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粘膜にできる小さなできもの『マイボーム腺梗塞』その原因と対策を眼科医が徹底解説!

粘膜にできる小さなできもの『マイボーム腺梗塞』その原因と対策を眼科医が徹底解説!

なんだか目に違和感があると思ったら、粘膜の部分に小さなできものがある……みなさんは、そんな経験をしたことはありますか?

これは、マイボーム腺と呼ばれる“涙を構成する油分”を分泌する穴が詰まってしまうことで起こります。まばたきをする度に痛みを感じたり、ものもらいにつながったりする、やっかいなできものです。

今回は、そんなマイボーム腺の詰まり=マイボーム腺梗塞について、眼科医の岡野先生に原因や対策などを教えていただきました。

マイボーム腺が詰まる原因とは?

マイボーム腺_02

マイボーム腺が詰まる主な原因は2つ。1つ目は、粘膜に引いたアイラインや、まつげの根本まで塗ったマスカラなどのアイメイクです。粘膜付近にメイクを施すことでマイボーム腺に汚れが付着し、正常に油分を分泌できなくなります。

また、まつげエクステやパーマなどの薬剤が悪影響を及ぼすことも。マイボーム腺梗塞に悩む方に女性が多いのは、このような理由からです。

また、2つ目の原因は代謝にあります。代謝が悪い=体温が低いと、マイボーム腺から分泌される油分がうまく溶けず、詰まりを起こします。

もしくは、分泌される油分の性質に変化が起こり、これまでは問題なく溶けていた温度でも液状にならなくなってしまうケースもあります。

マイボーム腺梗塞を防ぐために気をつけたいポイント

マイボーム腺_03

岡野先生によると、マイボーム腺梗塞を防ぐためには、以下の3つの対策を実行するのが効果的とのこと。すぐに日常生活に取り入れられる簡単な方法もあるので、マイボーム腺が詰まりやすい方は、ぜひ試してみてくださいね。

【マイボーム腺梗塞の予防法①】メイク落としの際に専用の洗浄剤を使用する

一般的なメイク落としは、目に入るとしみてしまうため、なかなか粘膜まできれいに洗うことができません。しかし、目に入っても刺激がない専用の洗浄剤を使用すれば、粘膜までしっかり洗えるようになります。

また、繰り返しできるマイボーム腺梗塞は「ニキビダニ」の仕業である可能性もあります。そんなときは、ティーツリーオイルを配合した洗浄剤がおすすめ。ニキビダニを除去できます。

【マイボーム腺梗塞の予防法②】目を温めてあげる

マイボーム腺の詰まりを防ぐには、油分がしっかり溶けて分泌されやすい状態にしてあげることが重要。それには、目の周りを温めるのが有効です。

発熱するアイマスクを着用するのも効果的ですが、岡野先生が推奨するのは、しっかりとお湯に浸かる習慣をつけること

特に夏はシャワーだけで済ませてしまいがちですが、エアコンで体が冷やされることでマイボーム腺梗塞が起こるリスクも高まります。夏こそ入浴でしっかりと体を温めてあげましょう。

【マイボーム腺梗塞の予防法③】代謝を上げるよう心がける

先述のとおり、マイボーム腺梗塞には代謝の低下が深く関係しています。そのため、日頃から代謝アップにつながる工夫をしてあげれば、マイボーム腺が詰まるリスクも低減できます。

栄養バランスのいい食事を適切な時間に摂ったり、十分な睡眠時間を確保したり、適度な運動をしたり……言うまでもなく、これらはマイボーム腺梗塞の予防だけでなく、全身の健康維持につながります。

生活習慣を改善するのはなかなか難しいものですが、ぜひできることからはじめてください。

マイボーム腺梗塞は、悪化すると手術で切開しなくてはならなくなることもあります。「小さなできものだから……」などと放っておかずに、早めに適切な対処をすること、さらには日頃から予防することを心がけてくださいね。

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文/中島香菜
目ディア

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江戸時代の女性も眉毛を描きわけていた!お江戸のアイメイク物語

江戸時代の女性も眉毛を描きわけていた!お江戸のアイメイク物語

現代女子の目元を盛るのに欠かせないアイメイクですが、実は江戸時代の女性もアイメイクを楽しんでいました。

今のように便利なメイク道具がなかった時代、江戸っ子たちはどのような手段でメイクを行っていたのでしょうか?知られざる江戸流アイメイクに迫ります。

顔のフォルムに合わせて眉毛を描きわけるのが江戸っ子のたしなみ

日本に入ってきた化粧文化が庶民の間で花開いた江戸時代――。それまで一部の上流階級にしか許されなかったメイクに垣根がなくなり、さまざまな身分の女性たちが思い思いにメイクを楽しむようになりました。そして、驚くことに、江戸時代の女性も顔の形に合わせて眉毛を描きわけていたそうです。

現代のようにペンシルやパウダーなどはありませんから、黒く腐った麦の穂をもんで粉にしたものや、行灯(あんどん)からとった油煙を使い、お手製の眉墨で眉を描いていました。

江戸_02

気になる眉毛の描き方ですが、江戸時代に大ベストセラーを記録した美容教本『都風俗化粧伝(みやこふうぞくけわいでん)』によれば、「丸顔の女性は細い三日月型の眉毛に、面長顔や顔が大きい女性は眉毛を太く短くすると格好がよい」と紹介されています。江戸の女性たちも自分に似合う眉毛を日々研究していたというわけです。

ただし、江戸時代の女性は結婚して妊娠がわかると眉を剃り落とすのが風習でした。顔立ちを引き締める役割の眉がなくなると一気に老け込んだ印象になるため、当時の女性たちには子どもを授かったうれしさ半面、複雑な思いもあったのかもしれません。

タレ目、ツリ目は不美人の証!?欠点を補うお江戸の修正メイクとは?

「色白は七難隠す」ということわざもあるように、江戸時代も白い肌が美人の条件でした。当時はまだ肌色という概念がなかったため、水銀や鉛を原料にした白粉を肌に重ね塗りすることで、白く透きとおった真珠のようなつや肌に仕上げるベースメイクが主流だったとか。

そして、ベースメイクの次に行うのがアイメイクだったそうです。江戸時代はタレ目やツリ目は不美人の証とされていたため、それらを修正するアイメイクが人気を集めていました。ここで『都風俗化粧伝』の中で紹介されている2大テクニックをご紹介します。

タレ目修正法【目の垂れ下がりを上げる伝】

1.眉を少し細く、眉尻が上がるように描く
2.まぶたの目尻側に紅をほんのりと塗る

ツリ目修正法【目のつり上がりを下げる伝】

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1.下まぶたに紅をさっと塗る
2.眉は太く作ると格好がよい

当時はアイシャドウなどなかった時代です。そのため、白塗りの目元に赤色をさすことでタレ目やツリ目を修正し、眉毛の形を変えることで目元の欠点をたくみにカバーしていたのです。これは、現代のメイク本にも通じる内容だといえるでしょう。

奇しくも江戸時代に「おフェロメイク」が存在した!?

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現代のアイメイクが「いかに目を大きく盛るか」がテーマなのに対し、江戸時代は「目はあまり大きすぎたるは見苦し」とあり、目が大きすぎる=不美人だったのです。そこで流行したのが、大きな目を細く見せるアイメイク術です。

そのメイク法は「まぶた全体に白粉を濃く塗り、まぶたからこめかみ、下まぶたにむかって薄く紅をさす」というものです。紅を広範囲に薄くぼかし、少しほろ酔いのような目元に見せることで、大きな瞳を目立たなくさせるのが狙いです。

このアイメイクは数年前に日本の若者の間で流行ったおフェロメイク(血色メイク)に似ているといわれています。

江戸時代のメイクカラーは白粉の白、眉墨の黒、口紅の赤のわずか3色でしたが、女性たちが知恵と工夫に満ちたメイクをしていたことがよくわかります。今も昔も、女性の美に対する探究心は変わらないのです。

▼まだまだあります!読んで役立つアイメイク今昔物語はコチラ
可愛く盛るために何してる?“目もとオシャレ”トーク(ロート製薬 商品情報サイト)
クレオパトラのド派手なアイメイク、その意外すぎる役割とは?
目元の美しさにかける女性の努力の集大成!100年分の流行アイメイクの歴史
楽してかわいいアイメイクの秘密!今さら聞けない?まつげエクステのすべて

〈参考〉
江戸時代にもアイメイクはあった? 二重まぶた・目なら美容外科、美容整形の城本クリニック
https://www.shiromoto.to/ct/eye/column/007.php
化粧文化Q&A Q10|便利なメーク品がない江戸時代、何で眉を描いていたの?
http://www.po-holdings.co.jp/csr/culture/bunken/qa/10.html
化粧文化Q&A Q11|マスカラにつけまつ毛 いったい、いつからしているの?
http://www.po-holdings.co.jp/csr/culture/bunken/qa/11.html
化粧文化Q&A Q20|アイシャドーっていつから使われているんですか?
http://www.po-holdings.co.jp/csr/culture/bunken/qa/20.html
化粧文化Q&A  Q51|江戸時代にも、アイメークってあったのですか?
http://www.po-holdings.co.jp/csr/culture/bunken/qa/51.html
『化粧の日本史 美意識の移りかわり』山村博美著/吉川弘文館
『江戸の化粧』渡辺信一郎著/平凡社新書

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