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ボクサーだけじゃない! 本当は誰でもなる可能性のある『網膜剥離』

ボクサーだけじゃない! 本当は誰でもなる可能性のある『網膜剥離』

網膜剥離(もうまくはくり)といえば、ボクサーなどが強い衝撃によって起こす症状というイメージを持っている方も多いと思います。しかし網膜剥離は、加齢などによって自然に引き起こされることも少なくありません。そこで今回は網膜剥離の原因や、知っておきたい初期症状などをご紹介します。

原因はさまざま!20代でも網膜剥離にかかることはある

眼底の奥部に薄いフィルムのように密着している網膜は、私たちがものを見るためには不可欠な、とても大切な組織です。網膜剥離は、この網膜に何らかの原因で裂孔(穴が開き、裂けること)が生じ、眼底からはがれてくるという疾患です。
網膜剥離の状態では、いわば破れたフィルムで写真を撮るようなものですから、眼球は正確な像を結ぶことはできません。

では、網膜剥離はどのようなことが原因で起こるのでしょうか?実は、網膜剥離は20代と50代に多い眼疾患だといわれており、特殊な環境でのみ引き起こされるものではありません。
例えば、眼球の内部を満たす“硝子体(しょうしたい)”という液体のバランスが崩れることでも内圧に変化が起こり、それが原因となって網膜がはがれることもあります。
また、強度の近視の場合にも、眼軸(角膜から網膜までの径)が広がることで牽引力が生じ、これにより網膜がはがれやすくなることもあります。

網膜剥離_02
出典:Drugs.com – Retinal detachment

(※)画像注釈
Retinal detachment(網膜剥離)、Retinal tear(網膜裂傷)、Vitreous humor(硝子体液)

図のように、眼球内部の硝子体液のバランスが崩れ、網膜裂傷が起こり、網膜剥離につながることもあります。

さらに、網膜に裂孔を生じない『非裂孔原性網膜剥離』も存在しており、この場合には高血圧糖尿病などが原因のものなどが挙げられます。このように、実は網膜剥離は、誰でもかかる可能性のある身近な眼疾患なのです。

網膜剥離を早期に発見するために知っておきたいこと

では、網膜剥離の自覚症状には、どのようなものがあるのでしょうか?
網膜剥離の前兆として、『飛蚊症(ひぶんしょう)』を自覚することがあります。飛蚊症とは、視界に小さなゴミ状の影が浮かんで見える症状です。また、チカチカとした光の点滅や、強い光の筋が見える『光視症(こうししょう)』が現れることもあります。
いずれの症状も網膜剥離の“前駆症状(病気の起こる前兆)”とされていますので、突然ひどい飛蚊症を感じたときなどは特に注意が必要です。

さらに症状が進行すると、視野の一部が欠ける「視野欠損」などが起こります。特に『裂孔原性網膜剥離』の場合は、早期の手術が必要な場合もあります。放置すれば失明の原因にもなる疾患ですので、早めの専門的な治療が必要です。
もし飛蚊症が突然ひどくなったり、視界がゆがんで感じられたりした場合は、少しでも早く医師の診断を受けましょう!

▼なにごとも早期発見、早期治療!
目に潜んだ病を告げるサインかも!視界に虫が飛んでいるように見える『飛蚊症』とは?

放置すると失明の可能性も…!目をぶつけたときの正しい応急処置

【参考】
公益社団法人 日本眼科医会 -飛蚊症と網膜剥離 なぜ?どうするの
http://www.gankaikai.or.jp/health/38/01.html
日本眼科学会:眼の病気 網膜剥離
http://www.nichigan.or.jp/public/disease/momaku_hakuri.jsp

文/キネコ
目ディア

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子ども

TV画面のフラッシュに注意! 『光過敏性発作』の原因と対策

TV画面のフラッシュに注意! 『光過敏性発作』の原因と対策

みなさんは、今から20年ほど前に、テレビでアニメを観ていた子どもたちが何人も倒れる、という事件があったことを覚えていらっしゃるでしょうか? 原因となったのは、『光過敏性発作』です。聞きなれない名称ですがどういった症状なのでしょうか?

テレビアニメを観ていた子どもたちが次々に倒れる!?

1997年12月に起こった通称“ポケモンショック”と呼ばれるこの事件は、テレビで冒頭からアニメを観ていた子どもたちが、番組の終わりころから、けいれん、ひきつけ、失神(意識混濁)、めまい、吐き気、不快感、頭痛などの症状を訴え、次々と倒れるというものでした。救急車で病院に運ばれる子どももいたため、その波及力の大きさから社会問題となり、このテレビアニメは4ヶ月間放送を自粛することとなりました。

画像2

原因となったのは、アニメならではの光の変化の激しい映像によって、通常では起こらない眼球運動が生じ、『視性眼振抑制』という船酔いのような症状が引き起こされたこと。そしてもうひとつは、閃光のように、網膜の周辺と中心部の異なる部位を交互に刺激する特殊な光を放つ場面が数秒間続き、『光過敏性発作』という症状が引き起こされたことが挙げられます。

この『光過敏性発作』が引き起こされると、光や映像のちらつきにより、脳内が強く刺激され、脳全体が興奮状態となります。興奮状態になると、脳が正常に動かなくなり、めまいなどの症状が現れます。

子どもたちがアニメを観ることに集中し、こうした刺激からほとんど目をそらすことがなったことも、大きな原因となったといわれています。

『光過敏性発作』防止への対策が義務化 日ごろの注意も大切!

この事件をうけて、現在では『光過敏性発作」の権威であるハーディング教授の作った基準をもとに、防止対策が義務づけられています。その項目は「赤いフラッシュが1秒間に3発以上点滅する」、「画面の大部分を、際立った一定の空間パターン(縞模様や渦巻き模様など)が占めている」、「光フラッシュがある」といったものです。それらの項目に当てはまらないよう、現在のアニメなどの映像はつくられています。

画像3

テレビでも、記者会見など多くのフラッシュがたかれる映像には、注意喚起するテロップが流れることが多くなっているのも、この影響です。ただし、対策がなされているとはいえ、ゲームやビデオではその範疇から外れているものあるため、いずれにせよ観る側の注意も大切です。いくら面白くても、あまり画面に集中し過ぎることのないように、日ごろから注意することが必要だといえそうですね。

▼目にフラッシュが与える影響に興味がある方には、コチラもオススメ

カメラのフラッシュで失明ってありえるの!? 撮影時の閃光が目に与えるホントの影響とは

【参考】
人体への影響
http://mcm-www.jwu.ac.jp/~physm/buturi06/sikaku/st5.html
ウィキペディア・ポケモンショック
http://bit.ly/1LW8LDH

目ディア

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