• HOME
  • エンタメ
  • 昔と今では流れるメロディが違う!? 音の出る信号機の豆知識
トリビア

昔と今では流れるメロディが違う!? 音の出る信号機の豆知識

昔と今では流れるメロディが違う!? 音の出る信号機の豆知識

横断歩道を渡るとき、『通りゃんせ』や『ピヨピヨ』といった音を耳にしたことはありませんか? 今回は、目の不自由な方が横断歩道を安全に渡るためのツール、音の出る信号機についてご紹介します。

音の種類が多すぎてクレームが!? メロディと鳥の声の2種類に統一

音の出る信号機(以下、音響式信号機)とは、信号機が青になったことを知らせるために誘導音を出す装置がつけられた信号機のことです。
その歴史は古く、1960年に名古屋で初めての盲人用信号機のテストがおこなわれたのを皮切りに、1970年初頭から全国各地に設置が進みます。当時は流れる音に規定がなく、地域ごとにさまざまな音が採用されたそうです。メロディ式だけで21曲、チャイムやブザー、ベルの音もあり、「音の種類が多すぎて混乱する」という声から、1975年に次の2種類に統一されました。

・メロディ式…『通りゃんせ』、『故郷の空』の2つ
・擬音式…『ピヨピヨ』、『カッコウ』の2つ

音響式信号機_02

2003年より安全性の高い 『鳥の声』に一本化する動きへ

2003年に入ると、警視庁より『鳥の声(擬音式)』に統一するように通達が出されます。メロディ式よりも擬音式の方が、視覚障害者が横断歩道からはみ出しにくい、という実証実験が決め手だったそうです。
メロディ式は擬音式にとって替わられ、『通りゃんせ』や『故郷の空』は徐々に姿を消していくことになります。2013年時点で、擬音式の信号機は全国で約17300基。メロディ式は約780基にまで減少しましたが、地元の強い要望から今も残されているメロディ式信号機もあります。

・横浜市『赤い靴』
・静岡県『ふじの山』
・名古屋市『おうま』
・青森県『乙女の祈り』

この4つはご当地ならではのメロディ式信号機として、旅行客からも好評のようです。

まだまだ改善の余地あり! 音響式信号機における3つの課題

続いては、音響式信号機の改善すべき3つの課題をご紹介します。

【課題1】押しボタン式の場合、ボタンの位置が探しにくい

押しボタンを押さないと音が鳴らない信号機の場合、視覚障害者がボタンそのものを見つけられないケースがあります。「プップッ」という音を発することで押しボタンの位置を知らせる信号機の普及が求められています。

【課題2】スピーカーの位置が高すぎるため、進行方向がわかりにくい

音響式信号機のスピーカーの高さは近隣住民への配慮から、およそ3.3メートルと定められていますが、「音源の位置が高すぎて方向がわかりにくい」という声があります。スピーカーの高さや指向性の開発が望まれています。

音響式信号機_03

【課題3】方角による音の使い分けが全国で統一されていない

南北方向に渡る信号機は『カッコウ』、東西方向に渡る信号機は『ピヨ』と鳴く『異種鳴き交わし方式』が現在の主流ですが、音が逆になっている地域もあるようです。旅先で方角を勘違いするケースもあるため、全国的な統一が求められています。

音響式信号機が設置されていない横断歩道では、視覚障害の方は周りの音だけを頼りに、信号機が赤か青かを判断するそうです。そういう場面に遭遇した際は、「青になりましたよ」とひと声かける優しさを忘れずに。

▼視覚障害にまつわる記事についてはコチラ
視覚障がい者に大人気のスポーツ ブラインドサッカーはこんなにおもしろい!

視力を矯正できない“見えにくい人” =『ロービジョン』の視覚を疑似体験

何も見えない暗闇の中で食事! 世界が注目する暗闇イベントとは?

【参考】
音響信号集「視覚障害者用付加装置」
http://trafficsignal.jp/~fmdhappa/fumi_signal0001/ongaku0002/ongaku_index.htm
信号機のバリアフリー化について :警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/accessibility/accessibility.htm#01
音サインの現状 社会福祉法人 日本盲人会連合
http://nichimou.org/impaired-vision/barrier-free/sound-sign/

目ディア

この記事が気に入ったら
いいね!してね♪

読み物

「めばちこ」「めいぼ」「おひめさま」……全国でこんなに違う!「ものもらいの」呼び方

「めばちこ」「めいぼ」「おひめさま」……全国でこんなに違う!「ものもらいの」呼び方

なんとなく目が痒い、なんとなく目がゴロゴロする……。
なんとなくから気づけばまぶたが腫れ、ときには手術を要する事態ともなる“ものもらい”。
しかし“ものもらい”とは関東地方の方言。地方によってさまざまな方言があり、学術的な名称が、また別にあることをご存じでしたか?

学術的な名称は症状によって数種類!

“「ものもらい」「めいぼ」「めばちこ」は正式な医学用語ではないので、人によって指すものが違う可能性があります。”

出典:All About『ものもらいの種類・正式名称

“ものもらい”とは、言わば通称。
試しにスマホやブラウザからWikipediaを開き、このフレーズで検索してみてください。一発では、解説ページにたどり着けません。
医学的には、まぶたが菌に感染し、膿がたまる「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」、まぶたに脂肪がたまる「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」や、その脂肪が化膿を起こしている「化膿性霰粒腫(かのうせいさんりゅうしゅ)」などに分類され、その総称を一般的に“ものもらい”と呼んでいるに過ぎないのです。

関東では“ものもらい”、関西では“めばちこ”

東日本では一般的に“ものもらい”と呼ばれる症状。「感染する、うつる」といったイメージから、「ものをもらう」が転じたものかと思いきや、福島県東白河郡には「三軒の家から米をもらって食べるとなおる」という伝承があり、「ひとからもらう」ではなく、「ひとにもらうと治る」という俗説が語源だとか。
一方、“ものもらい”に次いで一般的な呼び方は“めばちこ”や“めいぼ”。どちらも近畿地方でよく使われる表現で、語源は「目がパチパチするから“めばちこ”」という説、「目にイボができるから“めいぼ”」という説があるというから、“ものもらい”の語源よりもしっくり来ます。

宮城県では“ばか”という呼び方も!

“特徴的だったのは、宮城県での呼び名の「ばか」と、熊本県の「おひめさん」だ。”

出典:日本経済新聞:ことばオンライン『ものもらいを「ばか」と呼んだら宮城県出身

宮城では“ばか”、熊本では“おひめさん”で、どちらも「自分からは遠ざけたい存在」と気持ちを、目の病に引っかけているようです。
おばかさんを遠ざけたいのは容易に理解できますが、“おひめさん”は「わがまま放題のお姫様には、近づいてほしくありません」ということでしょうか。
ともあれ、いつも瞳を健康に、目の病を寄せ付けない生活が大切。
コンタクトレンズの連日使用を避けたり、女性の場合はまぶたのキワへのアイメイクを控えたりと目を清潔に保つのはもちろん、バスタイムにはしっかり湯船に浸かり、まぶたまでしっかり温めることも“ものもらい”の予防につながります。

▼麦粒腫について、もっと詳しく知りたい方はコチラ
目のトラブルについて~麦粒腫(ものもらい)~(ロート製薬 商品情報サイト)

【参考】
All About『ものもらいの種類・正式名称』
http://allabout.co.jp/gm/gc/301731/
日本経済新聞:ことばオンライン『ものもらいを「ばか」と呼んだら宮城県出身』
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDB1600A_W4A110C1000000/
ROHTO『ものもらいMap』
http://www.rclub2.rohto.co.jp/clinic/mono/index.htm
スマイル眼科クリニック
『ものもらいのタイプそして予防と対策について』http://www.smile-eye.com/faq/3_1.htm

目ディア

この記事が気に入ったら
いいね!してね♪

関連記事

RELATION POST

  • Amazon ロート製薬
  • ロートV5粒
  • ロートVアクティブ
  • ロートV11 目を酷使する人のつらい疲れ目に。
目ディアの最新情報をチェック!
  • 目ディア facebook
  • 目ディア Twitter
  • 目ディア RSS
ページ上部へ