• HOME
  • 目のケア
  • 手術で治ることも!悲しくなくても涙が流れる『流涙』の治療法とは
アイケア

手術で治ることも!悲しくなくても涙が流れる『流涙』の治療法とは

手術で治ることも!悲しくなくても涙が流れる『流涙』の治療法とは

悲しくもなく、タマネギを刻んだりしているわけでもないのに涙が出てきてしまう。そんな症状に悩んでいませんか?このような症状は『流涙(りゅうるい)』といい、主に涙の通り道が詰まることが原因で起こります。

目に涙が溜まって見えにくくなると、車の運転など危ない場面も出てきますよね。今回は流涙の症状が出る病気や、その治療法についてご紹介します。

流涙は涙の出すぎや涙の道が詰まることが原因で起こる

流涙_02

目を保護するために重要な役割を担っている涙は、目尻側にある涙腺(るいせん)から分泌されます。そして、不要な涙は、目頭付近にある涙点(るいてん)という穴から涙小管(るいしょうかん)へ流れ込み、涙囊(るいのう/袋状のくだ)に溜まったのち、鼻涙管(びるいかん)を通って鼻腔へと流れ出ていきます。

涙が涙点から鼻腔に流れ出るまでの道筋を涙道(るいどう)といいますが、流涙の症状が起こる原因としては、涙道のどこかが詰まってしまっていることが挙げられます。涙道のうち、鼻涙管の部分に詰まりを起こしている場合は『鼻涙管閉塞(びるいかんへいそく)』と呼ばれます。

鼻涙管閉塞には、新生児が発症する先天性鼻涙管閉塞と、主に高齢者などが発症する後天性鼻涙管閉塞とがあります。先天性では生まれつき鼻涙管が閉じてしまっている一方で、後天性の場合は、鼻や目の病気からくる炎症が原因で鼻涙管に詰まりが生じます。

また、涙道がきちんと通っていても、目の表面に結膜炎や角膜炎、ドライアイ、逆さまつ毛などの異常があると、それらが刺激となって涙の分泌が増え、流涙につながることがあります。涙の過剰分泌による流涙の改善には、その根本的な原因となっている目の病気の治療が必要です。

涙道が詰まっているときの流涙の治療法は?

流涙_03

新生児の先天性鼻涙管閉塞が流涙の原因となっている場合、医師の指導にもとづき涙囊マッサージを行うことで、閉じてしまっている鼻涙管の開通を促すのが一般的な治療法です。

1歳になる頃までにおよそ9割が自然に治るといわれていますが、治りにくい場合は、針金のような器具(ブジー)を使って鼻涙管を通す治療法が選択されることもあります。

何らかの理由で涙道が詰まっていることが流涙の原因である場合は、内視鏡を使って涙道の中を見ながら涙管にチューブを挿入し、涙道を元通り開通させる治療法があります。局所麻酔を用いた日帰りの手術で治療が可能です。

チューブは涙管に入れたまま数ヶ月置いておきますが、その状態でもいつも通り生活でき、抜き取るのも簡単です。また、涙道にチューブが入れられないほどの癒着があるようなケースでは、『涙囊鼻腔吻合術』といわれる、もともとの涙道とは別の涙の通り道を作る治療法もあります。

ここまでご紹介してきたとおり、流涙が起こる原因は1つではありません。クリアな視界で毎日を過ごすためにも、流涙の症状が長く続いている場合は一度眼科を受診して、流涙の根本的な原因を突き止めその改善に努めましょう。

▼涙が気になるあなたにオススメの記事はこちら!
目のトラブルについて~なみだ目~(ロート製薬 商品情報サイト)
涙でアイメイクが落ちる女性必見!鍼灸師直伝の涙目を改善できるツボ
赤ちゃんの“瞳ウルウル”に要注意 『先天性鼻涙管閉塞症』の疑いアリ!
目から鉄の匂いがする!?涙があふれて止まらない目の病気『涙嚢炎』とは

〈参考〉
診療のご案内:板橋病院(手術について – 涙道疾患)
http://www.med.nihon-u.ac.jp/department/eye/hospital/ita_syu10.html
流涙について|おおつき眼科
http://www.otsukiganka.com/ryurui/
流涙とは?|流涙(りゅうるい)って…?|株式会社カネカメディックス
https://www.kaneka-med.jp/ryuurui/contents01.html
鼻涙管閉塞|ボシュロム・ジャパン
http://www.bausch.co.jp/eye-dictionary/omonamenobyouki-1/mabutatonamidamichi/biruikanheisoku/

目ディア

この記事が気に入ったら
いいね!してね♪

目の病気

「年をとると涙腺がゆるむ」って本当!? もしかしたらそれ、『涙目』の症状かも!

「年をとると涙腺がゆるむ」って本当!? もしかしたらそれ、『涙目』の症状かも!

「年をとると、涙腺がゆるくなってねぇ」——。
ドラマでも、日常生活でもお馴染みのフレーズ。

ですがこれ、医学的に証明できるのでしょうか?
眼科医・岡野先生に尋ねたところ、見えてきたのは、ひと口には語れない涙のメカニズム。
さらにデスクワーカーを悩ませる、『涙目』という症状まで見えてきました!

眼科医の見地からズバッと斬る!「年をとると涙腺がゆるむ」はウソ

単刀直入に言いましょう。
「年をとると涙腺がゆるむ」——。それは、あり得ません。
医学的な話をすれば、そもそも涙腺には、「ゆるむ」という表現が見合う、蛇口のような器官が存在しないからです。

合わせて、人間の肌を例に考えてみましょう。
肌は加齢によって水分の分泌量が少なくなり、カサつきを感じ始めます。
涙を分泌する器官である涙腺も同様、年を追うごとに機能が低下し、分泌量が減っていきます。
つまり「年をとると涙腺がゆるむ」=「年をとると涙がよく出る」とは正反対、眼科医の見地からすると、むしろ「年をとると涙が出づらくなる」というほうが正しいのです。

しかし「年をとると涙がよく出る」と感じるのは、間違いではありません。
なぜ、涙腺の状態とは正反対、矛盾とも言える感覚に見舞われるのか?
それを知るには、そもそも「涙」とは何なのかを知る必要があります。

加齢で「脂」が減少!それでも目を守ろうと「塩水」が過剰分泌される

namidame_02

涙は主に「塩水・脂・タンパク質」の3つで成り立っています。
私たちは「涙」と聞くと、さらさらととろみのない液体を思い浮かべますが、これは「塩水」の割合が多い状態。
しかし塩水ばかりでは、空気に触れるとすぐに乾いてしまい、目を守るには物足りません。
目は、涙に含まれた「脂」によって乾燥から守られ、「タンパク質」によって栄養が届けられるのです。

3つのうち、加齢とともに特に減少するのが「脂」。
脂が不足した涙では、目を乾燥から守るには不十分のため、それをどうにか補おうと、体はひたすら「塩水」を分泌させようと躍起になります。

程よくタンパク質(ムチン)や脂を含んだ「とろっとした涙」と、塩水のみの「さらさらとした涙」。
前者は粘度によって、まぶたの内側にとどまりますが、後者は目からこぼれ落ちるため、「涙が出ている」と認識しやすくなります。
加齢によって涙全体の分泌量は減少しているものの、「さらさらとした涙」が分泌される割合が増えるため、「年をとると涙が出やすくなる」と勘違いをしているのです。

孫の成長に号泣!さらさらとした涙は、感情の高ぶりで分泌される!?

namidame_03

出典:ヘルスケア倶楽部−目の健康

この勘違いを引き起こすには、もうひとつの要因があります。
実は、「塩水」と「脂」では分泌される器官が異なり、「脂」の減少に乗じて、「塩水」が躍起に分泌される器官は、感情に左右される側面が大きいからです。

「塩水」は「涙腺」から、「脂」は「マイボーム腺」から分泌されますが、前者は、感情をコントロールする脳の器官「前頭前野」と深い関わりを持ちます。
感動的な場面に出会ったとき、また悲しい場面に遭遇したとき、前頭前野が涙腺を刺激。
加齢とともにさまざまな経験を積めば、その分、感情が豊かになるため、ちょっとしたことでつい涙…という状況を生み出しているのでしょう。

加齢だけじゃない!「脂」を補う「塩水」の過剰分泌は「涙目」の症状

一方、「脂」が分泌される「マイボーム腺」は、まつげの生え際に沿うように存在し、パチパチとまばたきをすることで機能します。
まばたきによって、ポンプのように押し出されてくるのです。

つまり正常にまばたきができていないと、涙に含まれる「脂」の量が減り、目が乾燥しやすくなります。
すると先に説明したように、「塩水」が多く分泌され始める。
「妙に涙がよく出るなぁ」と感じたら、これは『涙目』という症状です。

となれば、「年をとったから…」と放っておいてはいけません。
『涙目』とは言わば、ドライアイの発症を告げるシグナルです。

『涙目』は、加齢に関わらず発症します。
とりわけ、仕事に集中を強いられるデスクワーカーは要注意。あまりに集中が続くと、まばたきを忘れてしまうことがあります。
正常にまばたきができる=正常に「脂」が分泌される環境をつくるため、パソコンと目の距離を調整したり、適度に休憩をとったりなどの対策が必要です。
それでも、あまりに涙が出るようなら、アレルギーや逆さまつげなどの要因も考えられるので、早めに眼科を受診しましょう。

▼「最近涙が出やすくなった」と感じる方は、こちらもどうぞ!
目のトラブルについて~なみだ目~(ロート製薬 商品情報サイト)

目のテストに挑戦!

下記のカラーチャートに何種類の色が使われているか、あなたは見分けることができますか?

tetrachromacy2_02
答えはこちら!!

見えた色の数によってはもしかしたら、あなたは「4色型色覚者」かもしれません!

取材・文/大谷享子
目ディア

この記事が気に入ったら
いいね!してね♪

関連記事

RELATION POST

  • Amazon ロート製薬
  • ロートV5粒
  • ロートVアクティブ
  • ロートV11 目を酷使する人のつらい疲れ目に。
目ディアの最新情報をチェック!
  • 目ディア facebook
  • 目ディア Twitter
  • 目ディア RSS
ページ上部へ