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寒い季節はご用心!冬場に増える目のトラブル『眼底出血』とは?

寒い季節はご用心!冬場に増える目のトラブル『眼底出血』とは?

朝晩の冷え込みが厳しくなるにつれて風邪やインフルエンザなどが流行りますが、注意したい病気はそれだけではありません。今回は寒い季節に起こりやすい目のトラブル、『眼底出血』についてお届けします。

高血圧は眼底出血を発症するリスクが高い!

眼底出血とは、眼底内の網膜にある血管の一部が出血することをいいます。出血を引き起こす原因は目の病気だけでなく、全身の健康状態が密接に関わっていることをご存知でしょうか?ここで眼底出血が起こりやすい3つのタイプをご紹介しましょう。

眼底出血_02

1. 高血圧
2. 高脂血症(脂質異常症)
3. 糖尿病(予備軍も含む)

この3つは生活習慣病であり、動脈硬化を進行させる危険因子として広く知られています。動脈硬化とは、文字どおり血管が硬くなる病気です。血管が硬くなると、血管の弾力性が失われたり血液の通り道がせまくなったりして、血流を悪くします。すると、さまざまな臓器にトラブルが起こります。

その1つが、目の網膜に起こるトラブルです。網膜には細かい血管が密集しているため、動脈硬化の状態が長く続くと、網膜の血管は少しずつ変形したり、詰まりを起こしたりします。この状態では酸素や栄養が網膜のすみずみまで行き渡らなくなることから、網膜では新しい血管を作って、酸素や栄養の通り道を補おうとします。

ところが、新しくできた血管は非常にもろいため、出血を起こしやすいのです。これが、動脈硬化によって眼底出血を引き起こすメカニズムです。

眼底出血の引き金となる「ヒートショック」とは?

生活習慣病を持っている方は眼底出血を起こしやすいことがわかったところで、続いては「なぜ、寒くなると眼底出血が増えるのか?」についてご説明します。実は、「ヒートショック」が深く関係しているのです。

●ヒートショックとは?

暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度変化により血圧が上下に大きく変動することで起こる健康被害。失神や不整脈、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性あり。

眼底出血_03

ヒートショックという言葉を知っている方は多いと思いますが、体だけではなく、目にも悪影響をおよぼすことをご存知でしょうか?

高血圧などの生活習慣病を持っている方は、動脈硬化が進んでいるために血管が傷んでもろくなっている状態です。そんな方が寒い脱衣所で震えながら服を脱ぎ、いきなり熱い湯船につかるとどうなるでしょうか?急激な血圧変動に網膜の血管が耐えられず、眼底出血を起こす可能性があります。

ヒートショックの影響で起こる眼底出血の要因には、網膜内の静脈が詰まる『網膜静脈閉塞症』という代表的な病気があります。詰

まる場所によって自覚症状は異なりますが、血管が詰まりを起こしているところで出血し、漏れた血液などが黄班部におよぶと、物がゆがんで見えたり、視力が低下したりします。

また、網膜全体に血液成分や水分が漏れ出してしまうとむくみが起こり、視力が急激に低下したり、視野が暗くなったりします。

冬場の入浴やトイレなど温度変化のある場所を利用した直後、「急に目の前がまっ暗になった」「視野の一部が欠けた」という場合は、ヒートショックによる眼底出血の可能性があります。すぐに眼科を受診しましょう。

知っておきたい!ヒートショックによる眼底出血の予防策

ヒートショックによる眼底出血を防ぐためには、急激な温度変化をなくすことが大切です。早速、予防策をご紹介しましょう。

1.脱衣所とトイレに暖房器具を設置する

眼底出血_04

ヒートショックの大半はこの2つの場所で起こっています。リビングとの温度差は5℃未満が安全とされていますから、リビングが25℃の場合は脱衣所やトイレは20℃以上を心がけましょう。

2.入浴前に浴室を温めておく

浴槽にお湯をはるときにシャワーを使ってお湯をはると、湯気で浴槽全体が暖まるのでおすすめです。

3.浴槽のお湯の温度は41℃以下

お湯の温度が高いほど血圧のアップダウンは激しくなります。熱湯はひかえ、41度以下で入浴するようにしましょう。

4.飲酒後に入浴はしない

もともと飲酒後は血圧が下がりやすく、湯船で体が温まるとさらに血圧が下がりやすくなるために大変危険です。飲酒後の入浴は厳禁。どうしても入りたい場合は、シャワーで済ませましょう。

5.入浴の前後にコップ1杯の水を飲む

眼底出血_05

体内の水分が不足すると血圧が上がりやすくなります。入浴前後は特に、水分補給をお忘れなく。

歳をとれば誰にでも訪れる老眼とは違い、冬場の眼底出血は予防することが可能です。生活習慣病の方は食生活や運動を見直し、住環境のヒートショック対策も取り入れましょう。こうした努力が目と全身の健康を向上させる第一歩となるのです。

▼合わせて読みたい眼底出血に関する特集記事はコチラ
目が発信する危険信号を見逃さないで!眼底出血はさまざまな病気を知らせる重要な「サイン」だった
健やかに春を迎えるために……知っておきたい「冬に起こる目のトラブル」あれこれ

▼その他の気になる目のトラブルはコチラをチェック!
目のトラブルについて~充血~(ロート製薬 商品情報サイト)
目のトラブルについて~飛蚊症~(ロート製薬 商品情報サイト)
加齢黄斑変性とは?(ロート製薬 商品情報サイト)

〈参考〉
冬に増える眼底出血(その①) 網膜静脈閉塞症が多い! おぐり近視眼科コラム
http://ogurikinshi.com/column/?p=1475
冬に多い病気の防ぎ方と心構え Let’s take five
http://opticajp.exblog.jp/14788399/
ヒートショックの死亡者数は交通事故の4倍!今日からできる7つの対策
http://sumartnavi.com/heat-shock/
熱めのお風呂は要注意!ヒートショックを防ぐ「5か条」とは? – 医療総合QLife
https://www.qlife.jp/square/healthcare/story60334.html
高齢者、寒い日にご用心 温度・湿度を家族も確認を|くらし&ハウス|NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO94182420Z11C15A1NZBP01?channel=DF130120166126&n_cid=LMNST011
冬はこんなところで病気を招く! [感染症] All About
https://allabout.co.jp/gm/gc/300788/
『図解 やさしくわかる目の病気』 株式会社ナツメ社

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ドライアイ

冬のカサカサ乾燥空気は目にも悪い?!今やっておきたい乾燥対策

冬のカサカサ乾燥空気は目にも悪い?!今やっておきたい乾燥対策

冬になると、空気が乾燥し肌がカサカサになったり、風邪をひきやすくなったりします。その乾燥した空気は、実は目にも影響があることはしっていますか?

イベントごとも盛りだくさんの冬を思いっきり楽しむためにも、目への影響や部屋を加湿して、健康に過ごせるよう対策していきましょう!

乾燥する季節はドライアイが心配!

お部屋の乾燥対策_02

日本国内に800〜2,200万人もの患者さんがいるともいわれているドライアイ。涙が少なくなったり質が低下したりすることで、目の乾きを感じる症状が起こり、目の表面に傷ができやすくなるなど目の病気の原因になることもあります。

そんなドライアイは、パソコンなどからの光の影響やコンタクトレンズの長時間装用、年齢によるものだけでなく、冬の乾燥した空気でも症状が引き起こされることがあります。冬は、いつも以上にドライアイに気をつけたい季節ですね。

加湿器はどう選ぶ?

お部屋の乾燥対策_03

加湿器は、「手軽さ」「デザイン」で選ぶのがおすすめです。今はさまざまな加湿器が出ていますが、使い方が難しいとどうしても使わなくなってしまうもの。日々使うことを考えるとやはり、「手軽さ」は外せない条件です。

また、部屋のなかに置いておくのでできればデザインにもこだわって、インテリアを邪魔しないお気に入りの逸品を見つけるようにしましょう。温湿度計などで、湿度を40〜60%に保てるようにチェックしながら加湿器を活用するとベストです。

加湿器がなくても大丈夫!

お部屋の乾燥対策_04

加湿器がない場合には、無理して購入する必要はありません。簡単で効果的な加湿方法は、「濡れタオルを干す」ことです。濡らして絞ったタオルをハンガーなどにかけて部屋に干しておくだけでしっかり加湿ができます。絞ったタオルに、アロマを数滴垂らしていい香りを漂わせるのもいいですね。

お湯を沸かすのも効果的

お部屋の乾燥対策_05

お湯を沸かすことでも加湿は可能です。ストーブのうえや囲炉裏にやかんを置いてお湯を沸かしている昔ながらの光景は、加湿も兼ねていた生活の知恵だったといえるかもしれません。

冬の乾燥した空気によるさまざまな影響から守るため、「加湿」に気をつける方は多いですが、実は「目」にも加湿は大切です。加湿器を使ってもいいですし、濡れタオルで代用してももちろんOKです。しっかり湿度を保って、目の健康も保ちましょう!

▼乾燥しやすいこの季節、あなたの目は大丈夫?
目のトラブルについて~ドライアイ~(ロート製薬 商品情報サイト)

▼乾燥対策にはこんなことも取り入れていきましょう。

乾燥の季節、コンタクト使用者は要チェック!! 今すぐできる3つのドライアイ対策
乾燥しらずの10代とは違うから… 目元のしわトラブルを回避せよ!
健やかに春を迎えるために……知っておきたい「冬に起こる目のトラブル」あれこれ
見た目の印象も左右する!?女性のための『ドライアイ』対策4選

【参考】
日本眼科学会:目の病気 ドライアイ
http://www.nichigan.or.jp/public/disease/hoka_dryeye.jsp
湿度不足が与える影響 | 湿度について | 加湿.net
http://加湿.net/humidity/shortage.php

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