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赤ちゃんの“瞳ウルウル”に要注意 『先天性鼻涙管閉塞症』の疑いアリ!

赤ちゃんの“瞳ウルウル”に要注意 『先天性鼻涙管閉塞症』の疑いアリ!

生まれたばかりの赤ちゃんが潤んだ瞳でこちらをじっと見ている姿は、思わず抱きしめたくなるほどカワイイですよね。でも、いつも目がウルウルしていたら要注意です。
涙がいつも溜まっている状態なら、『先天性鼻涙管閉塞症(せんてんせいびるいかんへいそくしょう)』という病気を疑いましょう。ひどくなると『涙のう炎』になり、痛みをともなうこともあるため早めの治療が肝心です。 今回は、そんな『先天性鼻涙管閉塞症』について解説します。

【基本】『先天性鼻涙管閉塞症(せんてんせいびるいかんへいそくしょう)』とは?

鼻涙管閉塞症_2

涙は泣くときだけではなく、実は常に出ています。目が乾かずに過ごしていられるのは、涙が自然と分泌され目の表面を潤しているからなのです。
涙腺で作られた涙は眼球表面を潤し、目頭の涙点という小さな穴へと流れていきます。涙点は鼻の奥へとつながる『鼻涙管(びるいかん)』という細い管を流れていくため、通常は涙が溜まったり頬へ流れていったりすることはありません。

この鼻涙管が何らかの原因でつまり、涙が鼻の奥へと流れていかず目に溜まってしまう症状を『鼻涙管閉塞症(びるいかんへいそくしょう)』といいます。新生児に症状がみられる場合は先天性のものと判断されますが、後天性のものもあり、大人もかかる可能性がある病気です。

【症状】目がウルウル・いつも涙が止まらない

赤ちゃんの目がいつもウルウルして涙が溜まっているなら『先天性鼻涙管閉塞症』を疑いましょう。「泣きたいわけでもなく、眼に痛みがわけでもないのに涙が止まらない」などの場合は、この症状を疑って眼科を受診することをおすすめします。
鼻涙管閉塞症の治療をせずにいると、涙がうまく流れず鼻涙管のなかで炎症が起こる『涙のう炎』に進行する可能性があります。『涙のう炎』になると、“目やに”や腫れ、痛みが出ることもあります。
『急性涙のう炎』になると、ひどいときには『脳髄膜炎(のうずいまくえん)』にまで進行する可能性があり、新生児は抵抗力も低いため非常に危険な状態になってしまいます。「おかしいな」と思ったら、すぐに受診するようにしましょう。

【診断方法】涙管に水を通して調べる

鼻涙管閉塞症_3

『鼻涙管閉塞症』の疑いで眼科を受診すると、“涙管通水検査”がおこなわれます。これは、目頭の涙点から生理食塩水を流し入れて詰まっているかどうかを確認する検査です。
通常であれば、目頭から入れた生理食塩水は鼻の奥を通りますが、『鼻涙管閉塞症』の場合には途中で逆流して戻ってきます。さらに逆流してきた生理食塩水のなかに膿が含まれているかで、『涙のう炎』にまで進行しているかどうかをチェックできます。
目頭から水を注入するため、赤ちゃんは嫌がります。かわいそうですが、『涙のう炎』から『脳髄膜炎』になってしまうと命に関わる場合もあるため、しっかり検査してもらいましょう。

【治療法】月齢によって変わる治療法

鼻涙管閉塞症_4

赤ちゃんの『先天性鼻涙管閉塞症』の場合、月齢によって治療法を変えることがあります。新生児~乳児期半ばの18カ月くらいまでであれば、自然開通をうながす治療をします。それでも治らないときや、初診時で18カ月を超えているときは、鼻涙管を開通する施術をおこなうことが多いようです。
自然開通は、涙管通水を何度もおこない、水圧で開通をうながします。『涙のう炎』になってしまっているときには、抗生剤を投与し炎症がおさまってから治療に進むことになります。涙管通水で膿をしっかり洗い流すことができれば、抗生剤の投与が少なくて済む可能性もあります。
自然開通が難しいときは、“ブジー”と呼ばれる鼻涙管開放術をおこないます。涙点からブジー針という細い針金状の器具を差し込んで開通させる方法で、これでもうまくいかない場合には、骨に穴を開ける手術が必要なケースもあります。
自然開通をいつまで待つか、早めに施術するのかは、主治医の方針や相談によって決定されます。そのため、医師とよく話し合って決めるようにしましょう。

【大人がなると】後天性は再閉塞しやすい

鼻涙管閉塞症_5

大人が『鼻涙管閉塞症』になると、基本的にはブジーによって開通させます。しかし、後天性の場合、再閉塞しやすいためシリコンチューブをいれて1カ月おき、鼻涙管の開通を保てるようにするケースもあります。
『慢性涙のう炎』になっているときは、“涙のう”を取り除く手術も選択肢の1つです。大人の場合、医師の診断を受けずに放っておいてしまいがちですが、大人でも『脳髄膜炎』になる可能性はあります。「涙が止まらない」、「“目やに”が多い」といった症状が現れたら、早めに眼科を受診しましょう。

▼「涙・目やに」に困っているなら こちらもオススメです!
涙の流出を栓でふさぐ!? ドライアイの治療法『涙点プラグ』って何?
どうして日中は気にならないのか? 寝起きに現れる『目やに』の謎

【参考】
日本眼科学会:目の病気 新生児涙嚢炎
http://www.nichigan.or.jp/public/disease/ganken_shinseiji.jsp
鼻涙管閉塞、涙嚢炎とはどんな病気か|症状や原因・治療 – gooヘルスケア
http://health.goo.ne.jp/medical/10A11000

文/土屋菜々
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子どもの近視が急増中! スマホやゲーム機から子どもの目を守るコツ

子どもの近視が急増中! スマホやゲーム機から子どもの目を守るコツ

スマホやPC、ゲーム機などの普及にともない、子どもたちの目が危険にさらされていることをご存知ですか? 子どもの目を守るのは親の役目です。デジタル機器が子どもたちの目に与える影響と対策について一緒に考えていきましょう。

デジタル機器の普及の影響!? 小学生の5人に1人が視力0.7未満

電車やレストランで、スマホの画面を食い入るように見つめる子どもの姿を目にしたことはありませんか?
多くの子どもはスマホやPC、ゲーム機が大好きです。それが目によくないことはわかっていても、「少しの間だけ静かにしてほしい」というとき、子どもにスマホを与えてしまう保護者の気持ちはよくわかります。スマホを与えている限り、子どもたちは驚くほどおとなしく過ごしてくれるからです。

そんな中、小学生の視力低下が深刻な問題となっています。2014年に文部科学省が発表した「学校保健統計調査」によると、小学生の5人に1人は裸眼視力が0.7未満であり、メガネをかけないと授業に支障をきたすといわれる視力0.3未満の割合が、30年前と比べ2倍以上に増加していることわかりました。

子どもの近視_02

昨今のデジタル機器の普及率や利用スタイルを考慮すれば、子どもたちの視力低下や近視化の背景に、デジタル機器が関係していることは間違いないでしょう。
続いては、デジタル機器が子どもたちの目に与える数々の影響について、詳しくご紹介します。

子どもの目が近視化する4大要因 その全てがデジタル機器に当てはまる

最初に結論からお伝えしますと、幼少期からスマホやゲーム機を見続けることによって、その子どもが近視になる可能性は非常に高いです。『スマホ近視』という言葉があるように、大人もスマホやPCを使いすぎることによって近視になることはありますが、子どもに比べると、その進行速度はゆるやかです。
一方の子どもは、大人よりも目の屈折が柔軟で変化しやすいのが特徴です。至近距離で小さな画面を長時間見ることによって目に負担がかかり、焦点が網膜よりも手前に固定された結果、短期間で近視が進んでしまうのです。
ここで、子どもの目が近視化する4つの要因をご紹介しましょう。

~目が近視化する4つの要因~

【1】至近距離で見る
【2】小さいものを見る
【3】光を発するものを見る
【4】うつむいた姿勢で見る

子どもの近視_03

この4つは、どれもスマホやPC、ゲーム機に興じる子どもの姿に重なります。私たちの身のまわりに溢れるデジタル機器は、子どもの近視化を進めるにはぴったりというわけです。
そして、一旦近視になってしまうと基本的には回復せず、メガネやコンタクトレンズといった視力矯正に頼る以外に、これといった視力回復法がないのが現状です。近視は、なってしまったあとでは手遅れなのです。

自ら制御できない子どもに変わり 大人がルールを決めることが重要

子どもの近視を未然に防ぎたい気持ちはあるものの、スマホやゲーム機に一切ふれさせない生活を送るというのも難しいものです。そこでデジタル機器から子どもの目を守るための5つのルールをご紹介します。

~デジタル機器から子どもの目を守る5大ルール~

【ルール1】目と画面の距離は50センチ以上離すこと
【ルール2】首をまっすぐにして正面から画面を見ること
【ルール3】ドライアイ防止のため、5分に1回はまばたきをすること
【ルール4】50分に一度は休憩を入れること
【ルール5】休憩の際には、5メートル以上遠くのものを5分間じっと見ること

子どもの近視_04

以上の5つを実行することで、目の負担をぐっと減らし、視力低下を防ぐことができるのです。
とはいえ、子どもは楽しいものに貪欲です。スマホやゲーム機を好きなだけ与えたあと、ある日突然ルールを押しつけても、簡単に受け入れることはできないでしょう。
そこで小学校低学年のうちから、ある程度のルールと適度な使い方を身につけさせておくことが重要です。そうすれば、中学生、高校生と成長してからもそれが当たり前になるはずです。
「子どものうちに近視になったら、一生視力は回復しない」、保護者の方はこの事実をしっかりと受け止め、子どもとデジタル機器との距離を上手にコントロールしてあげましょう。

▼子どもの視力低下についてはコチラ
子ども達の視力低下が増えています!(ロート製薬 商品情報サイト)
視力の悪さは遺伝する!眼科医直伝!子どもの目を守る対策とは?
近年、子どもたちにも急増中! 左右に視力差がある『不同視』とは?
成長期の子どもを持つ親御さん必見! 近視の進行を抑制する『MCレンズ』とは?

【参考】
セコム|[特別連載-前編]スマホは子どもの目に悪い?~眼科医に聞く、子どもと「ブルーライト」「VDT症候群」~|子どもの安全ブログ
http://www.secom.co.jp/kodomo/m/20140616.html
PC・スマホで近視化が進む……子どもの視力を守る方法 [目の病気] All About
http://allabout.co.jp/gm/gc/417806/
学校保健統計調査:文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa05/hoken/1268826.htm
『眼科医が教える 目の衰え・疲れ目がスッキリする本』吉野健一著/PHP研究所

文/深山由佳理
目ディア

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