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まるでその場所にいるような臨場感! 今話題の”VR”を体験できるコンテンツ3選

まるでその場所にいるような臨場感! 今話題の”VR”を体験できるコンテンツ3選

バーチャル・リアリティ(Virtual Reality、略してVR)はご存知でしょうか? 日本語では「仮想現実」や「人工現実感」と訳され、CGとサウンドによってリアルな仮想空間を創り出す技術のことをいいます。映画の「マトリックス」や「サマーウォーズ」でもVRの世界観が使われ話題を呼びました。それが今や、日本では色々な場面でVRが活用されています。

そこで今回は、このVRの仕組み実用例をご紹介します!

VRはどのような仕組みで創り出されているの?

VR_02

1990年代に最初にVRを活用したゲーム機器が発売されて以来、約20年が経ち、今やVR技術は次々と進化し始めています。

VRを体験するには「ヘッドマウントディスプレイ」というヘッドセットがあるのですが、こちらをまずは装着する必要があります。ヘッドマウントディスプレイの内部にはセンサーが搭載されています。頭が上下左右に動くたびに、映像が頭の動きに沿って追従するような仕組みになっています。

映像を見るだけでなく、ヘッドセットを付けることでVRの世界に完全に入ることができるのです。

「このようなデバイスは企業でないと購入できないの?」と思われるかもしれませんが、個人でも購入ができます。VRが体験できるコンテンツもインターネットで手軽にダウンロードし、楽しむことができるのです。

これがVRの技術!臨場感あふれるコンテンツをご紹介

では、VRの技術はどのように活用されているのか実際に見てみましょう!今回は「ジェットコースター」「ハワイ」「マンションのモデルルーム」の3つのVR体験ができるコンテンツをご紹介します。

VRの中でも種類が多いのが「ジェットコースター」です。こちらの動画は、都内をジェットコースターで疾走しているかのような体験ができる、迫力あるコンテンツとなっています。東京の街並みも綺麗に再現されていますね。

こちらはハワイのアラモアナヨットハーバーのサンセットです。YouTubeの動画になりますが、画面の左上のボタンを操作するだけで、360度ハワイのサンセットを体験できます。実際にVRは大手旅行会社でも取り入れられており、ハワイの疑似体験をすることができるのです。この映像でも、先ほどご紹介した「ヘッドマウントディスプレイ」で見たら、本当にハワイにいるかのような体験ができますね。

こちらはマンションのモデルルームのVRになります。なんと、最近ではマイホームを検討する際にもVRが活用されています。特に新居が建つ前は、マイホームがイメージできるのは図面だけなので、私たちにはどんな建物になるのかがイメージしにくいものです。そこでこのようなVRがあれば、マイホームがどのような建物になるのかイメージしやすくなりますね。

ご紹介したように、VRはエンターテイメント以外でも旅行や不動産など、様々な業界で活用されています。さらに今後VRが活用される場面が増えれば、私たちの生活も豊かになっていくことでしょう。

皆さんも機会がありましたら、ぜひVRを体験してみてはいかがでしょうか。

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【参考】
Sign 『現実』を揺るがす、バーチャルリアリティの恐るべき未来
http://sign.jp/ae265928
(sign)
Houzz 住宅建築の最前線:VRは未来の家づくりの必需品?
http://www.houzz.jp/ideabooks/63188672/list
(Houzz)
HOME360 H.I.S バーチャル旅行コンテンツ
http://home360.co.jp/vr%E6%97%85%E8%A1%8C/
(HOME360)

文/吉澤佳恵
目ディア

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“光の魔術師”レンブラントの眼の秘密 『立体盲』ってどんなもの?

“光の魔術師”レンブラントの眼の秘密  『立体盲』ってどんなもの?

『テュルプ博士の解剖学講義』レンブラント・ファン・レイン/1632年

レンブラント・ハルメンス・ファン・レインは、17世紀のオランダの画家であり、バロック絵画を代表する1人にも数えられる人物です。
明暗法という技法で知られるレンブラントは、その生涯で他に例を見ないほど数多くの自画像を残しています。そんなレンブラントの自画像から、視覚に関するある謎が提起されました。
「レンブラントは両眼視のできない『立体盲』だったのではないか?」というのです。今回は、レンブラントの眼の謎に迫ってみます。

モノを立体的に見るためには両目のバランスが重要

まずは『立体盲』の前に、私たちの目がどのように立体を把握しているのかを知る必要があります。
人の目は対象物に視線を合わせるために、近くを見る時には瞳を寄せ、遠くを見る時には瞳を外側に開くことを無意識の内におこなっています。つまり、対象物が近くなれば寄り目がちになり、遠ければ離れていくのです。
これを「輻輳(ふくそう)」、「開散(かいさん)」といいます。

この現象は、自分の指先をじっと見つめ、目元に近づけたり離したりすることでも確認することができます。指先をぐっと近づければ目は輻輳し、逆に離していけば開散することがわかると思います。こうして左右の目で見た2つの像を、脳は1つの映像として統合しているのです。

これを『両眼視』といいますが、私たちの目は両眼視が正常におこなわれていないと、モノを立体としてとらえることはできません。そして両眼視には、「同時視」と「融像(ゆうぞう)」という能力も関わっています。

「同時視」とは左右の目に映った映像を同時に視る能力、「融像」は左右の網膜に映った映像を1つの像としてとらえる働きのことです。
これらの能力がバランスよく機能することで、私たちの目は視覚上にあるものを立体的な像として結ぶことができているのです。

では、レンブラントの謎『立体盲』の場合はどうでしょうか?

巨匠の眼の謎は、こうして解かれた!

レンブラントが立体盲だったのではないかと指摘したのは、ハーバード大学医学大学院の神経科学者マーガレット・S・リビングストン教授です。2004年に『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』誌に教授が発表した短い論文は、レンブラントが「外斜視」による立体視困難者だったとする説を唱えるものでした。

リビングストン教授が着目したのは、レンブラントが描いた36枚の自画像(24枚の油彩画、12枚のエッチング)についてでした。それらを詳細に調べた結果、瞳孔および虹彩の位置が、ほぼ全ての自画像において横方向にずれていたことがわかったのです。

レンブラント_02
出典:PMC – Was Rembrandt Stereoblind?
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2634283/

リビングストン教授ら研究チームが全ての肖像画の角膜(黒目)と視線の位置を計測した結果、レンブラントはなんと36枚の自画像の内、35枚を自ら外斜視として描いていたことがわかりました。さらに教授らは、そのズレを詳細に計測し、レンブラントの外斜視のずれのパターンを定量化することにも成功しました。

ここで「立体視」に立ち返りますが、立体視とは正常なバランス状態にある左右の網膜が、中心窩(ちゅうしんか)を基準にわずかなズレのあることから生じます。これを両眼視差と呼びますが、そのため片目では立体視は起こりません。そして立体視を阻害する原因の1つとされるのが「斜視」なのです。

レンブラントの場合、外斜視により立体視の困難な『立体盲』と呼ばれる症状だったと推定することができる。そして正常な両眼視が困難だったがために、脳が片目で多くの視覚的機能を果たすように切り替わっていたのではないか
それがリビングストン教授による結論だったのです。

レンブラントは『立体盲』だからこそ偉大な画家になれた?

いかがでしたか?読者の皆さんは、レンブラントが立体盲だったと信じることができたでしょうか?
ただし、リビングストン教授はこうも断っています。

“しばしば美術教師は、対象物を平面でとらえるために片目を閉じて観察するよう学生を指導します。したがって立体盲はハンディキャップではないかもしれません。それどころか、画家によっては資産にもなりうるのです”

引用:PMC – Was Rembrandt Stereoblind? (※英訳)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2634283/

つまりレンブラントは、立体盲という障がいがあったからこそ、二次元のカンバスを奔放に活用し、現代に語り継がれる偉大な画家たりえたのかもしれないのです。
偉大な画家に隠された“眼の謎”。今度レンブラントの絵を見る機会があれば、思い出してみてください。

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【参考】
PMC – Was Rembrandt Stereoblind?
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2634283/
ビジョンケア [Hattori Opticians メガネの服部] – 視覚について
http://www.hattori-opt.com/vision/menokinou_sikaku/sikaku.html

文/キネコ
目ディア

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