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ゲシュタルト崩壊に要注意!運転中に起こる錯覚を知っておこう

ゲシュタルト崩壊に要注意!運転中に起こる錯覚を知っておこう

車の運転中にはさまざまな錯覚が起こる可能性があり、事故の原因となっていることはご存じですか?

中には、文字が正しく認識できなくなることで知られる『ゲシュタルト崩壊』も運転中に起こることがあり、注意しなければならない事象のひとつとして挙げられています。

今回は、運転中に起こる錯覚を知って、安全運転を心がけるためのコツをまとめました!

ゲシュタルト崩壊とは?

ゲシュタルト崩壊_02

突然、「いつも書いていた文字のつくりを見ているうちに、正しい文字が書けているかどうか判断できなくなる」という経験をしたことはないでしょうか。この現象をゲシュタルト崩壊と呼びます。

全体を認識する機能が低下し、構成している要素がバラバラに認識されてしまう現象のことで、文字だけでなく図形や顔などにも現れることがあります。

▼ゲシュタルト崩壊について、詳しくはこちらをチェック!
【閲覧注意】文字が文字に見えなくなる!?ゲシュタルト崩壊の仕組みに迫ってみた

運転中に起こるゲシュタルト崩壊例

ゲシュタルト崩壊_03

ゲシュタルト崩壊は、ひとつのことに集中しすぎて全体把握ができなくなってしまう現象です。運転中に起こるゲシュタルト崩壊にはたとえば、以下のような例が挙げられます。

・信号待ちをしていたら、今踏んでいるのがブレーキなのかアクセルなのかわからなくなった
・歩行者を見ていたら、右に曲がるのかまっすぐ進むのかわからなくなった
・まっすぐ続く一本道で前を向いて走っていると、吸い込まれるような感覚に襲われる

これらの経験をしたことがある人は、運転中にゲシュタルト崩壊を起こしたことがあるといえるでしょう。

こんな錯覚が運転中に起こるかも!

ゲシュタルト崩壊_04

ゲシュタルト崩壊以外にも、運転中にはさまざまな錯覚の罠が潜んでいます。たとえば、「上り坂に見えて実は下り坂で、思ったよりもスピードが出ていた」というケースです。

よく知られている運転中の錯覚現象であり、反対に、下り坂に見えて実は上り坂で、スピードが落ちていることもあります。

また、隣に大きなトラックが並んでいて危険を感じたり、突然目の前に割り込まれたりすると、『視覚吸引作用』という、トラックやウインカーに著しく注意を引かれてしまう現象が起こることもあります。

安全運転のコツは?

ゲシュタルト崩壊_05

安全に運転を続けるコツは、ゲシュタルト崩壊やさまざまな錯覚について知り、「これは錯覚かも」「凝視し続けているかも」と気がつくことです。

そして、目の錯覚に惑わされず、周囲の目印やスピード計もしっかりチェックするようにする、何か気になるものに目を奪われないようにする、などの対応を取るようにしましょう。

運転中は、運転に集中しなければならない分、脳が緊張状態にあることも多く、錯覚などの現象に見舞われやすくなります。

しかし、「錯覚ではないか」「あれは危ないから見続けないようにしよう」と予め対応方法を頭に入れておけば、冷静に対処できます。安全運転で楽しいドライブ時間を過ごしてくださいね。

▼運転と目に関する記事はこんなものもおすすめです!
「死角」に注意!たのしいドライブ中に気をつけるべき、運転時のポイント
車の運転に大事な動体視力!筋トレで鍛えることも可能!?

▼目の疲れにも要注意!
目のトラブルについて~眼精疲労/疲れ目~(ロート製薬 商品情報サイト)

参考
ゲシュタルト崩壊(げしゅたるとほうかい)とは – コトバンク
https://kotobank.jp/word/%E3%82%B2%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%88%E5%B4%A9%E5%A3%8A-189002
錯覚で起こる運転中の危険な一瞬とは?|JAFクルマ何でも質問箱
http://qa.jaf.or.jp/drive/visibility/02.htm

目ディア

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なぜ人は「視線」を感じるのか? 脳がおよぼす奇妙な錯覚

なぜ人は「視線」を感じるのか? 脳がおよぼす奇妙な錯覚

ふと誰かに見られている気がして、目を向けると実際に目が合ってしまった。そんな経験は誰しも持っているはず。でも人はどうして「視線」を感じてしまうのでしょう?

果たして、それにはどんな理由が?

実は、私たちが感じる視線には、脳がおよぼす「ある錯覚」が関係していたようなんです。

誰かに見られている「視線」、実はただの錯覚?

視線をより厳密に定義すれば、眼球にある水晶体と中心窩(ちゅうしんか)を結ぶ「視軸(しじく)」と対象を結ぶ線ということになります。

では私たちが視線を感じることは、この視軸の向けられた距離と方向を無意識に察知できる能力、ということなのでしょうか?

しかしごく単純に考えて、他者の視線が自分に向けられたことで物理的な変化が現れるわけではありません。熱心に見つめることを“熱視線”と呼ぶこともありますが、実際に目から熱が放射されているわけではありませんから、やはり霊的なものでもない限り、私たちに視線を感じる能力などないはずです。

視線を感じる理由_02

その一方で、「目は心の窓」という言葉があるように、私たちは人の目から多くの情報を得ています。心理学的にも視線は人の興味や感情に深く関わっているとされており、視線の動きからさまざまな感情を読み取ることができると考えられています。

しかしコミュニケーションとしての役割は別として、離れた距離にいる相手の視線を感じるには異なるシステムが働いているはずです。実は視線を感じるという現象は、脳がおよぼす錯覚にすぎないという研究結果が報告されているのです。

オーストラリアの大学研究が明かした「凝視認識」

シドニー大学の研究によると、人は実際に見られていなくても、脳が見られていると錯覚させることがあるそうです。こうした能力を「gaze perception(凝視認識)」と呼びますが、これを証明するために、シドニー大学の研究チームはある実験をおこないました。

実験では人の顔を表示したサンプル画像を用意し、その視線がどこを向いているかを被験者たちにたずねました。サンプル画像には、瞳が正面を向いた画像、微妙に視線を逸(そ)らせた画像など複数の偏差を示すものが用意されましたが、被験者の誰もが「自分を見つめている」と答えたそうです。

視線を感じる理由_03
Current Biology – Humans Have an Expectation That Gaze Is Directed Toward Them

こうした凝視認識の裏側では、どのような脳の処理がおこなわれているのでしょうか?シドニー大学のコリン・クリフォード心理学教授によると、脳はただ受動的に目から得た情報を受け取るだけではないのだそうです。

例えば私たちが視線の向きを知るためには、対象である人物の顔の向きと、視軸の向けられた方向、つまり“視覚的な合図”を脳の特定の領域が情報として処理する必要があります。

しかし相手がサングラスをかけていた時、あるいは暗がりで視線の向きが判別できない場合などでは、脳がその不明瞭な情報を、既知の情報に置き換えてしまうことがあるらしいのです。つまり視線の向きが不明瞭な場合には、脳が「見られている」感覚として勝手に処理することがあるのです。

人の脳がなぜこのようなバイアスを設けているのかについては、いくつかの可能性が考えられています。しかしその中でクリフォード教授が挙げるのが、危機回避のための機能です。

自然界で他者を凝視するという行為は、少なからず威嚇や攻撃、あるいは支配といった要素を示します。こうした状況におちいった時、脳がいち早く「見られている」という凝視認識をおこなうことは、少なくとも何も感じないよりは安全といえます。
そのため、脳は実際に見られているという仮定にもとづいて、ふとした違和感を“視線”として感じる処理をおこなうのです。

凝視認識という能力は、いわば誤作動であっても常に安全側に制御される機能、一種の「フェイルセーフ」として脳に備わっていると考えることができるのです。

視線は大切な社会習慣でもあります

しかし私たちは、視線を危機回避のために利用しているわけではありません。既述のように、視線は人とコミュニケーションをとるうえで極めて重要なツールでもあるのです。
ではこのように視線を求める傾向は、学習によって後天的に得られる能力なのでしょうか?

視線を感じる理由_04

実は注視の傾向が赤ちゃんにも見られることから、こうした能力が、ある程度は生得的なものであることがわかっています。しかし、脳の視線処理がどのようにして経験的につちかわれていくのかについては、より詳細な研究が必要だとクリフォード教授は語っています。

例えば自閉症スペクトラムの症状を持つ人の多くに、人と視線を合わせられない傾向があることがわかっています。またその反対に、視線恐怖症などの社会不安障害を持つ人にとっては、視線はより過敏に感じられ、恐怖の対象にさえなることがあります。

この研究がより進めば、社会性不安を抱える人たちにとっても、学習によって脳のフィードバックを得られる方法が見つかる可能性があるとのこと。私たちが普段なにげなく人に向ける視線が、時には恐怖を与える行動につながってしまうことは気に留めておきたいところです。

やはり、人には「優しい視線」を向けたいですよね。

▼視線がおよぼす視覚の不思議、この記事も読んでみて!
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【参考】
The University of Sydney – Are people really staring at you?
http://sydney.edu.au/news/84.html?newscategoryid=2&newsstoryid=11335&utm_source=reddit&utm_medium=social
Current Biology – Humans Have an Expectation That Gaze Is Directed Toward Them
http://www.cell.com/current-biology/fulltext/S0960-9822(13)00332-1

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