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現代人のあるある習慣「寝ながらスマホ」が失明を引き起こす!?

現代人のあるある習慣「寝ながらスマホ」が失明を引き起こす!?

出典:study gawking at your phone in bed can lead to ‘transient smartphone blindness’

若者を中心に急増中の「スマホ老眼」をはじめ、スマホの使用にともなう悪影響が問題になっています。そして、最近になって「スマホ失明」というあらたな健康被害が発表されました。

なぜスマホで失明するのでしょうか? 今回は、その全貌をお届けします。

スマホ操作によるあらたな健康被害「スマホ失明」が報告される!

スマホ失明_02

スマホの使いすぎが目によくないことはわかっていても、就寝前のベッドの中でスマホを操作しながら眠りにつく……という方は非常に多いのではないでしょうか。実は、その何気ない行為が「スマホ失明」というおそろしいリスクを引き起こすことがわかりました。

今年8月の米医学誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』には次のようなタイトルの論文が掲載されています。そのタイトルはずばり、「Transient Smartphone”Blindness”」直訳すると、「一過性のスマホ失明」です。論文の内容をもとにスマホ失明の原因を究明していきましょう。

一時的な失明を起こした2人 共通点は「寝ながらスマホ」だった!

スマホ失明_03

同ジャーナルの論文には、スマホ失明を起こしたふたりの女性が登場します。

ひとり目の22歳のAさんは、夜になると右目に視力障害が現れるという理由でクリニックを訪れました。彼女の右目は毎晩、ものの輪郭しか認識できない状況に陥るのです。
医師の立ち会いのもと、目と脳の検査、MRIなどを実施するも異常はみつからず、彼女自身ドラッグも喫煙も飲酒もやらず、食生活にも特に問題はありませんでした。

ふたり目は40歳のBさんです。彼女は起床後の15分間だけ、片方の目に失明が起こることからクリニックを受診しました。
脳の血液異常の疑いからアスピリンを処方するも改善されず、さまざまな検査をしましたが異常はみつかりませんでした。

これといった疾患がみつからない2人の女性がなぜ、一時的に失明してしまうのか? 医師は両者の生活習慣を詳しく聞くうちに、おかしな共通点に気づいたのです。2人の患者はいずれも、暗がりのベッドの中で、スマホを操作した直後に失明が起こっていたのです。

寝ながらスマホでなぜ失明?そのカギは「暗順応」と「明順応」

スマホ失明_04

出典:Can Smartphone Use Lead To Vision Loss What You Need To Know About ‘Transient Smartphone Blindness’ HEALTH Tech Times

暗がりでスマホを操作しただけで失明するのはなぜでしょうか? その答えを知るためには、目の自律機能を理解しておく必要があります。

人間の目は、レンズから入ってくる光の量を調整することで視力を確保しています。明るい場所から急に暗い部屋に入ると、目が慣れるまでに少し時間がかかる現象を「暗順応」といいます。逆に暗い場所で急に照明をつけると最初はまぶしくて目を開けられませんが、次第に目が慣れて見えるようになる現象が「明順応」です。

暗順応と明順応の仕組みがわかったところで本題です。先にご紹介した2人の女性は、ベッドで横になってスマホを操作していたそうです。体を横にしたことで片目は枕などによってスマホの光が入らない状況にありました。

つまり、光が当たらない側の目は暗順応し、もう片方の目はスマホの光によって明順応している状態になったわけです。その状況下で、突然スマホの光を消すと目はどうなるでしょうか? 暗順応していた側の目はすでに暗がりに慣れていたために普通に見えますが、スマホの光で明順応していた側の目は全く何も見えない状態に陥ります。その結果、失明したと思い込んでしまったわけです。

暗がりでの寝ながらスマホは本当に失明につながるものではありません。しかしながら、暗い部屋でのスマホ操作は近視や眼精疲労、しいては視力低下を引き起こします。ベッドの中にスマホは持ち込まず、早めの就寝を心がけましょう。

▼スマホが引き起こす健康被害と対策についてはコチラ
あなたも注意!デジアイ症候群!(ロート製薬 商品情報サイト)
あなたは大丈夫!? 若者に急増中の『スマホ老眼』 近くがぼやけたら要注意!
デジタル社会における現代病!大人の目に起こる「近視」とは
パソコン・スマホの悪しき習慣!目に負担がかかるNG行動リスト9選
デスクワーカーなら即実践すべし! ディスプレイの設定で目の疲れを軽減
スマホ時代の必須アイテム? ドライアイや姿勢の悪さを矯正するデバイス

【参考】
暗い部屋の寝ながらスマホが「失明」を引き起こす可能性―英研究 – まぐまぐニュース!
http://www.mag2.com/p/news/215898
【注意!】”寝ながらスマホ習慣で一時的に失明する”危険性を医学雑誌で警告!『一過性スマホ”盲目”』とは?
http://spotlight-media.jp/article/303316017362389673
「寝ながらスマホ」は失明を起こす!? 目を守り、目を整えて、目を輝かせる。視力回復!目力.com
http://xn--tfr385f.com/眼病の予防/「寝ながらスマホ」は失明を起こす!?/
暗順応
http://www.tv-osaka.co.jp/qsience/q_science/img/gimon_img/g_q_a/g_sei_21.html
ベッドの中でスマホを見続けて<スマホ失明>!? 急増する若者の<スマホ老眼>が進むと…… – グノシー
https://gunosy.com/articles/RThFd
スマートフォンで一時的に「失明」 就寝前後の寝ながら操作にご用心
http://sciencenews.co.jp/2016/07/16/post-2834/

文/深山由佳理
目ディア

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PC・スマホからは逃げられない! 眼科医もやっている目を守る方法とは

PC・スマホからは逃げられない! 眼科医もやっている目を守る方法とは

“一日中テレビを見ない”人はいても、“パソコンやスマホを一日中見ない”人はいないように思われる現代日本。老若男女を問わずに身近になったパソコンやスマホですが、付き合い方を考えないと目に優しいものとはいえません。

そこで今回は、パソコンやスマホから目を守るのに心がけてほしいことや実際にやっていることを、眼科医・岡野先生に聞いてきました。

パソコンやスマホを使うときの目への影響は?

デジタルデバイス対策_02

パソコンやスマホ(以下、デジタルデバイス)を使うときに、目の健康を守るためにはどのような点を注意しなければいけないのでしょうか。

●緊張し続ける目の筋肉

ものを見るにはピントを合わせなければなりません。同じ距離のものを見続けるには、同じ力で筋肉を動かす必要があります。しかし、人間は同じ力を出し続けることが苦手です。同じ場所を見続けることが目の筋肉疲労を起こします。

●紫外線(UV)

光には有害な成分がありますが、皮膚はメラノサイトで守られています。目では、角膜や水晶体が多くのUVを吸収しますが、長期間さらされることで白内障の原因になります。また、同じく光が当たる網膜はルテインで守られていますが、ルテインは加齢によって減少するため、加齢とともにダメージを受けやすくなります。

●ブルーライト

デジタルデバイスから発せられる強い単一波長の青色光(通称:ブルーライト)は、長時間目に当たることによって、網膜経由でホルモンや精神的影響を及ぼす可能性があることを指摘されています。

●ドライアイ

目の表面が乾く病気で、デジタルデバイスの使用の他にもさまざまな原因で発症します。涙の量が不足したり、涙の質や成分のバランスが崩れることによって涙が均等に目に行きわたらなくなり、不快感や見え方の悪化、さらには角膜に傷が生じたりする病気です。

●部屋の明るさ

オフィスなどの照明も気を使いましょう。室内全体は500ルクス程度、デスクは周囲より明るく750〜1000ルクス程度がよいといわれています。暗いところや明るすぎるところでの使用は目によくありません。またLEDの照明では、散乱光が少なくて部屋が暗かったり、ブルーライトが発生していたりする製品もあります。

●画面の明るさ

高輝度な製品が増えたこともあり、使用環境などによって画面の照度を調整する必要もでてきました。また画面に太陽光が反射した状態での作業や、100ルクス以下の室内照明も目の負担になるといわれているので注意が必要です。

●悪い姿勢

パソコンを一日中見なければならないデスクワーカーが陥りがちな症状です。「猫背」「ストレートネック」が代表的で、目だけでなく、肩こりや首の痛みにもつながってきます。

目を守るための対策4選

では、デジタルデバイスとはどのように接していけば目を守ることができるのでしょうか。過去記事で紹介した対応方法を一度まとめてみましょう。

(1)UV・ブルーライト対策

メガネや保護フィルムでの遮断と思われる方も多いでしょう。おもしろい対策としては、ブルーライトカットサポートアプリをスマホにダウンロードしてしまうという方法もあります。

モニターばかり見ているあなたに捧げる ブルーライト対策グッズ&アプリ5選

(2)ディスプレイの設定

コントラストを明るすぎたり、暗すぎたりする設定で使っていると目が疲れてしまうため、使用環境によって照度の調整を行いましょう。過去記事では、白いプリント用紙を使った簡単にできる調整方法を紹介しているので見てみてください。

デスクワーカーなら即実践すべし! ディスプレイの設定で目の疲れを軽減

(3)姿勢の矯正

普段から背筋を伸ばして猫背対策を心がけるのはもちろん、机の整備をすれば姿勢も改善できます。顔を真っすぐにして正面を見たときの視界の中心よりも15度ほど下にモニターの中心が来る位置に椅子や机・モニターの高さを調整し、腕の疲れを緩和させるリストレストやアームレストを活用しましょう。

眼科医直伝!目に負担がかかるデスクでの“NG姿勢”と対策法

(4)休憩

適度な休憩は必ずとるようにしてください。平成14年に厚生労働省が発表した『VDT(Visual Display Terminals)作業における労働衛生管理のためのガイドライン』では、作業の継続は60分を超えないようにし、作業と作業の間には10〜15分の休憩をとることを推奨しています。

【現代病VDT症候群】その体調不良やこころの不調は目の疲れが原因かも?

また「デジタルデトックス」という脱スマホ生活もおすすめです。ランチの間の1時間はスマホの電源を切ったり、週末はデジタルデバイスの電源をオフにしたりとできるところから始めて徐々に慣らしていけば自然と目も休められるようになります。

週末は脱スマホが新常識! デジタルデトックスのすすめ

実際に眼科医がやっていること3選

デジタルデバイス対策_03

では、岡野先生は実際、デジタルデバイスを使用する際にどのようなことをされているのでしょうか。3つのポイントを聞いてきました!

(1)なるべく大きな画面を使用する

岡野先生は、普段からスマホを選ぶときはなるべく画面の大きいものを選ぶようにしているのだとか。チャットアプリを使用する際も、画面の大きいPCの方で見ることを心がけているようです。

(2)メガネをしっかり選ぶ

安価なメガネは、「ブルーライトカット」とうたっていても、実はUV対策がなされておらず、過大な表示をした製品もあるそうです。今年の4月から発売された東海光学株式会社の「LUTINA(ルティーナ)」などは、UVもしっかりカットしてくれるだけでなく、ブルーライトカットでも青く光ったりしなくてTPOを気にすることなく使えるのでおすすめだとか。

参照:東海光学株式会社「LUTINA(ルティーナ)」

(3)使用環境に気をくばる

岡野先生が使用しているデスクトップPC画面の位置は、しっかり15度ほど目線が下になるようにおかれていました。部屋の明るさを確認できる「ルクスカメラ」というスマホアプリを使って照度を図られたり、ブルーライトの発生しないディスプレイで作業をされていたりしました。

参照:Lux Camera – Light Meter & Measurement

いかがでしょうか。診察作業の関係でデジタルデバイス対策も「完璧」というわけにはいかないようですが、岡野先生も目のことを考えて日常的に対策をされているようです。現代日本で仕事を続けていく上では、デジタルデバイスとは切っても切り離せません。

みなさんも、紹介した方法を試して、デジタルデバイスとよいお付き合いを心がけてくださいね。

▼目の健康を守るための記事はこちらから!
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【参考】
目だけの病気でないVDT症候群(テクノストレス眼症)http://www.jfpa.info/wh/body_information/detail/index.php?aid=11
パソコンによる目の疲れの正しいケア方法
http://www.skincare-univ.com/article/005942/

文/田中利知
目ディア

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