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2歳児の8割がスマートフォンを利用!?「スマホ育児」が子どもに与える影響は?

2歳児の8割がスマートフォンを利用!?「スマホ育児」が子どもに与える影響は?

大人にとって身近な存在となったスマホ。両親と過ごす機会が多い乳幼児も、スマホに接する頻度が高くなっているようです。

乳幼児は目が見えづらくても痛くても、異常を伝えることはできません。乳幼児のスマホ利用について、親はどのように気をつければよいのでしょうか?

スマホ育児とは?

スマホ育児とは、親がスマホや携帯電話で乳幼児を遊ばせることを指します。

ベネッセ教育総合研究所は、2013年と2017年の二度にわたり、0歳6ヶ月から6歳就学前の乳幼児を持つ保護者を対象にしたアンケート調査を実施しています。この調査の中に、スマホの利用頻度に関する2013年と2017年との比較検証(※)があります。

2017年は、スマホを「ほとんど毎日」「週に3~4日」「週に1~2日」「ごくたまに」乳幼児が利用すると答えた人が、すべての年齢で増加しています。たとえば、0~2歳で「ほとんど毎日」~「ごくたまに」をすべて合わせた割合は次のとおりです。

(年齢:2013年→2017年)
0歳(後半):13.9%→ 44.0%
1歳 44.5%→ 64.6%
2歳 65.1%→ 80.4%

つまり、2017年の調査によれば、2歳では8割もの子どもたちが、スマホを利用したことがあるという事実がわかります。

「子どもの1週間のメディア活用状況」より

スマホ育児はなぜ問題?視力に影響を及ぼすことも

スマホの急激な普及を受けて、日本小児科医会は2013年に「スマホに子守りをさせないで」と題した提言を発表しました。

「むずかる赤ちゃんに子育てアプリで応じると、育ちをゆがめてしまう可能性がある」「スマホを与える時間が長くなることで、親子の時間や体験を共有する機会が奪われてしまう」といった内容が書かれています。

提言には一理あるものの、一部には批判もあります。1人で育児を担う「ワンオペ育児」「孤立する子育て」の問題もある中、スマホも制限されるのでは育児情報が入らない、仲間とのつながりまで絶たれる、といった指摘がなされています。

いずれにしても、乳幼児のスマホ利用に関する研究結果や科学的な根拠は現在のところないため、利用が適正の範囲かどうかは親の判断にゆだねられるといえます。特に注意したいのは、スマホが及ぼす乳幼児の視力への影響です。

子どもの視力は比較的早期に発達し、特に0~6歳頃は、視機能が正常に育つのに非常に大切な時期だといわれています。

国立成育医療研究センターで小児眼科を専門にしている仁科幸子医師(※)によると、短い時間スマホを見せる程度なら問題はないものの、だらだらと長時間にわたって見せることには問題があるとのこと。

おもちゃの代わりとしてスマホを与えることに過敏になりすぎる必要はありませんが、親がしっかりと管理してあげることが重要だそうです。

NHK生活情報ブログ「「スマホ育児」発育に影響は?」より

乳幼児にスマホを見せるとき、親が心がけるべきこと

自分をコントロールすることができない乳幼児がスマホを使うには、親の手助け・管理が不可欠です。子どもにスマホを見せる際は、利用時間や使い方など、以下のようなことに注意してみましょう。

・利用時間

スマホはどうしても画面との距離が近くなりがちなため、連続して利用する時間は15分ほどにとどめましょう。

・スマホを見る距離

スマホを見せるときは、30cm以上は離すようにしましょう。夢中になるとだんだんスマホが目に近づいてしまうこともあるので、スマホを与えているときも子どもの様子はこまめに見ていてください。

また、視機能の発達に影響する可能性があるため、暗いところ、車やベビーカーなど動いている状況のときには見せないように注意しましょう。

・スマホを使った後は

遠くのものを見るよりも近くのものを見るほうが、目が緊張し疲れやすいです。スマホを見た後はなるべく、遠くのものや外の景色を見せるようにしましょう。

子どもの旺盛な好奇心を満たしてくれる、知識を蓄えられるなど、スマホには利点もたくさんあります。目の健康のことも頭に入れながら、外遊びや親子のふれあい時間も大切に、それらとスマホ利用の時間とのバランスを取っていくようにしましょう。

▼乳幼児の目や視力に関しては、こんな記事もオススメ!
視力の発達スピードは意外にもはやい!赤ちゃんの見え方と目の異常のチェックポイント
眼科医に聞いてみた!赤ちゃんのまぶたを二重にすることはできるの?

▼子どもだって画面の見すぎは要注意です!
子どもがモニターを見る時間は毎日3時間以上!(ロート製薬 商品情報サイト)

(参考)
ベネッセ総合教育研究所|第2回 乳幼児の親子のメディア活用調査 レポート [2018年]
https://berd.benesse.jp/jisedai/research/detail1.php?id=5268
第1章 第2節 子どもの1週間のメディア活用状況
https://berd.benesse.jp/up_images/textarea/第1章乳幼児のメディア利用の実態2.pdf
公益社団法人 日本小児科医会|スマホに子守りをさせないで!
http://www.jpa-web.org/dcms_media/other/smh_leaflet.pdf
NHK生活情報ブログ|「スマホ育児」発育に影響は?
https://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/200/263166.html

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赤ちゃんの“瞳ウルウル”に要注意 『先天性鼻涙管閉塞症』の疑いアリ!

赤ちゃんの“瞳ウルウル”に要注意 『先天性鼻涙管閉塞症』の疑いアリ!

生まれたばかりの赤ちゃんが潤んだ瞳でこちらをじっと見ている姿は、思わず抱きしめたくなるほどカワイイですよね。でも、いつも目がウルウルしていたら要注意です。

涙がいつも溜まっている状態なら、『先天性鼻涙管閉塞症(せんてんせいびるいかんへいそくしょう)』という病気を疑いましょう。ひどくなると『涙のう炎』になり、痛みをともなうこともあるため早めの治療が肝心です。

今回は、そんな『先天性鼻涙管閉塞症』について解説します。

【基本】『先天性鼻涙管閉塞症(せんてんせいびるいかんへいそくしょう)』とは?

鼻涙管閉塞症_2

涙は泣くときだけではなく、実は常に出ています。目が乾かずに過ごしていられるのは、涙が自然と分泌され目の表面を潤しているからなのです。

涙腺で作られた涙は眼球表面を潤し、目頭の涙点という小さな穴へと流れていきます。涙点は鼻の奥へとつながる『鼻涙管(びるいかん)』という細い管を流れていくため、通常は涙が溜まったり頬へ流れていったりすることはありません。

この鼻涙管が何らかの原因でつまり、涙が鼻の奥へと流れていかず目に溜まってしまう症状を『鼻涙管閉塞症(びるいかんへいそくしょう)』といいます。新生児に症状がみられる場合は先天性のものと判断されますが、後天性のものもあり、大人もかかる可能性がある病気です。

【症状】目がウルウル・いつも涙が止まらない

赤ちゃんの目がいつもウルウルして涙が溜まっているなら『先天性鼻涙管閉塞症』を疑いましょう。「泣きたいわけでもなく、眼に痛みがわけでもないのに涙が止まらない」などの場合は、この症状を疑って眼科を受診することをおすすめします。

鼻涙管閉塞症の治療をせずにいると、涙がうまく流れず鼻涙管のなかで炎症が起こる『涙のう炎』に進行する可能性があります。『涙のう炎』になると、“目やに”や腫れ、痛みが出ることもあります。

『急性涙のう炎』になると、ひどいときには『脳髄膜炎(のうずいまくえん)』にまで進行する可能性があり、新生児は抵抗力も低いため非常に危険な状態になってしまいます。「おかしいな」と思ったら、すぐに受診するようにしましょう。

【診断方法】涙管に水を通して調べる

鼻涙管閉塞症_3

『鼻涙管閉塞症』の疑いで眼科を受診すると、“涙管通水検査”がおこなわれます。これは、目頭の涙点から生理食塩水を流し入れて詰まっているかどうかを確認する検査です。

通常であれば、目頭から入れた生理食塩水は鼻の奥を通りますが、『鼻涙管閉塞症』の場合には途中で逆流して戻ってきます。さらに逆流してきた生理食塩水のなかに膿が含まれているかで、『涙のう炎』にまで進行しているかどうかをチェックできます。

目頭から水を注入するため、赤ちゃんは嫌がります。かわいそうですが、『涙のう炎』から『脳髄膜炎』になってしまうと命に関わる場合もあるため、しっかり検査してもらいましょう。

【治療法】月齢によって変わる治療法

鼻涙管閉塞症_4

赤ちゃんの『先天性鼻涙管閉塞症』の場合、月齢によって治療法を変えることがあります。新生児~乳児期半ばの18カ月くらいまでであれば、自然開通をうながす治療をします。それでも治らないときや、初診時で18カ月を超えているときは、鼻涙管を開通する施術をおこなうことが多いようです。

自然開通は、涙管通水を何度もおこない、水圧で開通をうながします。『涙のう炎』になってしまっているときには、抗生剤を投与し炎症がおさまってから治療に進むことになります。涙管通水で膿をしっかり洗い流すことができれば、抗生剤の投与が少なくて済む可能性もあります。

自然開通が難しいときは、“ブジー”と呼ばれる鼻涙管開放術をおこないます。涙点からブジー針という細い針金状の器具を差し込んで開通させる方法で、これでもうまくいかない場合には、骨に穴を開ける手術が必要なケースもあります。

自然開通をいつまで待つか、早めに施術するのかは、主治医の方針や相談によって決定されます。そのため、医師とよく話し合って決めるようにしましょう。

【大人がなると】後天性は再閉塞しやすい

鼻涙管閉塞症_5

大人が『鼻涙管閉塞症』になると、基本的にはブジーによって開通させます。しかし、後天性の場合、再閉塞しやすいためシリコンチューブをいれて1カ月おき、鼻涙管の開通を保てるようにするケースもあります。

『慢性涙のう炎』になっているときは、“涙のう”を取り除く手術も選択肢の1つです。大人の場合、医師の診断を受けずに放っておいてしまいがちですが、大人でも『脳髄膜炎』になる可能性はあります。「涙が止まらない」、「“目やに”が多い」といった症状が現れたら、早めに眼科を受診しましょう。

▼「涙・目やに」に困っているなら こちらもオススメです!
涙の流出を栓でふさぐ!? ドライアイの治療法『涙点プラグ』って何?
どうして日中は気にならないのか? 寝起きに現れる『目やに』の謎

【参考】
日本眼科学会:目の病気 新生児涙嚢炎
http://www.nichigan.or.jp/public/disease/ganken_shinseiji.jsp
鼻涙管閉塞、涙嚢炎とはどんな病気か|症状や原因・治療 – gooヘルスケア
http://health.goo.ne.jp/medical/10A11000

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