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これだけは知っておきたい! 正しい眼科の選び方

これだけは知っておきたい! 正しい眼科の選び方

現在、日本には8000件以上の眼科があるといわれています。この膨大な眼科の中から、自分に合った眼科を選ぶにはどうしたらいいのでしょうか? 今回は“良い眼科”を見分けるコツをお届けします。

眼科選びに迷ったら…… 『眼科専門医』のいる眼科を選ぼう

さて、“良い眼科”とはどのような眼科でしょうか? 「腕のいい医師がいる眼科」と答える方もいれば、「じっくり診てくれる眼科」という方や、「待ち時間が短い眼科」、「夜遅くまで診てくれる眼科」と答える方もいらっしゃるでしょう。このように、医療の良し悪しの判断基準は人によって大きく異なります。
そうなると、一体どこに基準をおいて眼科を選べばいいのでしょうか?

まず、眼科選びの目安のひとつに、医師が『眼科専門医』かどうか? というポイントがあります。
眼科専門医とは、日本眼科学会が制定した「学会会員」であり、「5年以上の臨床研修経験か、厚生労働省の定める卒後臨床研究修了後に規定施設で6年以上の臨床経験を持つ医師」、「専門医認定試験に合格」という高いハードルをクリアした医師にだけ与えられる資格です。

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この『眼科専門医』の資格を持ち続けるには、5年ごとに資格更新に必要な教育を受け、単位を取得する必要があります。
眼科専門医の資格を持っている=100%信頼をおける名医とは限りませんが、長期的な臨床経験を持ちながら常に新しい知識を取り入れているという点では、安心して診てもらえるのではないでしょうか。
眼科専門医は、日本眼科学会ホームページから都道府県別に検索することができます。「あそこの先生は眼科専門医?」と気になったら、調べてみましょう。

日本眼科学会:専門医一覧

良い眼科かどうかを見極める 診療時の3大チェックポイント

目は「露出した臓器」といわれるほど、非常にデリケートな器官です。
不調のたびにとりあえず見つけた眼科に駆け込むのではなく、日頃から何でも相談できるホームドクターを見つけておくことが大切です。

ここでは良い眼科かどうかを見極める、診療時のチェックポイントをご紹介します。

~眼科選びのチェックポイント~

【その1 眼科専門医、または管理医師が中心となって診療をおこなっている】

管理医師とは医療施設の管理をおこなう医師であり、院長や所長が主に担当しています。専門医や管理医師でない医師が交代制で診察をおこなっているような眼科は、かかりつけ医としてはあまり好ましくありません。

【その2 治療内容を十分に説明してくれる】

「治療内容をきちんと話してくれない」、「簡単な説明のみですぐに薬を出す」……。こうした眼科は信用するのが難しいもの。目のトラブルを見逃す可能性も高いため、おすすめできません。

【その3 目の検診を定期的におこなってくれる】

「今の症状が落ち着いたら、来週は定期検診をしましょう」といった具合に、治療後のフォローは眼科医の責務です。逆に、何度通っても検診をすすめてこない眼科は避けた方がいいでしょう。

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より良い治療を受けるために! 受診時に伝えたい5つのポイント

良い眼科にめぐり合えたら、医師を信頼して、よりよい関係を築くことが病気を治す近道です。
とはいえ、医師も人間ですから、わずかな病状を見落とす可能性はあります。そんなトラブルを避けるためにも、受診時には以下の5点をきちんと伝えましょう。

  • 【1】目の痛み、かゆみ、充血など、具体的な症状
  • 【2】症状が始まった時期、どのくらい症状が持続しているのか
  • 【3】主に症状が起こるときの状態(朝起きたとき、疲れたときなど)
  • 【4】目以外に、気になる症状(頭痛、立ちくらみなど)
  • 【5】現在治療中の病気、薬の服用歴

また、すでに他の病気で総合病院に通っている場合は、院内の眼科に診てもらうのもひとつの手です。カルテを共有できますから、治療方針がより明確になります。

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良い眼科の見分け方、いかがでしたでしょうか?
どんなささいな症状でも気軽に相談できるかかりつけ医を、ぜひ見つけてください。

▼眼科医に関する記事なら、コチラもオススメ!
視力の悪さは遺伝する!眼科医直伝!子どもの目を守る対策とは?
スプーン1本で目がよくなる! 眼科医が勧める『スプーンマッサージ法』

文/深山由佳理
目ディア

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目の病気

目の検診、行っていますか?眼科医が指摘する「なんとなくの不調」を放置してはいけないワケ

目の検診、行っていますか?眼科医が指摘する「なんとなくの不調」を放置してはいけないワケ

10月10日は「目の愛護デー」! 長く健康な目を維持するため、今一度、その大切さについて考える日です。
そこで大切なのが、まずは眼科に足を運び、自分の目の状態を知ることです。「なんとなくかゆみを感じる」、「なんとなく見えづらい……」など、こうした「なんとなく」を放っておくと、症状が悪化してしまう場合も。今回は、多くの症例を知る眼科医・岡野敬先生に、油断してはいけないワケについて教えてもらいました!

外側からは見えないことがいっぱい!眼科だから調べられること

体について、自分で認識できるのは痛い、かゆい、なんとなく調子が優れないなど、非常に感覚的なことばかりです。自分の体がどんな状況にあり、不調をうったえているのかは、意外と自分ではわからないもの。目も体の一部ですから、自分の目がどんな状態にあるかをきちんと知るには、やはり医師の力を借りることが重要です。

規模や設備によっても異なりますが、眼科に行けば、下記のような検査を受けることができます。

◆視力検査

近くが、もしくは遠くが、どれくらい見えるのかという基本的な視力の他、対象物にピントを合わせる力や、曇った場所や暗所などの悪条件で、どれほど見る力があるのかも調べられます。さらに詳しく、動体視力や立体感をどれだけ感じられるかをさす深視力を調べることも可能です。

◆視野検査

正常な状態で持っているべき視野に、欠損がないかを調べる検査です。この検査で欠損が見受けられれば、緑内障や網膜剥離などの疾患が疑われます。

◆眼圧検査

眼球の内部を満たしている水分・房水(ぼうすい)によってかかる圧力を調べる検査です。房水の供給バランスが崩れると眼圧が高まり、周辺の神経が圧迫され、視野の欠損や、いずれは緑内障へと進行するおそれがあります。

◆眼底検査

眼底、つまり網膜や硝子体、視神経乳頭など多くの重要組織がある眼球内の底(奥)を診る検査です。最新機器を使えば、その内部を断層として見ることができ、将来、緑内障にかかる可能性が高いかどうかまで、解析できるようになってきています。

◆細隙灯顕微鏡検査(さいげきとうけんびきょうけんさ)

細隙灯(さいげきとう)と呼ばれる拡大鏡から発される反射光により、眼球の内部や裏側を診る検査です。まぶたの状態から角膜、結膜、水晶体など、多くの組織が診られるため、眼科での基本検査の一つに挙げられます。

これらの検査をいっきに受けるには?目に特化した「眼ドック」も

上記に挙げたほか、眼科では涙の量を計測する「シルマーテスト」や、メガネやコンタクトレンズなど、視力補正用器具の度数が適正かどうかを調べる「レッドグリーンテスト」などがおこなわれています。ただし、これらの検査を一度に受けるのは、時間的にも料金的にも難しい場合が多いでしょう。

そこで、目のための定期検診として上げられるのが「眼ドック」です。医院の規模や設備によって、検査項目はさまざまですが、上記に挙げたような検査は、ほとんどが組み込まれているようです。
また、体全体を調べる「人間ドック」においても、視力検査、眼圧検査、眼底検査は、基本項目に含まれているようです。

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ただし眼ドックにしても人間ドックにしても、基本的な検査でしかありません。例えば、会社の健康診断でもほとんどの場合、視力検査が含まれていますが、単に数値を計測するだけにでは、目に潜む疾患を知るには不十分でしょう。
検査の結果、視力が0.8あったとしても、そこから一歩踏み込み、視力矯正をすることで、1.2まで改善するのか、それとも0.8に止まったままなのかを知ることで、はじめて「これは何か疾患が隠れているかもしれない」といった気づきが生まれるのです。

目の疾患は気づきづらい!だからこそ、まずは自分を疑うこと

では、どうすればいいのでしょうか? まずは、どんなささいなことであれ、自分の感じている症状に、危機感を持つことです。

急激な視力の低下や、明らかに見て取れる充血や腫れ、我慢できないほどの痛みであれば、「これは何かある」と眼科を受診しますが、そうでない場合、「なんとなく調子が悪いだけ」と、放置してしまう方が少なくありません。

以前、緑内障にまつわる『目ディア』の記事<「それって『緑内障』かも!うっかりミスが伝える危険のシグナル」>でもお伝えしましたが、私たちは単に、目だけでものを見ているのではありません。
例えば日常、繰り返し行う動作などは、その場面の一つ一つを脳が記憶し、たとえ視野の一部が欠損していたとしても、脳に刻まれた記憶によって、欠けた視野が補われます。そのため、「なんとなく見えづらさを感じるようになった」「なんとなく手元が狂うことが多くなった」といった症状を放置した結果、緑内障を進行させることにもなるのです。

疑いを感じたら、ささいなことでも眼科へ!危機感こそ“目の愛護”

眼科は、目の病気のためだけにある場所ではありません。ささいな症状や病気もすべて含め、「快適な見えるサポート」をおこなってくれる場所です。ですから、「医者に行く程度ではないな」などと思わず、少しでも違和感を覚えることがあれば、眼科を受診することが大切です。

また、「健康診断やドックの検査だけでは不十分」ともお話ししましたが、そうした検査を受けるに越したことはありません。なぜなら、たとえ視力検査だけだったとしても、そこからわかる疾患も多くあるからです。

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そして、以前よりも視力が低下していたら、生活に支障がなくとも、眼科に相談してみてください。
緑内障や白内障といった疾患から視力が低下している可能性もありますし、気づかないうちにものもらいができており、その腫れが眼球を圧迫。角膜の形が変形してしまい、乱視が進行しているケースもあります。
また最近では、10年も前につくったメガネを、そのままかけ続けている方も少なくありません。何の疾患がなくとも、受診をきっかけに、現状に適した矯正視力を導くことができれば、放置しがちな眼精疲労の症状が癒えるきっかけにもなるのです。

▼眼科で受けられる検査については
目の検査は『視力検査』だけじゃない!知らなかった目に関する『○○検査』

▼緑内障については
それって『緑内障』かも!うっかりミスが伝える危険のシグナル
眼圧を下げるインプラント。緑内障の最新治療『チューブシャント手術』ってどんなもの?

取材・文/大谷享子
目ディア

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