーや観測のポイントをご紹介します。

2018年夏、この天文ショーが見逃せない!

●月が木星、土星、火星に接近

7月20日に上弦を迎えた月は、約8日間かけて少しずつ満ちていきます。実は、この間に木星と土星、火星のそばを移動します。3つの惑星の近くで輝く月の姿を楽しんでみてください。

●2018年2回目の皆既月食

1月31日に観測された皆既月食。2018年は、7月28日にも再び見られます。月が欠けはじめるのは明け方の3時24分頃で、4時30分には完全に見えなくなります。

●15年ぶり!火星が地球に大接近

7月31日、火星が地球に大接近します。火星が地球にこれほど近づくのは約15年ぶりであり、当日の火星はやぎ座の近くに位置します。東京では真夜中、南の空に見ることができます。

●ペルセウス流星群に願いをかけて

8月13日から14日にかけて、ペルセウス流星群が観測されます。特に、13日の夜明け前には1時間につき40~50個の流れ星が飛ぶとのことです。叶えたい願いがある方は、流星が消えないうちに、早口で3回願いを唱えることを忘れずに!

皆既月食をより楽しむためのポイント

皆既月食とは、月が地球の影に入り込むことで見えなくなる天体現象です。ただし、月が完全に見えなくなるわけではなく、赤黒い「赤銅色(しゃくどういろ)」に変わります。

今回の皆既月食は、日本では明け方に起こるため、東北や関東など完全な状態で見ることができない地方もありますが、部分食だけでも十分楽しめます。

望遠鏡や双眼鏡を活用すれば、地球の影が月面を移動している様子や月の明るさの変化をしっかりと観察できますよ。持っている方はこの機会にぜひ使ってみてくださいね。

天文ショーを夏の思い出に

天文ショーを楽しみたいと思っても、残念ながら自宅から見ることが難しいという方は、星空が見える場所へ出かけてみてはいかがでしょうか。

日本には一般公開されている公開天文台がたくさんあります。設備が充実した場所で、専門家の話を聞きながら天文ショーを楽しむのもおすすめです。

見ているだけでワクワクした気持ちになれる天文ショー。タイミングが合わなければ見られないものでもありますから、お子さんの夏休みの自由研究テーマに、大切な人との思い出に、貴重な天文ショーを満喫してみてください。

▼天体観測をもっと楽しみたい方はこちらの記事もチェック!
天体観測で春の季節を体感しよう!天体観測にピッタリな、春の星座5選!
秋は天体観測の季節!?秋に観測できる星座や流星群、おすすめスポットまでをご紹介!
冬は思わず空を見上げたくなる季節!寒い夜に星がキレイなのはなぜ?

▼たまには夜空を眺めて目を休ませてあげませんか?
目のトラブルについて~眼精疲労/疲れ目~(ロート製薬 商品情報サイト)

〈参考〉
富山市科学博物館|2018年7月の星空
http://www.tsm.toyama.toyama.jp/tao/aroom/seiza/seiza201807.htm
三菱電機|2018年、日本で楽しめる天体ショー!
http://www.mitsubishielectric.co.jp/club-me/column/039.html
国立天文台|月食の観察のしかた
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/lunar-eclipse-obs.html
国立天文台|皆既月食(2018年7月28日)
https://www.nao.ac.jp/astro/feature/lunar-eclipse20180728/
国立天文台|月が木星、土星、火星に接近(2018年7月)
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2018/07-topics01.html
tenki.jp|2018年の星空展望!注目の星空情報をピックアップ!
https://tenki.jp/suppl/m_yamamoto/2018/01/02/27753.html

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