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人より多く色を見分けられる!? 『4色型色覚』とは?

人より多く色を見分けられる!? 『4色型色覚』とは?

世の中には、私たちが見ている世界とは異なる見え方をする、『4色型色覚』を持つ人間が存在します。一説には常人の100倍の色を見分けることができるとか……!?

そんな驚きの能力・『スーパービジョン』の秘密が、研究者の手によって徐々に明らかになってきているようですよ!

2色、3色?それとも4色??色の見え方は人それぞれ

世の中には、さまざまな“色”があふれています。ひと口に「赤」といっても、その見え方はとにかくイロイロ。では、そもそも人間の目はどのようにして色を見分けているのでしょうか?

人の目の奥にある網膜には、光を感じる2種類の細胞があります。1つは光の明るさを感じる『桿体(かんたい)』、そしてもう1つは光の色を感じる『錐体(すいたい)』です。この錐体とはいわば“色のセンサー”で、赤、青、緑の光の3原色にそれぞれ反応する、3種類の錐体細胞があります。つまり私たち人間は、この3色の組み合わせで色を感じているのです。
(ちなみに、犬などの哺乳類は2原色、鳥や昆虫は4原色と言われています)

ところがこの錐体細胞のうち、赤と緑に反応する錐体細胞は遺伝上の変異を生じやすいと言われ、どちらかの遺伝子を失ってしまったり、あるいは、ごくまれに両方の特性を持つ第4の“ハイブリッド型”の錐体細胞が生まれる、というケースが……。
特に女性の場合、X染色体を2本有するため、1本が正常な赤、緑で、もう片方が突然変異によるハイブリッド型だったとすると、赤、緑、青に加えてもう1つの錐体細胞(黄色、紫外線とも言われる)を網膜の中に持つ『4色型色覚』として生まれる可能性がある、というのです!!

ある研究によれば、4色型色覚者は女性のみに存在するとも言われ、「その割合は世界の女性の2~3%」というデータのほか、「いや、潜在的な4色型色覚者を含めれば女性全体の12%だ」という説や、「女性の50%だけでなく男性でも8%は存在する」などといったさまざまな意見があり、その実態はまだまだ謎に包まれているようです。

4色型色覚者は世界に3人もいるらしい!

この4色型色覚者は、アメリカのカリフォルニア州・サンディアゴ在住の画家、コンセッタ・アンティコさんをはじめ、ほかに2人の女性が実際に存在するということがわかっています。
そんな彼女たちは、果たして何色の色を見分けることができるのでしょうか?

そもそも人間は、1つの錐体細胞で約100種類の色を識別できると言われています。よって、2色型はその2乗にあたる約1万色、3色型になると約100万色です。では、4色型になるとどうなるのでしょう。なんと、その数は1億色以上!!
カラーチャート表には存在しない、未知の色までもが見分けることができるというのですから驚きですね!

もしかしたら、あなたも4色型色覚者かも!?

さて、突然ですがここでクイズです。下記のカラーチャートに何種類の色が使われているか、あなたは見分けることができますか?

tetrachromacy2_02

出典:ELITE DAILY−Only 25 Percent Of The Population Can See All 39 Colors In This Chart

■見える色が20色以下の場合

全人口の4分の1にあたる、2色型色覚となります。赤系統、もしくは緑系統の判別が難しい人が多いと言われています。

■見える色が21〜31色の場合

人口の大半はこの範囲の色がわかります。一般的な3色型色覚で、約100万色を認識することができます。

■見える色が32〜39色の場合

32色以上見える人は、4色型色覚の可能性が高く(とはいえ、25人に1人は当てはまるそう!)、1億色以上の色を認識できるかも!?

ちなみに正解は39色! 
しっかり見分けられたあなたは、もしかしたら4色型色覚者かも!?

ただ、残念ながら色覚に精通しているワシントン大学のジェイ・ナイツ博士によると、4色型色覚の力を発揮するには、能力を呼び覚ますきっかけや訓練などが必要なのではないか、と指摘しています。その理由は、「世界はすべて3色型色覚者向け」だから。
せっかくの能力を持っていても、周囲の環境はそれほど色の変化がないため、力を存分に発揮する機会がなく、本人も気がつかないことが多いのかもしれない、ということのようです。

一体どう見えてるの?『特殊な色覚』を持つ人の不思議な世界

同じものを見ているはずなのに、普通の人とは違った見え方をする『4色型色覚』。
その目に映るカラフルな世界は一体どんなものなのか、気になりますよね!4色型色覚をはじめ、特殊な色覚を持つ人たちの世界をのぞいてみましょう!

▼まずは特殊な色覚の人の目線になってみましょう!
色のない世界ってどんなもの? 色覚異常を持つ人のモノの見え方を疑似体験

▼アメリカではアーティストとして活躍する4色型色覚の女性が!
『4色型色覚』を持つアーティストが描く絵が美しすぎる!

▼普通の人には決して作り出せない作品の数々。
まるで『グリム童話』の世界。色覚障害を持つカメラマンが写しだす風景が幻想的

▼子どもの目にも注意を向けてみて。
ライフスタイルの変化で、クラスの約4人に1人がメガネっ子(ロート製薬 商品情報サイト)

【参考】
canon キヤノンサイエンスラボ・キッズ-色と光 色ってなに?
http://web.canon.jp/technology/kids/mystery/m_04_01.html
ELITE DAILY‐Only 25 Percent Of The Population Can See All 39 Colors In This Chart
http://elitedaily.com/news/world/quarter-population-can-see-all-colors-chart/953812/
Gigazine-1億以上の色を知覚できる「スーパービジョン」を持つ女性が12%もいる可能性
http://gigazine.net/news/20120625-super-human-vision-tetrachromats/

目ディア

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