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人相が変わってしまうことも……目の内側の脂肪がポコッと飛び出す『眼窩脂肪ヘルニア』とは

人相が変わってしまうことも……目の内側の脂肪がポコッと飛び出す『眼窩脂肪ヘルニア』とは

みなさんは、『眼窩脂肪ヘルニア』という目の病気をご存知でしょうか?

眼窩脂肪ヘルニアとは、目の内側の脂肪がふくれて飛び出してくる病気。基本的に健康被害はありませんが、人相が変わるなど見た目が悪くなったり、大きくなると目を動かす際に邪魔になったりします。

今回はそんな眼窩脂肪ヘルニアについて、発症する原因や治療法などを、眼科医の岡野先生に教えていただきました。

眼窩脂肪ヘルニアとは?目の下のたるみにつながることも

眼窩脂肪ヘルニア_02

眼窩脂肪ヘルニアとは、先述のとおり目の内側の脂肪が盛り上がってふくれてくる病気です。

脂肪を支えている靭帯がゆるむことが原因で、そのすき間から焼き餅がふくれるように脂肪が飛び出すのです。靭帯のゆるみは加齢によって起こるので、中年~高齢者に多く見られます。

また、脂肪量が多いほうが発症しやすいため、肥満体型の方もなりやすいといわれています。

できる場所は、主に目の上の外側。ただし下にできることもあり、そうなると目の下のたるみにもつながります。

大きさによっては、目の形が変わって人相が悪くなってしまうことも……健康被害はないとはいえ、場合によっては治療が必要になることがある病気なのです。

眼窩脂肪ヘルニアはどうやって治療するの?

眼窩脂肪ヘルニア_03

眼窩脂肪ヘルニアの基本的な治療は、外に飛び出た脂肪を靭帯の中に押し戻し、靭帯を縫い合わせて閉じるというもの。脂肪量が著しく多い場合を除いては、この方法で元に戻すことが可能です。

ただし、脂肪の量が多くていくら押し込んでも入り切らない場合は、レーザーで切って脂肪を吸引します。

これらの処置は眼科でも受けられますが、美容皮膚科でも対応しているところは多くあります。通いやすさや金額などを考慮して、自分に合った医院を選んでください。

眼窩脂肪ヘルニアは「悪性リンパ腫=がん」と間違えられることも……

眼窩脂肪ヘルニア_04

先述のとおり、眼窩脂肪ヘルニアは基本的に健康被害がない病気です。見た目を害することはあっても、放っておくと失明につながるなどといったことはありません。

しかし、眼窩脂肪ヘルニアは悪性リンパ腫、つまりがんと間違えられることがあります。悪性リンパ腫だった場合、早く治療しないと転移してしまう可能性があり、最悪の場合死に至ります。

見極めるポイントは、「動き」「色」です。眼窩脂肪ヘルニアはその周囲を指で押すと動きますが、悪性リンパ腫は動きません。また、眼窩脂肪ヘルニアは薄い黄色ですが、悪性リンパ腫はサーモンピンク色をしています。

「セルフチェックでは不安」という方は、ぜひ一度眼科の先生に相談してみてくださいね。

眼窩脂肪ヘルニアの治療は、基本的にはそれほど大がかりなものではありません。切除せずに元に戻せることも多いので、「見た目が気になるけれど治療が怖い」という方も、まずは眼科で相談してみてはいかがでしょうか?

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文/中島香菜
目ディア

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まぶたの裏に石ができる!?目に違和感や痛みを引き起こす『結膜結石』とは

まぶたの裏に石ができる!?目に違和感や痛みを引き起こす『結膜結石』とは

胆石や腎臓結石など、体の中に石ができてしまう病気は決して珍しいものではありません。実は目にも、まぶたに石ができてしまう『結膜結石』という病気があるのです。

これを放っておくと、目に強い痛みが走り、場合によっては目が開けられなくなってしまうことも。しかも、石がまぶたの奥にあるうちは自覚症状がほぼないため、存在に気づいていない方は多くいます。

今回はそんな結膜結石について、眼科医の岡野先生にお話をうかがいました。治療方法はもちろん、検診が正しく行われているかを見極めるポイントも教えていただいたので、ぜひチェックしてみてください。

結膜結石とはどんなもの?

結膜結石_02

結膜結石とは、前述のとおり、まぶたの裏に石ができてしまう病気です。粘液をつくり出す細胞とカルシウムや脂質が結合することによって発生し、黄色っぽい小石になります。

まぶたの奥にあるうちは特に症状はありませんが、石がまぶたを突き破って表面に出てくると、違和感を覚えたり、角膜に傷がついて痛みを感じたりするようになります。

結膜結石ができる主な原因は、目の炎症です。慢性結膜炎トラコーマにかかっている方は、結膜結石ができやすいので注意しましょう。そのほか、ドライアイアレルギーも原因になります。

結膜炎やドライアイは、多くの方が悩まされる目のトラブルです。つまり、結膜結石は身近な目の病気といえます。

結膜結石の治療法とは

結膜結石_03

結膜結石は、発生してもすぐに治療しなければならないわけではありません。違和感や痛みがなければ、見つかっても経過観察になることがほとんど。その後は、定期検診で変化がないかをチェックしていくことになります。

しかし、すでに痛みなどの症状が出ている場合は、目薬の投与による治療を実施します。これと並行して、結膜結石ができた原因に対してもアプローチしていきます。

なお、石が角膜を傷つけてしまっている場合は、手術で石を取り除きます。これについて岡野先生は「手術と聞くとびっくりしてしまうかもしれませんが、実際はとても簡単なもので、基本的にはほんの数分で終了します。もちろん入院も必要ありませんので、安心してくださいね」と教えてくれました。

定期検診ではまぶたの裏をしっかりチェックしてもらって!

結膜結石_04

結膜結石で目を傷つけるのを防ぐためには、定期的に検診を受けることが重要になります。ひどくなる前に発見できれば、早期に根本的な問題にアプローチでき、結膜結石に対する治療は必要なくなることもあるでしょう。

なお、岡野先生は「検診を受ける際は、必ずまぶたの裏までチェックしてもらってください」と語っています。残念ながら、まぶたの裏の状態を確認してくれないクリニックもまれにあるとのこと……。その場合は、自ら申し出て診てもらうか、かかりつけのクリニックを変えることをおすすめします。

目にゴロゴロとした違和感があったら、一度まぶたの裏をチェックしてみましょう。黄色っぽい突起があれば、速やかに病院へ。この機会に、結膜結石だけでなく結膜炎などの原因もしっかり改善して、健やかな目を手に入れてくださいね。

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目のトラブルについて~飛蚊症~(ロート製薬 商品情報サイト)
加齢黄斑変性とは?(ロート製薬 商品情報サイト)

<参考>
結膜結石 | 新宿で眼科を探すなら新宿東口眼科医院 | 新宿駅東口から徒歩1分の眼科医院 土日祝日も診察
http://www.shec.jp/disease/056.html
結膜結石は眼科に行くべき?まぶたの裏のブツブツの治療法 | いしゃまち
https://www.ishamachi.com/?p=18670

文/中島香菜
目ディア

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