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シルバーウィークのお出かけにも最適!知られざる森林浴の目への効果

シルバーウィークのお出かけにも最適!知られざる森林浴の目への効果

森林浴などで自然や緑に触れると、とてもリラックスして癒されますよね。そんな森林浴には、実は心身をリフレッシュするだけでなく、目の疲労を改善したり、体の免疫力を高めたりする効果もあります。

森林浴が目にいいのはなぜ?

森林浴_03

パソコンやスマホといった電子機器の普及により、現代人は日々、近くばかりを見る生活を強いられています。そのため、目のピント調節機能を担う毛様体筋という筋肉が常に緊張状態にあり、筋肉が凝り固まることで、疲れ目眼精疲労につながっています。

目の疲れを改善するには、意識的に遠くを見るようにして、毛様体筋の緊張をやわらげてあげることが重要です。

森林浴では、周囲の緑の風景や背の高い樹木を眺めるために、自然と遠くを見る機会が増えます。これにより、毛様体筋の緊張をゆるめて凝り固まった筋肉をほぐすことができ、目の疲労の改善につなげることができるのです。

森林浴で免疫力もアップ!?

森林浴_02

また、森林浴には、体の免疫力を高めるという驚くべき効果もあります。

日本医科大学大学院の研究によると、健康な男女を2泊3日間森林環境に滞在させ、滞在期間中に3ヶ所の森林遊歩道散策を実施する実験を行ったところ、男女ともにNK細胞(ナチュラル・キラー細胞)が増加したという結果が得られたそうです。

さらに、森林浴を実施してから30日後も、NK細胞の増加がある程度持続することが分かっています。

NK細胞とは、体内に潜むがん細胞や、ウイルスに感染した細胞などを攻撃する役割を担う、リンパ球の一種です。NK細胞は人がもともと持っている防衛機構に大きく関わっており、NK細胞が増える=免疫力の向上につながります。

体の免疫力が高まると、風邪や病気にかかりにくい健康的な体を維持できるのはもちろん、目の病気の予防にもつながります。また、NK細胞の増加により自然治癒力も高まるため、紫外線などの外部刺激や疲労によりダメージを受けた目の回復力を、向上させる効果も期待できるのです。

いかがでしたか?仕事から離れられる休日は、日々酷使している目を労わるチャンス。今年のシルバーウィークにはぜひ、疲れた目と体を癒しに、森林浴へ出かけてみてはいかがでしょうか。

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〈参考〉
森林浴(森林環境)による免疫機能への影響|日本医科大学大学院医学研究科
http://www2.nms.ac.jp/nms/dhph/shoukai_likei02.html
森林浴|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E6%B5%B4
健康だより|伊奈病院 健康管理科
http://www.inahp.saitama.jp/file.html?path=5-193-c003-512615704a0a057f81
NK細胞|ヤクルト中央研究所
https://institute.yakult.co.jp/dictionary/word_7.php

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アイケア

日ごろの意識づけが大事! 眼科医がおしえる年代別アイケアの注意点

日ごろの意識づけが大事! 眼科医がおしえる年代別アイケアの注意点

若いころには「近視」、大人になるにつれて「老眼」……と、目の悩みは加齢とともに変わっていきます。それぞれのライフステージで目にかかる負荷の種類もことなる中で、どのようなケアを心がければよいのでしょうか?

今回は、年齢別の目のケアについて眼科医の岡野先生にお話をうかがってきました!

赤ちゃんから小学生まで

この時期は好奇心が旺盛なので、保護者がしっかりと注意してあげましょう。物を見るそぶりがいつもと違ったり、瞬きが多く目をこすったり、姿勢がおかしかったり…… 普段と違う仕草をしていないか注意することが肝心だと、岡野先生はいいます。

目の病気で市販薬を使って3日以内に治らないときは、早めに眼科を受診するようにしましょう。弱視の原因になる場合もあるため、この時期の眼帯はNGです。

また、稀に子どもであっても「白内障」・「緑内障」・「鼻涙管閉塞症」などの病気を生まれながらに持っている場合があります。ものもらいや打撲・結膜炎などで眼科にかかったときに偶然発見されることも多く、眼科を受診することで早期発見が可能です。

もちろん、就学時健康診断や三歳児検診などで異常が指摘されたらすぐに病院に行くようにしましょう。

検診で斜視疑いなどの指摘があって眼科を受診する場合、または「この子は斜視じゃないかしら」などと不安になった場合は、それまでに撮りためた写真を持って眼科を受診するようにしてください。岡野先生いわく、診断に非常に役立つのだそうですよ。

中学生から高校生まで

年齢別の目のケア_02

ある程度自立する時期ですが、まだまだ保護者の注意が必要であると岡野先生は指摘します。

特にこの時期から容姿へのこだわりが出てきて、オシャレを意識して髪型を変えたり、コンタクトレンズを使ったりし始めます。しかし、前髪が目にかかって片目だけしか出さないような髪型は眼精疲労の原因になりますし、整髪剤の汚れが目に入ってしまうと「ものもらい」などの病気の原因になったりします。

コンタクトレンズは角膜を覆ってしまうため、目が酸素不足や傷つきやすくなって細菌が繁殖しやすくなります。「角膜炎」や「結膜炎」のリスクを考えると、たとえスポーツをする場合であっても、柔道・空手などのコンタクトスポーツや、クラッシックバレーなど一部の競技をのぞけば眼鏡をかけておこなうことができます。なるべくコンタクトレンズは使わない方が疾病のリスクは少ないと岡野先生は指摘します。

また、成長期終盤は「近視」が増えやすくなる時期です。勉強だけでなく、マンガやゲーム・スマホなどで近くをみる機会が増えます。室内であれば1000ルクス以上の照度を保ち、60~90分使ったら目を休めて遠くをみるようにすれば近視の進行はある程度防げると岡野先生はいいます。こちらの点も、保護者が注意をうながすとよいでしょう。

疾病でいうと、40代とならんで、この時期は外傷や強度な近視によって発症する「網膜剥離」の多い時期です。「アトピー性皮膚炎」や「白内障」と合併してしまって発見が遅れ、症状が進行してしまう場合もあるので、網膜剥離の兆候といわれる「飛蚊症」があらわれたら一度は病院で検査を受けてください。

大学生から30代前半ころ

岡野先生いわく大学生から30代前半までは、目を大切にして疲れさせないように心がけていれば、近視の進行もほぼなくなり変化の少ない安定した時期になります。

逆に、生活スタイルや環境の変化による眼精疲労が増える時期でもあります。姿勢を正して適度に休憩を心がけながら目にかかる負荷をコントロールすることが求められます。

30代後半以降

年齢別の目のケア_03

30代後半以降の中間管理職の方で増えてくるのが、仕事によるストレスが原因の病気だと岡野先生は話します。黄斑に水ぶくれができることで視力低下・中心暗点などがみられる「中心性漿液性脈絡網膜症」が増える時期なので、急に視野中心部の見え方が変化した場合は早めに病院に行きましょう。

▼詳しくはこちら!
働き盛りの目を襲う! 男性に多い『中心性漿液性網脈絡膜症』とは?

40代以降の目は、加齢によって水晶体の弾力がなくなってくるので、目のピントも合いづらくなってきます。一般的に「老眼」と呼ばれ、誰にでもおとずれる症状といえます。無理をして目を疲れさせるのではなく、目にあった眼鏡を正しく使用するのが一番だと岡野先生は話します。

また、加齢により視力低下の原因になる病気も増えてきます。視力が低下したまま放置すると、病気で視力が下がっても気がつきません。遠近両用眼鏡など、医学的に注意が必要な処方は眼鏡店に任せるのではなく、眼科に相談しましょう。

特に、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の方が「網膜症」などで失明するケースが多いことをご存知の方も多いかもしれません。加えて最近では、日本における失明原因の第5位になるほど「強度近視による失明」も増えてきています。強度近視の方も毎年眼底検査を受けるようにすると安心でしょう。

アイケアで大切なのは目を疲れさせないこと

どの年代においても言えることが「明るさ」「時間」「姿勢」に注意することだと岡野先生は言います。部屋の明るさを保ちながら、正しい姿勢で生活し、目を使いすぎていないか時間に注意するようにしましょう。

また、眼鏡による適切な矯正をおこなうことで目を疲れさせないのも効果的だと岡野先生はおっしゃいました。

アイケアで不安なことがあれば、早期に眼科医にかかることが目の健康を保つ一番の近道だと岡野先生は指摘します。なんだか目の調子がおかしいな? と思ったときにすぐに相談できるように、小さなころからかかりつけの眼科を見つけておくことが大切かもしれませんね。

▼年齢別のケアについては、コチラの他記事も参考に!
視力の悪さは遺伝する!?眼科医直伝!子どもの目を守る対策とは?
子どもの近視が急増中! スマホやゲーム機から子どもの目を守るコツ
夏がくる、その前に!子どもの目を守るケア習慣を身につけよう
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【参考】
アトピー性皮膚炎と目(公益社団法人 日本眼科医会)
http://www.gankaikai.or.jp/health/29/08.html
視力と年齢(Bausch & Lomb)
http://www.bausch.co.jp/ja-jp/vision-and-age/

取材・文/田中利知
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