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写真で目が赤くうつるのはなぜ?赤目現象の対策まとめ

写真で目が赤くうつるのはなぜ?赤目現象の対策まとめ

出典:What Causes the Red Eye Effect Yale Scientific Magazine

「写真を撮ったら、目が赤くうつっていた…」という苦い経験のあるみなさん。せっかくの思い出が、赤い目で残ってしまっては台無しですよね。

しかし、この不思議な現象はなぜ起こるのでしょうか?

今回は、写真で目が赤くうつってしまう原因と対策についてお届けします。

フラッシュを使って撮影した写真に限って人間の目が赤くうつる理由とは?

写真撮影をした際、目が赤くうつることを『赤目現象』と呼びます。そもそもこの赤目現象、明るい場所で撮影したときには起こらないということに、お気づきでしたか?

みなさんも思い出してみてください。夜の屋外や暗い室内でフラッシュを使って撮影した写真に限って、赤目現象が起こっていることに気がつくでしょう。

赤目撮影_02
出典:Remove the Devilish Red-Eye Effect with a Single Tap in Adobe Photoshop Express 2.6

フラッシュ撮影で目が赤くうつる理由は、目の構造と密接な関係があります。

人間の目は眼球の奥に「瞳孔」があり、そのうしろに「網膜」が存在します。瞳孔が暗い場所では開き、明るい場所では閉じる働きによって、網膜に届く光の量を調整しているのです。

ところが、暗い場所でフラッシュ撮影をすると、開いた状態の瞳孔に大量の光が入り込み、その光は瞬時に瞳孔を通過して網膜まで到達します。

網膜には沢山の毛細血管が集まっているために光がその毛細血管を反射させ、赤くうつってしまうというわけです。赤目の正体、それは網膜内を流れる血液の色だったのです。

赤目撮影_03
出典:Specialty Eye Care What is a Retina Specialist – Specialty Eye Care

どうしたら赤目を防げる?超簡単な3つの方法を大公開

赤目現象の正体がわかったところで、お待ちかねの本題に入りましょう。

赤目対策のキーワードはズバリ、瞳孔をむやみに開かないことです。瞳孔は人間の意志で閉じたり開けたりすることはできませんが、これからご紹介する3つの方法を試せば赤目を防ぐことができます。

【その1 フラッシュ機能を使わないで撮影する】

フラッシュを使わなければ瞳孔が開く心配はありません。室内で撮影する際は部屋の照明をすべてつけて、明るい環境で撮影しましょう。屋外などで明るくできない場合は、カメラレンズの絞りを広げる(レンズに入る光の量を増やす)、ISO感度を上げる(暗い場所でも明るく撮影できる)、シャッター速度を遅くするといった方法で明るさを補いましょう。

【その2 被写体はスマホのライトを数秒間見つめてから撮影する】

撮影前にスマホのライト(懐中電灯など光を発するモノなら可)を数秒間見つめることで事前に瞳孔を開かせます。その後すぐに瞳孔は閉じますから、撮影本番でフラッシュ機能を使っても赤目現象が起こりにくくなるというわけです。

【その3 被写体はカメラレンズを直視しない】

レンズを直視すると、フラッシュの光が広い範囲の網膜に当たってしまい、赤目になる可能性が高くなります。逆に目線を外せば、網膜に光が当たりにくくなるというわけです。フラッシュを使って撮られるときはレンズ一点を直視するのではなく、撮影者の肩あたりを見るようにしましょう。

赤目撮影_04

デジタルカメラの『赤目軽減機能』を使えば簡単に赤目は防げる!

前項で赤目を防ぐ3つの方法をご紹介しましたが、デジタルカメラの設定を変えることでも赤目を防ぐことは可能です。

実は、世の中に出回っているデジタルカメラの大半は『赤目軽減機能』や『赤目緩和設定』が搭載されているので、この機能を使わない手はありません!

赤目撮影_05
出典:ライターの私物を撮影

『赤目軽減機能』『赤目緩和設定』とは、実際に撮影する前に予備発光(フラッシュ)をおこない、被写体の瞳孔を閉じさせてから撮影する機能です。

つまり、フラッシュを数回たくことになります。

最初のフラッシュはあくまで予備ですので、「撮り終わった!」と思って油断してしまうと、目が半開きだったり、ぼんやりした顔にうつったりしてしまいます。

『赤目軽減機能』で撮影する場合は、フラッシュが完全に光り終わるまでは顔をゆるめないようご注意ください。せっかく赤目が防げても、赤目よりも恥ずかしい顔でうつってしまっては意味がありませんから。

今回は、写真を撮影する際の赤目対策についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

誰でも簡単に真似できる方法ばかりを取り上げましたので、早速実践してみてくださいね。

▼“目が赤くなる”といえばこちらも注意!
目のトラブルについて~充血~(ロート製薬 商品情報サイト)

▼合わせて読みたい!写真やカメラにまつわる記事はコチラ
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【参考】
第10回 フラッシュ撮影。赤目の正体は「血の色」だった! 医教コミュニティ つぼみクラブ
http://www.ikyo.jp/commu/jintai/010.html
赤目現象 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E7%9B%AE%E7%8F%BE%E8%B1%A1
赤目対策!写真を撮ると目が赤く写るのは何故ですか?
http://www.cocoro-skip.com/sp/chiebukuro/190054.html

文/深山由佳理
目ディア

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子ども

写真でわかる悪性腫瘍!?“白く写る目”で
早期発見されたガンとは?

写真でわかる悪性腫瘍!?“白く写る目”で<br />早期発見されたガンとは?

出典:3D PRINTING INDUSTRY−3D Scanning, Software and Printing Obliterate Cost and Increase Quality of Eye Prostheses!

今や国民病とさえ言われる『ガン』。
統計的にも日本人の死因第1位であり、3人に1人が何らかのガンにより亡くなっているという現状は、私たちにとっても決して人ごとではありません。

そんな中、カメラのレンズを通してガンを発見したという事例がありました。「写真に写るガン」とは、一体どういうものなのでしょうか?

“白い目”が教えてくれる『ガン』

米国在住のジュリー・フィッツジェラルドさんは、ある時、2歳になる息子エイブリーくんの瞳の中に、奇妙な“点”があることに気付きました。

その時には、さほど気に留めなかったジュリーさんですが、その後、Facebookの記事の中に気になる記述を見つけました。その記事には、「写真に白く光る目が写っていれば、それはガンのサインだ」と書かれていたのです。

エイブリーくんの目の奥にある奇妙な“点”を思い出したジュリーさんは、早速エイブリーくんをフラッシュ撮影してみました。すると、エイブリーくんの右目には赤目現象が、そして左目には“白い光”がはっきりと写し出されていたのです。

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出典:ABC News – Mom Catches 2-Year-Old’s Eye Cancer by Snapping Photo

心配になったジュリーさんが医師に相談したところ、エイブリーくんの症状は『網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)』というガンであることが判明しました。

『網膜芽細胞腫』は網膜に発生する悪性腫瘍で、1万5千〜1万6千人の乳幼児につき、1人の割合で発症すると言われる小児ガンです。
網膜に腫瘍ができると当然視力は低下しますが、乳幼児は“モノを見て自分の視力を判断する指標”を持ちません。つまり、網膜芽細胞腫により『不同視』(左右の目で著しく視力の差がある状態)の症状が現れていたとしても、子どもはそのことに気付かない可能性があるのです。

また、乳幼児の場合は親にそのことを伝える言葉も持ちませんから、網膜芽細胞腫の早期発見には親の注意が不可欠ということになります。
その点からも、ジュリーさんの判断は賢明だったということができます。

撮影した子どもの目に白い輝き=ガンのサイン?

写真撮影の際に、目の中心が赤く写るという経験をした人は多いと思います。
これは『赤目現象』と呼ばれるもので、フラッシュ撮影により網膜の血管が赤い色となって写る現象です。しかしエイブリーくんの瞳には、赤目現象とともに“白い色”が同時に現れています。

これは網膜芽細胞腫の第1期『黒内障性猫眼(こくないしょうせいびょうがん)』と呼ばれるステージに見られる症状で、網膜に生じた腫瘍が硝子体の内側に隆起し、“白色瞳孔”として現れたものです。

eye-cancer_03

出典:Willseye Hospital – retinoblastoma

検査の時点でエイブリーくんの網膜の75%が腫瘍に覆われており、もしジュリーさんが異変に気付かず放置していたら、腫瘍は脳にまで広がっていた危険があったそうです。

カメラは『ガン検査キット』?

現在ではガンの検査方法は多様化しており、中には自宅でおこなえる簡易なガン検査キットなども発売されています。
しかし、小児ガンの場合は、このような検査キットを用いて検査をおこなおうとする親御さんは極めて少なく、また幼少期のガンそのものに対する認識も決して高いものではありません。

ステージが進行すると、眼球を摘出する以外の治療法がないという『網膜芽細胞腫』は、幼い子どもにとって恐ろしいガンです。もし身近なお子さんを撮影した写真に白い目が写っていたら、ぜひ専門医の診断を受けてみてください。

自宅のカメラでおこなえる小児ガン検査。ある意味では、もっとも手軽な“ガン検査キット”と言えるかもしれません。

▼『子どもの目を守る』なら、こちらもオススメ!
子どもの目はとっても大変!疲れ目CHECK!(ロート製薬 商品情報サイト)
視力の悪さは遺伝する!?眼科医直伝!子どもの目を守る対策とは?

【参考】
ABC News – Mom Catches 2-Year-Old’s Eye Cancer by Snapping Photo
http://abcnews.go.com/Health/mom-catches-year-olds-eye-cancer-snapping-photo/story?id=30954695
国立がんセンター 小児がんサービス -網膜芽細胞腫
http://ganjoho.jp/child/cancer/retinoblastoma/index.html

文/キネコ
目ディア

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