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「目からウロコ」の語源は『聖書』 その言葉どおりの生態を持つ生物もいた!

「目からウロコ」の語源は『聖書』 その言葉どおりの生態を持つ生物もいた!

普段、何気なく使うこともある「目からウロコが落ちる」という慣用句。実は、あのキリスト教の聖書に出てくる言葉が語源なんだそう!取引先や上司との会話に困ったときや、飲み会の席で役立つような、明日使えるちょっとした “目”に関するこぼれ話をご紹介します。

見えなかったものが見えるようになった男の話が由来

『目からウロコが落ちる』――これは、「あることをきっかけに、いままでわからなかった物事の実態(真相や本質)が急に理解できるようになること」のたとえとして使われる慣用句です。
この語源となったのは、新約聖書の『使徒言行録9章18節』の「The scales fall from one’s eyes」という言葉。
サウロ(のちのパウロ)はキリスト教徒を目の敵にし、厳しく迫害していました。そんな彼がダマスコという町に向かっていたところ、「サウロ、サウロ、なぜ、わたしを迫害するのか」と、天からの光とともにイエス・キリストの声が聞こえ、目が見えなくなってしまいました。
しかし、キリストに遣わされたアナニヤという人が彼に祈りをささげると、サウロの目からウロコのようなものが落ちてきて、たちまち目が元どおりに見えるようになったのだそう。
そしてその後、彼は洗礼を受け、聖人のひとりとなり大活躍をしたと伝えられています。
キリスト教に出会ったことで、これまでの生き方を改め、新しい道を選んだということから、「誤りを悟り、迷いから覚める」という意味であったものが、現在のような使われ方になったのですね。

じつは、目からウロコが落ちる生物は実在した!?

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Photo by Andy Morffew

ところで、実際に目からウロコが落ちる生物は、地球上にいるのでしょうか?
調べてみると、いました、いました!それは・・・、『ヘビ」。
ヘビの目には人間のようなまぶたがない代わりに、目の表面は大きな透明のウロコで覆われています。そして、それは脱皮のときに一緒にとれてしまうんだそう。
ちなみにヘビは頭の先から尾まで、全身の皮がつながった状態でスルリときれいに脱皮します。そのとき、脱皮殻にはコンタクトレンズのような透明なウロコがちゃーんと残されているんですって。

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出典:ジャパンスネークセンター‐へび百科‐眼の異常

▲まるでコンタクトレンズ、そっくり!

ちなみに、ほかにも聖書が由来している日本のことわざや慣用句としては、「豚に真珠」や「砂上の楼閣」、「笛吹けども踊らず」などがあるそうです。こうして調べてみると、おもしろいものですね。どうです?目からウロコが落ちましたか??

【参考】
六本木ルーテル教会‐実は聖書に由来している日本の諺 http://luther-rose.com/?p=558
ジャパンスネークセンター‐へび百科 http://snake-center.com/library/medical/07.php
アイトークタウン‐第13回“目から鱗(うろこ)が落ちる”って本当にあるの? http://www.menicon.co.jp/eyetalktown/trivia/vol13.html

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音で見る?見え方は人間並み?イルカの目の不思議

音で見る?見え方は人間並み?イルカの目の不思議

水族館のショーで大活躍するイルカは、愛らしい姿でたくさんの人を魅了していますよね。飼育員さんと息の合ったコンビネーションで見せてくれる数々の芸に、感動したことがある方も多いでしょう。

イルカは発達した聴覚を持ちますが、視力は低いといわれています。目が見えづらいにもかかわらず、ショーではバッチリ芸を決められるなんて、不思議ですよね。

実は近年の研究で、イルカのものの見え方は人間とほぼ変わらないことがわかってきました。一体、イルカはどのような仕組みでものを見ているのでしょうか?イルカの目の不思議に迫ります!

【不思議その1】イルカは音でものの形を知る?

イルカは、『エコロケーション』という能力を持っています。エコロケーションは反響定位ともいい、動物が音、もしくは超音波を発し、その反響具合によって、ものとの距離やものの位置・方向、大きさを知る能力のことです。

イルカは、頭部にある“メロン”と呼ばれる組織を使って超音波を発し、エコロケーションを行います。水中でイルカにマイクを向けると「カリカリ」「ギリギリ」という音が聞こえることがありますが、これもエコロケーションの音だといわれています。

【不思議その2】イルカとチンパンジー、ものの見方は変わらない!?

イルカはエコロケーションを使って周囲の状況を知ることから、視覚よりも聴覚のほうが発達しているとされています。

実際、イルカは独自の音声コミュニケーションシステムを持っており、水中のような複雑な環境の中でも正確に状況を把握することができます。

人間より聴覚が優れている分、イルカの視覚は劣っていると考えられてきました。しかし、京都大学で行われた実験で、ある事実が判明しました。

その実験とは、ハンドウイルカとチンパンジーを対象とした見合わせ実験です。一度見せた図形と同じものを選んでもらうテストをした結果、ハンドウイルカは84%、チンパンジーは92%と、正答率に大きな差が出なかったのです。

このことから、イルカと、チンパンジーやヒトなどの陸上にすむ霊長類とのものの見方は、大きく変わらないと考えられるのです。

【不思議その3】イルカの視覚と聴覚は同じ神経でつながっている!

もともと、イルカは視覚と聴覚を素早く切り替えることができることはわかっていましたが、その詳しい仕組みは不明なままでした。

しかし、近年イギリスでイルカの脳をスキャンしたところ、聴覚と視覚を司る部分が聴神経でつながっていることが判明したのです。視覚と聴覚の切り替えの早さの秘密は、ココにありそうですよね?

脳のスキャンによる科学的な研究が進めば、イルカについてもっとたくさんのことがわかるかもしれません。

【不思議その4】音波を可視化!?“音”でものを見ることができる

音の周波数を水滴の中で画像として再現できる、『サイマスコープ』という機械があります。

イルカは、エコロケーションにより超音波でものの形や大きさを把握していますが、サイマスコープを使えば、イルカのものの見え方を可視化することができます。

画像を分析した研究者によると、イルカが人間の姿を捉えていることが確認できたとのことです。

イルカが発した超音波を可視化した結果人間が映し出されたということは、イルカは超音波でものの形を立体的に把握している、つまり、“音でものを見ている”と考えることができるでしょう。

人間は、目で見る「視覚」と耳で聞く「聴覚」は別物だと考えていますよね。しかし、イルカにとっては、視覚と聴覚は強く結びついているのだといえます。まだまだイルカには謎が多くありますが、今後の研究でさらなる解明を期待しましょう。

▼生き物の目の不思議について知りたい方はこちらの記事へ!
暗いところでも目がよく見える「タペタム」をもつ生き物特集!
あの動物はどんな目を持ってるの? 生き物たちの目の種類を調べてみた

▼最近目の見えづらさが気になる方…というはこちら
年齢とともに起こる目の機能低下とは?(ロート製薬 商品情報サイト)

〈参考〉
第2回 イルカにはどのように物が見えているのか|ナショナル ジオグラフィック
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/050700006/051100002/?P=4
【行動】イルカも視覚に依存して世界を認識している|natureasia
https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/9029
イルカの脳をスキャンしてみました。耳と目がつながってました。|GIZMODO
https://www.gizmodo.jp/2015/07/post_17619.html
イルカの音波の可視化に成功→イルカから見た人間の姿は宇宙人だった!|TOCANA
http://tocana.jp/2015/12/post_8191_entry_2.html
イルカの視知覚はこれまで思われていた以上に霊長類と似ている – 京大など|マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20140117-a352/
イルカの目から見た人間の姿はこんな感じだった・・|TABI LABO
https://tabi-labo.com/221123/dolphinseye
イルカのエコーロケーション|イルカの気持ち
http://www.irukashow.com/fun/eco.html

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