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眼精疲労になってない?電灯の周りに虹が見えたら『虹視症』かも

眼精疲労になってない?電灯の周りに虹が見えたら『虹視症』かも

ふと電灯を見たら、電灯の周りに虹のようなものが見えた…という経験はありませんか?もしかしたら、それは『虹視症(こうししょう)』という症状の可能性があります。今回は虹視症の原因や発症したときの対処法、予防法についてお話ししていきます。

虹のような光が見える原理

原因は眼精疲労?_02

虹視症とは、電灯を見たときに、虹のような光の輪がかかっているように見える目の病気です。特に体力が落ちていたり、目が疲れていたりするときにそのような症状が現れます。

空気中に浮かんでいる小さな水の粒に太陽の光が当たると、通常白く見える光は屈折・反射し、私たちの目には7色に分解されたように見えます。これが、虹が見える原理なのですが、虹視症の症状が出ているときも、これと同じ現象が目の中で起こっています。

目の外側に位置する角膜に、傷があったり炎症のためにむくみが生じていたりすると、光が網膜に到達するまでの間に乱反射が起こるため、光を見たときに虹のようなものが見えてしまうのです。

虹視症の原因

虹視症の代表的な原因は緑内障眼精疲労ですが、これら以外が原因で症状が現れる場合もあります。たとえば、『びまん性表層角膜炎』といわれる、角膜表面の上皮部分に浅く傷ができている状態のときです。

そのほか、角膜上に目やにの薄い膜が張っているときも、虹視症の症状が現れることがあります。ただし、この場合は目やにを取り除けば症状が改善されます。

吐き気や偏頭痛をともなう場合は、急性緑内障の可能性も

原因は眼精疲労?_03

もし、虹視症の症状があり、同時に吐き気や偏頭痛もともなう場合は、急性緑内障の疑いがあります。

緑内障とは、視神経の異常によって、視野や視力に障害が起きる病気です。目から得た情報が的確に脳に伝えられないため、対象物をうまく認識できなくなります。国内においては、失明の原因としてはもっとも多くの割合を占め、患者数も多い目の病気です。

似たような名前の目の病気に『白内障』がありますが、白内障と緑内障が起こる原因は大きく異なります。白内障が、水晶体が白く濁ることで視界に影響を及ぼすのに対し、緑内障は、眼圧の上昇によって視神経に異常をきたし、視野が狭くなります。

また、慢性緑内障はゆっくりと症状が進行していくので自覚症状がないことが多いのですが、急性緑内障は急激な眼圧の上昇によって発症するので、頭痛や吐き気、眼痛、充血などと、全身に症状が現れます。このような症状が出たら、迷わず眼科を受診しましょう。

虹視症になってしまったときの対処法

眼精疲労が原因の場合は、ぐっすり眠って体を休め、目の疲れをとるように心がければ症状は改善されます。しかし、緑内障が原因の場合は、睡眠で目の疲れをとっても症状が治まることはありません。

緑内障は放置すれば失明にもつながる病気ですから、頻繁に光の輪や虹が見える、休息をとっても改善されない、といった場合には、とにかく早めに眼科を受診するようにしましょう。

虹視症の原因となる眼精疲労を予防する方法

原因は眼精疲労?_04

虹視症を予防するためにも、まずは眼精疲労を改善していきましょう。ここでは2つの方法をご紹介します。

●目を温め、疲労を取り除く

蒸しタオルなどを使って目を温めると血液の流れがよくなり、交感神経から副交感神経に切り替わるため、リラックス効果が高まります。また、目の周りの筋肉がやわらかくなるので、疲労を取り除くことができます。

●しっかりと睡眠をとる

睡眠中は黒目がまぶたの上方に向かうため、光を感じなくなることが眼球のリラックスにつながります。緊張した目の筋肉も和らげることができるので、しっかりと睡眠をとり、目を十分に休ませましょう

虹視症を予防するためにも、定期的に検診を受けよう

原因は眼精疲労?_05

虹視症は、先ほどもお話したように、眼精疲労が原因であれば目の疲れをとれば治りますが、緑内障が原因であれば、いかに早く病気を見つけられるかが治療のカギになります。今のところ緑内障に有効な治療薬はありませんが、早期発見ができれば、点眼薬などを用いて病気の進行を遅らせることが期待できます。

多忙な毎日を過ごしていると、自分の目が出しているサインには気付きにくいもの。定期的に眼科検診を受けることが大切です。

いかがでしたか?今回は虹視症の原因や対処法、予防法についてお話しました。「いつもと違った目の見え方があれば、早めに眼科を受診する」という心がけは、虹視症や緑内障に限らず、目の病気全般の予防にとって大切なことです。

目の健康を守るためにも、普段から自分の目の変化に気を配るようにしましょう。

▼眼精疲労を改善したいなら、こちらの記事もオススメ!
目のトラブルについて~眼精疲労/疲れ目~(ロート製薬 商品情報サイト)
目の疲れは“肝”の不調のせい?陰陽五行説からみる眼精疲労の原因と対策
リラックスしながら目の疲れをとろう!眼精疲労に効果のあるハーブティー3選
眼精疲労に悩まされている方へ!「お灸」の効果とやり方とは?

〈参考〉
目の中に虹が見える|BAUSCH+LOMB
http://www.bausch.co.jp/eye-dictionary/kininaru/miekata/seeing-worms/
症状から調べる|くらとみ眼科医院
http://kuratomiganka.com/st2nm/
治らない目の疲れ・・「眼精疲労」とは|ヘルスケア大学
http://www.skincare-univ.com/article/004789/
こんな見え方ありませんか?|せきや眼科
http://www.sekiya-ganka.com/eye_qa.html
白内障と緑内障|いきいき倶楽部
http://www.nanotechss.co.jp/ikiikikurabu/kenkoujouhou/hakunaishou_ryokunaishou.html
虹視症と緑内障|河野眼科Q&Aブログ
http://kounoganka.exblog.jp/18920605/
虹視症について|目の病気ガイド
http://www.he-be.net/05/post_26.html
びまん性表層角膜炎|コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E3%81%B3%E3%81%BE%E3%82%93%E6%80%A7%E8%A1%A8%E5%B1%A4%E8%A7%92%E8%86%9C%E7%82%8E-792999
緑内障とは|Eye Life
http://www.eyelifemegane.jp/disease/disease3.php

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アトピー性皮膚炎は目もつらい!? アレルギー反応が引き起こす“目の病気”って?

アトピー性皮膚炎は目もつらい!? アレルギー反応が引き起こす“目の病気”って?

今や日本国民の3割が、何らかのアレルギーを持っているといわれています。もはや国民病とさえいえるアレルギー性疾患ですが、中でもアトピー性皮膚炎をお持ちの方の場合には、それが重篤な眼科疾患の原因となることもあるようです。
一見無関係な皮膚炎が、どうして目の異常を引き起こすのか、調べてみました。

アトピー性皮膚炎ってどんな病?

日本皮膚科学会のガイドラインによると、

“アトピー性皮膚炎は,増悪・寛解を繰り返す,瘙痒のある湿疹を主病変とする疾患であり,患者の多くは アトピー素因を持つ”

出典:公益社団法人 日本皮膚科学会 – アトピー性皮膚炎診療ガイドライン
と定義されています。
つまり、良くなったり悪くなったりを繰り返す、痒みをともなう皮膚疾患のことです。発症すると厄介な疾患ですが、実はアトピー性皮膚炎の原因は、いまだ解明されてはいません。ではなぜ、アトピー性皮膚炎が目の病の原因になるのでしょうか?

意外!? アトピーが引き起こす目の疾患は意外と多い

アトピー性皮膚炎にともなう目の疾患には、

  • 1. 眼瞼炎(がんけんえん)
  • 2. 結膜炎(角結膜炎)
  • 3. 白内障
  • 4. 角膜上皮障害
  • 5. 網膜剥離

などがあるといわれています。
中でも『眼瞼炎(がんけんえん)』の割合がもっとも多く、アトピー性眼瞼炎の場合は、目の周囲の皮膚に、湿疹、むくみ、ただれ、かさつきなど皮膚炎特有の症状が現れます。

アトピー性皮膚炎_02
出典:Calgary Optometry. Centre – Blepharitis-What is this Common Eye Condition?

その次に多いのが、『角結膜炎』と呼ばれる症状です。アトピー性角結膜炎は、アレルギー反応により角結膜(黒目と白目)に炎症が起こり、目の痒みや充血、白目の腫れ、目ヤニなどを引き起こします。春から夏にかけて重症化することが多いため、“春季カタル”とも呼ばれることもあります。

『角膜上皮障害』は、アトピー性角結膜炎(春季カタル)に続いて発症するケースが多く、角膜炎角膜びらんなどの症状を引き起こし、痛みや充血、目ヤニの分泌、角膜の一部が白く濁るなどの症状を引き起こします。
いずれも強い痒みや痛みをともなう症状ですが、これがさらに重篤な眼疾患を引き起こすケースも少なくありません。

目をこすることで生じる皮膚炎のリスク

アトピー性皮膚炎にともなう眼疾患の中でも、近年増加傾向にあるとされるのが『白内障』と『網膜剥離』です。
一般的には加齢により症状が現れるといわれる白内障ですが、その原因は1つではありません。先天的なものや、糖尿病などの代謝異常により引き起こされるもの、また外傷によって白内障の症状が引き起こされる場合もあります。

アトピー性皮膚炎_03
出典:Dijeta Plus – Katarakta siva mrena na oku simptomi, lečenje, operacija

アトピー性白内障の原因は特定されていませんが、強い痒みのために目の周りを強くかいたり、こすったり、また顔を叩いたりするなどの物理的な刺激を長期間にわたって与え続けることで引き起こされるのではないか、といわれています。
そのため、皮膚炎にかかっている時期が長いほど、白内障の現れる率が高いことが報告されています。また、アトピー性網膜剥離も同様に、目の周りに対する刺激によって引き起こされると考えられています。

こうした強い刺激により引き起こされるケースは、顔、特に眼の周囲に皮膚炎の症状が強くあらわれている人に多く、本人には自覚がなくても、就寝中にまぶたを強くこすったり、激しく叩いたりなどの行為を繰り返している事例もあるようです。

目の周りに皮膚炎の症状がある人は、眼科の検診も

一見無関係のように思えるアトピー性皮膚炎と、眼疾患との関係はご理解いただけたでしょうか?
アレルギー症状は誰にでも起こる可能性があり、また皮膚炎に限らず、花粉症などによっても、目に強い刺激を与え続けると合併症を引き起こすことも考えられます。
人の眼球は、カメラのような精度と繊細さをかねそなえた、とても大切な器官です。いかなる場合も強くこすったり、叩いたりなどの刺激を与えないのが基本だと考えてください。
もし思い当るところがあれば、皮膚科だけではなく、眼科の診断を受けることで、自分の症状をより良く知ることにつながりますよ。

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【参考】
公益社団法人 日本眼科医会 – アトピー性皮膚炎と目
http://www.gankaikai.or.jp/health/29/02.html
公益社団法人 日本皮膚科学会 – アトピー性皮膚炎診療ガイドライン
https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/1372913553_1.pdf
安井眼科 – アトピー性皮膚炎の眼合併症
http://www.yasui-eyeclinic.jp/original12.html

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