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安価にいくつもメガネがつくれる時代!気軽さに隠れたリスクと、正しいメガネのつくり方

安価にいくつもメガネがつくれる時代!気軽さに隠れたリスクと、正しいメガネのつくり方

「メガネは顔の一部です」————。
昭和の昔、こんなフレーズのCMが一世を風靡しましたが、今や、だてメガネの使用も珍しくなくなり、メガネは顔の一部であると同時に、ファッションの一部。

安価で手軽につくれるようになった昨今ですが、ちょっと待って!
気軽につくれる分、そこには目の健康に対するリスクが潜んでいるかも……。

そこで今回は眼科医・岡野先生に、複数のメガネをかけ替えても安心!正しいメガネのつくり方を聞いてきました!

完成までにたった30分!しかし処方箋なしのメガネづくりは問題!?

知的な印象を与えるビジネス用に、トレンドを意識したお出かけ用。さらに軽いかけ心地の自宅用と、複数、メガネを所持している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ふらりとメガネ屋さんに立ち寄れば、ものの30分程度でメガネが作れる時代。いわゆる“ファッションメガネ”の台頭にも納得です。

しかし本来、メガネとは、眼科から受け取った処方箋をもとにつくられるべきもの。厳密に言えば、処方箋なしでメガネを作ることは、法律的にグレーです。

安価なメガネ屋さんでは、処方箋がなくとも、オートレフラクトメーターという機器を使った検査のみでメガネをつくることができますが、これは大げさに言えば、自宅の体重計で体重をチェックするのと同じ。非常に簡易的な検査方法でしかありません。

メガネを複数、所持するなら!“過去のメガネを知る”メガネ屋さんへ

Glasses making_02

簡易的な検査のおかげもあって、ビジネス用に自宅用にと、気軽に複数のメガネを持つことができるワケですが、あくまでも簡易的でしかない以上、2つのメガネをかけ替えた瞬間、「どうも見えにくい」と感じることになりかねません。

これは2つのメガネに、少なからず度数やレンズの厚みの違いがあったり、メガネをつくった当時の検査結果に違いがあることから生じますが、このことにより目は、メガネを変えるたびにピント調節に追われてしまいます。

メガネをかけ替えた瞬間に感じる違和感は、対象物をはっきり見るために欠かせない「ピント調節筋(毛様体筋)」が働いている証拠。しかし働く機会が多ければ、当然、目が疲れやすくなるのです。

ですから、ワードローブに新たなメガネを加える場合には、手持ちのメガネの製作を依頼した、同じメガネ屋さんでつくることをおすすめします。
良心的なメガネ屋さんであれば、併用することになる以前につくったメガネを踏まえ、角度の調整や幅の設定、レンズの選択など、できる限り、ピント調節に負担のない、メガネづくりをしてくれるはずです。

メガネをつくる前に見直して!あなたにとっての「よく見える」とは?

Glasses making_04

一からメガネを作る際にも、注意が必要です。
私たちは一口に、「よく見えるメガネが作りたい」と言ってしまいがちですが、近視の方と遠視の方で、見え方に対する悩みが違うように、「よく見える」という状態は千差万別。

以前、『目ディア』の記事<「近視=ネガティブな印象」は時代遅れ!?近くを見て生きざるを得ない人類の進化だった>でお話したように、現代生活においては、たとえ遠くが見づらくとも、近くがしっかり見えれば、生活に支障はありません。
しかし安易に「よく見える=視力数値が高く出るメガネ」をつくってしまっては、かえって遠くの対象物にピントが合う仕様となってしまいます。

すると、遠くの対象物に合わせたピントを、いちいち近くの対象物に合わせるために「ピント調節筋」がせわしく働きます。

とりわけ、日中はパソコンや書類を見つめ、帰宅後はテレビ鑑賞やネットサーフィンで余暇を過ごすビジネスマンは、近くを見る機会が多くなりますが、手軽さを売りにしたメガネ屋さんでは、いかに早くメガネをお渡しするかが勝負。あなたの生活状況に耳を傾けているヒマはないでしょう。

あなたの良き相棒を作るために!メガネづくりにも“語らい”が大切

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安価に気軽に買い求めることができ、デザインのバラエティも豊富。
しかしファッション以前に、目は、見え方をサポートするためのものです。

となれば、昨今、コンタクトレンズの格安通販サイトで見られる「コンタクトの度数で簡単にメガネが作れる」なんてものはご法度!

これも以前に『目ディア』の記事<日本人は欧米人に比べて眼球が大きい!?サイズを知れば見えてくる、コンタクトによる健康被害>でお話ししましたが、コンタクトレンズは、黒目に沿ったカーブや、目とレンズのあいだに生じる微妙な空間も合わせて、度数が設定されています。これを鼻に引っかけて使用するメガネに応用することなど、できるワケがないのです。

目の健康を保ち、あなたにとって最善の「よく見える」を叶えるには、ちょっと面倒でも眼科で処方箋をもらい、良心的なメガネ屋さんで、メガネをつくってください。

目や視力の状態をしっかり調べるのは当然、新たにつくるメガネをどのようなシーンで使用するのか、これ1本にしぼるのか、それとも別のメガネと併用するのか…。そして左右の目と鼻の距離は?鼻の高さは?と、正しく調べてもらうことで、あなたに即したメガネを手に入れることができます。

▼目、疲れてない?
目のトラブルについて~眼精疲労/疲れ目~(ロート製薬 商品情報サイト)

目のテストに挑戦!

下記のカラーチャートに何種類の色が使われているか、あなたは見分けることができますか?

tetrachromacy2_02
答えはこちら!!

見えた色の数によってはもしかしたら、あなたは「4色型色覚者」かもしれません!

取材・文/大谷享子
目ディア

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【動画あり】目にカメラを埋め込んだ”アイボーグ”は実在する?!

【動画あり】目にカメラを埋め込んだ”アイボーグ”は実在する?!

「目にカメラ機能がつけられていて、見たものをそのまま撮影できる」そんなSF映画やゲームの世界を実現させた映画作家がいます。自らをアイボーグと呼ぶ彼は、今後さらに改良したカメラでさまざまなことを実現させたいと考えているそうです。

今回は、アイボーグを含め、身体にマイクロデバイスなどを埋め込んで過ごすバイオハッカーについてご紹介します。

アイボーグになった映画作家

カナダ在住のロブ・スペンス(Rob Spence)さんは、子どもの頃に失明した片目に小さなカメラを入れ、撮影ができるようにしています。まだまだ撮影時間も短いのですが、今後は長時間の撮影ができるようにしていくなど、さまざまな構想を練っているそうです。

マイクロチップを埋め込んで電気信号で“見える”ようになる?

※【閲覧注意】手術映像が含まれています。

アイボーグのロブ・スペンスさんのドキュメンタリー映像には、目が見えない方が目の中にマイクロチップを埋め込み、電気信号を脳に送れるようにした話が収録されています。実験の結果は、物の形を見て何が目の前にあるのかわかるようになり、成功だったそうです。

盲目の方も手術によってものが見えるようになる、そんな時代がもう目の前にあるのかもしれません。

バイオハッカーって何?

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バイオハッカーとは、皮膚の下にマイクロデバイスなどを埋め込む人の総称です。中には、LEDのシリコンインプラントを入れて手が光るようにする人や、専用の機械にかざすと決済ができる認証チップを入れる人もいます。

身ひとつで鉄道に乗り放題!

アイボーグ_03

皮膚の下に、認証チップを入れた人が実際にそのチップで決済をし、鉄道に乗れる国があります。その国とは、スウェーデンです。

国営の鉄道会社では、体内に埋め込まれた認証チップをスキャンする料金支払い方式を導入しています。お金やクレジットカードなど支払いができるアイテムを何も持たなくても、鉄道に乗れるようになっているのです。

健康への影響も懸念されている皮膚の下に埋め込むマイクロデバイス。いずれはそうした問題もクリアされ、誰もが身体に埋め込まれたチップによって決済などもすべてできるようになる、そんな未来がやってきそうです!

▼未来が見えてくるようなハイテクアイテムについてまとめた記事はこちらもおすすめです!
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点字のスマートウォッチ、睡眠効果UPのアイマスク……視覚に関するウェアラブル・デバイスの進化がすごい!

▼技術は発展しても、人間の目はそうはいきません…目の疲れにはご注意を!
あなたも注意!デジアイ症候群!(ロート製薬 商品情報サイト)

参考
マイクロチップを身体に埋め込んで自分を“アップグレード”する若者たち | クーリエ・ジャポン
https://courrier.jp/news/archives/892/
The Eyeborg Project
http://eyeborgproject.tv/
TEDXBrussels – Rob Spence – Eyeborg, the Enhanced Self – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CfCS-YcD-O4
「体内Suica」で乗り放題! スウェーデンの鉄道が新システムを導入 | BUSINESS INSIDER JAPAN
http://www.businessinsider.com/heres-why-body-hacking-is-taking-off-2015-7?utm_source=intl&utm_medium=ingest

目ディア

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