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目の不調は慢性疲労や慢性疲労症候群のサインかも!?違いや対処法を専門家が解説

目の不調は慢性疲労や慢性疲労症候群のサインかも!?違いや対処法を専門家が解説

「視力が落ちたように感じる」「目が疲れやすい」といった目の不調は、慢性的に疲労がたまっているサインかもしれません。特に、原因不明のひどい疲労感が続き、「まぶしくて目がくらむ」などの症状がある場合は要注意。深刻な「慢性疲労症候群」の可能性があります。

今回は、カイロプラクティック理学士の檜垣先生に、慢性疲労慢性疲労症候群について、違いや対処法をお聞きしてきました。

「慢性疲労」と「慢性疲労症候群」の違い

慢性疲労と慢性疲労症候群は、名称が似ていることから混同されがちですが、実際はまったく異なるものです。

●慢性疲労

疲労感・倦怠感がくり返されたり、長期間(約1週間~1ヶ月)続いたりする状態を指します。休息をとったり、生活習慣を見直したりして改善を試みても、数日するとだるさが戻ってしまい、体が重い感覚がなかなか抜けないのが特徴です。

疲労感・倦怠感以外にも、以下のような症状が見られることがあります。

・胃腸の調子が悪い
・呼吸が浅くなったり動悸がしたりして胸が苦しい
・肩こりや頭痛を感じることが増える
・冷えを感じたり、逆にのぼせる感覚があったりする
・イライラしやすくなる
・気分が落ち込む
・視力が落ちたように感じる
・目が疲れやすい
・なかなか寝つけない、眠りが浅い

このような症状の原因は、心身へのさまざまな刺激・ストレスが、生命維持にかかわる働き(呼吸や体温調整、内臓の働き)をつかさどる自律神経の働きを乱してしまうためです。

刺激やストレスによる疲労で注意したいのが、「隠れた慢性疲労」。たとえば「仕事にやりがいと充実感があり、疲れを感じていない」という方は、実は危険な状態にあるかもしれません。

不調のサインである「疲労感」が、達成感や高揚感で隠れてしまい、疲労回復に必要な休息を積極的にとるタイミングを逃してしまいがちだからです。そのため、気づかないうちに慢性疲労状態となり、急にガクンと体調を崩す可能性があります。

●慢性疲労症候群

原因不明で、日常生活に支障が出るほど重度の疲労が6ヶ月以上続く状態のことです。

症状としては、以下のようなものが現れます。

・動くこともつらいほどの疲労感がある
・休息や睡眠をとっても疲労感が抜けない
・微熱が続く
・筋肉が痛む、筋力が低下する
・喉の痛みがある
・頭痛がある
・寝つきが悪い、日中に強い眠気があるなど睡眠の問題がある
・記憶力や集中力が低下する
・体を動かした後の疲労感が24時間以上続く
・気持ちが落ち込み、不安定になる
・頸部のリンパ節が腫れる
・まぶしくて目がくらむ

「慢性疲労」と症状が似ている部分もあるため、まずは休息をとったりストレスを解消したりして、改善しようとすることが多いでしょう。

しかし、それでも変化が見られなかったり、あるいは改善する気力さえ失ってしまっていたりする場合は、慢性疲労以外の疾患の疑いがあります。悪性腫瘍、甲状腺や肝臓の異常、うつ病、貧血などがその例です。

しかし、医療機関で検査を受け、それらの疾患が見つからなければ、「慢性疲労症候群」と診断されることが多くなっています。慢性疲労症候群の原因は医学的に明らかになっていませんが、脳内に炎症がある場合もあるようです。

慢性疲労は対処可能!セルフケアで改善しよう

慢性疲労の場合は、セルフケアで対処可能です。以下で具体的にご紹介しましょう。

●入浴する(湯船につかる)習慣をつける

入浴すると、血流がよくなるとともに副交感神経が優位になるため、リラックス効果が期待できます。お湯の温度は、38~40度が適切です。

ただし、過労や寝不足で心身に大きな負担がかかっている方は、入浴することでエネルギーが消費され、疲れが増すように感じてしまうことがあります。そのような場合は、長時間の入浴などは避けましょう

●軽く全身を動かす

全身を動かすことで血流をよくし、体の緊張をほぐしてリフレッシュしましょう。特に疲労がたまると呼吸が浅くなりがちなので、呼吸を深く意識できるような体操や、軽いウォーキングなどがおすすめです。

●夜はなるべくリラックスし、ゆったりと過ごす

就寝時には心身がリラックスしている状態になるよう、夜はゆったりと過ごしましょう。寝る前の飲食や、スマートフォン・パソコン操作は控えます。

●栄養バランスを考える

量よりも栄養のバランスを重視した食事をとるようにしましょう。多忙な生活や精神的ストレスから、食事内容が偏ったり、食事量が極端に増減したりしないようにしてください。

●リラックスできるストレッチを行う

ストレッチは自律神経を整えるのに役立ち、肩周りや背中の筋肉の凝りを改善する効果が期待できます。深呼吸をして呼吸を整えながら行うことで、体の力を抜き、リラックスしましょう。

以下で、簡単にできるリラックスストレッチをご紹介します。疲れや筋肉の凝りを感じたときにやってみてください。

1.頭上で両手を合わせ、息を吸いながら、体全体を天井方向へ伸ばします。

2.息を吐きながら、合わせた両手を左右へ開き、ゆっくりと体の側面に向かっておろしていきます。このとき、指先が外側へ引っ張られるよう意識し、なるべく腕の付け根(肩)から伸ばすようにしてみましょう。

3.一度脱力し、両腕をだらんと下におろすようにして、体の側面につけます。

4.腕を手前側にねじり、手の甲が太ももの側面につくようにしたら、腕を体の前に持ってくるイメージで内側に寄せ、手の甲を太ももの前面につけるようにします。このとき、腕の付け根(肩)からしっかり腕を体の前に持っていくのがポイントです。

左右の肩甲骨の内側が軽く伸びるのを感じながら、ゆっくり呼吸し、5秒間キープしましょう(さらに、頭を前に倒して、首の後ろのストレッチを加えるのもおすすめです)。

5. 手の甲を内側に向けたまま、胸を開きながら、体の後ろのほうまで腕全体を持っていきます。肩甲骨が寄せられているのを感じながら、ゆっくり呼吸し、5秒間キープします。

この1~5を1セットとして、3~5回くり返しましょう。

慢性疲労症候群が疑われる場合は医療機関へ

慢性疲労症候群が疑われる場合、まずは内科などのかかりつけ医に相談しましょう。必要に応じて、他の診療科への紹介状を出してもらいます。また、疲労を専門とする神経内科などもあるので、インターネットなどで調べて受診する方法もあります。

治療としては、症状に応じた薬が処方されるほか、認知行動療法が行われたり、状態に適した運動を指導されたりすることが多いようです。

目の不調が出てくることもある慢性疲労。原因がわからない場合や、対処してもなかなか改善しない場合は、慢性疲労症候群の可能性があるため早めに医療機関を受診しましょう。

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文/西東美智子
目ディア

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《専門家監修》1日の疲れ、その日のうちにとれてる?「病は気から」タイプほど要注意!

《専門家監修》1日の疲れ、その日のうちにとれてる?「病は気から」タイプほど要注意!

みなさんは、1日の疲れはその日のうちにとれていますか?

「なかなかスッキリしなくて…」という方も多いかもしれません。しかし、体のしくみに詳しいカイロプラクターの檜垣先生いわく、「もっとも危険なのは疲れを感じていない、という状態の人」なんだそうです。

そこのところ、今回は詳しくお話を伺ってきました!

自分の疲れに気づいていない人が意外と多い!

「なんだか体がだるい」、「不快だ」、といった症状があるときに、みなさんは疲れを感じますよね。だから「疲れは感じないほうがよい!」と思いがちなのです。しかし、実際は疲労しているのにそれに気が付かずにケアを怠っているほうが、後々体調を崩してしまうことにつながるのです。

とくに、
「わたしは気力で乗り切れるわ!」
「嫌なことでも、考え方を変えれば頑張れちゃう!」
「いつも疲れは感じていない」
「ストレスは無いです」
「楽しいイベントや自分へのご褒美があれば、疲れなんて吹き飛ぶ!」
というように、「わたしは疲れ知らず!」と思っているタイプの人こそ、要注意!もしかすると、無自覚に疲労が溜まっている状態かもしれません。

なんとなく腑に落ちない状況でも、視点を変えたりストレス発散をしたりするように努めることで、その場を乗り切ることはとても素晴らしいことです。しかし、それが実はストレスとして体に緊張状態(交感神経がつねに優位な状態)を起こしている可能性があります。

また、いくら疲れていても楽しいイベントを目の前にすると気分も高まり、「思いきり活動的になれてしまう」という人や、「ご褒美次第で疲れが飛ぶ」という場合も、心身への疲労を目隠ししてしまうことになりかねません。

本来は積極的に心身を休めるべきところにフィルターをかけてしまい、「そのまま頑張り続けることができる」という状態になるため、疲労が抜けないままの生活を送ることになってしまうのです。

疲れを自覚しないとどうなる?

このように体が休まらない状態が続くと、自律神経の乱れや免疫のバランスが崩れたり、背中や首のコリやハリを感じるようになったり、情報収集にとても重要な目の働きまでもが低下していきます。眼球を動かす筋肉はもちろん、ピント調整に使われる筋肉も疲労しやすい状態が続き、パソコンや読書などで思わぬ負担が目にかかるかもしれません。

▼ドライアイと肩こりに悩まされたらコチラ!
自律神経系の機能不全でドライアイと肩こりが同時に起こる!?2つに共通する対策法とは!

もし「目が疲れやすくなってきた、視力が落ちたかな?」と思ったら、まずは、目の筋肉を緩めるケアをおこなってみましょう。血流がよくなることで症状が緩和されることもあります。このように、知らず知らずに緊張状態にある体は、強制的にリラックスさせてあげる必要があるのです。

疲れを感じる前に、ストレッチでリラックス

それでは、疲れをとるために血行の流れを良くしてくれる、簡単にできるストレッチをご紹介しましょう。

【伸びと脱力を繰り返す】

1.立ったままでも座ったままでもできます。左右の手で握りこぶしをつくり、頭上に腕をあげながら伸びをします。10秒間キープ。

1日の疲れ、その日のうちにとっている?_02

2.頭と上肢をだらりと下げるように脱力します。20秒間ほど。

1日の疲れ、その日のうちにとっている?_03

3.1と2を数回繰り返します。意識的に緊張とリラックスを交互に繰り返すことで、緊張状態が解け疲労回復を促します。

【手をぐるぐる回す】

1.立った状態から前傾し、手の力を抜いてだらりと下げます。

2.その状態のまま空中に円を描いていきます。

1日の疲れ、その日のうちにとっている?_04

【目の疲れをとる】

1.両手の手のひら(手首側のふくらんでいる部分)をまぶたの少し上に当てます。(目の上の骨の辺り)

1日の疲れ、その日のうちにとっている?_05

2.ぎゅっと目を閉じるように力を入れます。

3.力を抜くときに手は軽く上方へ圧をかけます。(このとき、目は閉じたままにします)

気力で忙しさを乗り切るタイプの方は、まずは疲れを自覚することからはじめてみましょう。そして疲れを感じる前に、強制的にリラックスさせてあげることが体のコンディションを整えるカギとなりますよ。

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文/まるよしみすず
目ディア

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