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トリビア

和傘、おちょこの模様――“蛇の目”に由来する身近なものって?

和傘、おちょこの模様――“蛇の目”に由来する身近なものって?

日本に古くからある“蛇の目傘”。有名な童謡『あめふり』の「あめあめふれふれ かあさんが じゃのめでおむかい うれしいな」という歌詞で耳にしたことがある人も多いのでは?

今回はそんな“蛇の目”について、名前の由来やさまざまな使われ方などをご紹介します!

蛇の目ってどんな模様?

蛇の目(じゃのめ)というのは模様の名前で、このように二重丸の中を塗りつぶした図形です。

蛇の目傘_02

日本式の天気記号では、霧をあらわす記号として使われています。新聞などで箇条書きのマークとして使われていることもあります。

また、日本では古くから家紋としても使われています。蛇の目は“弦巻紋”(つるまきもん)の一種で、豊臣秀吉の家臣として知られる加藤清正の家紋などが有名です。

“蛇の目”の由来はヘビの目。英語では“fisheye”

蛇の目傘_03

“蛇の目”という名前は、ヘビの目に由来しています。確かに、この写真のようにヘビの目は黒っぽいふちどりの中にさらに黒い丸があるような形状が多いようです。

蛇の目模様のことを英語では“fisheye”というそうです。魚の目はいろいろな形状がありますが、下の写真の魚などは確かにヘビの目と似ていますね。

蛇の目傘_04

ちなみに英語のfisheyeは「魚眼レンズ」の意味で使うほうが一般的ですが、他にも「冷たい目つき」「疑いの目」といった意味があります。

“蛇の目傘”は模様から転じて、今では和傘全体を意味するように

蛇の目傘_05

童謡にも登場する“蛇の目”傘とは、番傘よりも細身で軽い和傘のことです。もともとは、傘を開いたときにヘビの目のように見える白い模様が入っていたことから名づけられました。

そこから転じて、今では無地のものも含めて、紙(和紙)と竹で作られた和傘全体を蛇の目傘と呼ぶことがあります。また最近では、細身で骨組の数が多い洋傘のことを蛇の目傘と称していることもあるようです。

“蛇の目”はお酒とも深い関わりがあった!

蛇の目傘_06

他にも意外なところで蛇の目模様は活躍しています。たとえば日本酒を呑むときに使うおちょこ。

日本酒自慢のお店やおそば屋さんなどで、白地に濃い青色の蛇の目模様が内側に描かれているおちょこを見たことはありませんか? これが“蛇の目猪口”というおちょこです。

日本酒はその色味や透明度によって味わいがある程度わかるとされています。蛇の目のおちょこに日本酒を注ぐと、内側の底に入っている模様の青と白の境界部分でお酒の色味や透明度がよく見えるのだそうです。日本酒を呑む機会があれば、ぜひ確認してみてくださいね。

今回は、日本に昔からある“蛇の目”模様についてご紹介しました。いかがでしたか? 蛇の目は、ご紹介した以外にも私たちの身近なところで使われているかもしれません。ぜひチェックしてみてくださいね。

▼目元を強調するといえば“カラコン”。正しく使っていますか?
知らないと怖い!カラーコンタクトレンズとの正しい付き合い方(ロート製薬 商品情報サイト)

▼目に由来する表現や文字についてはこんな記事も!
「黒い目」は言語別でまったく意味が違う!? 「目の色」にまつわる表現いろいろ
読めたら自慢できるかも!“目”のつく珍しい漢字―あなたは“眦”“眄”読めますか?
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【参考】
蛇の目傘について|京和傘 日吉屋
http://www.wagasa.com/kyowagasa/janomegasa.html
蛇の目|wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9B%87%E3%81%AE%E7%9B%AE
日本酒の豆知識 Vol.01お猪口について知ろう!|週刊SAKELIFE
http://fudandukai.com/weekly_sakelife/2012-12-20.html
あめふり(あめあめふれふれ)|世界の民謡・童謡
http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/amefuri.htm

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「めばちこ」「めいぼ」「おひめさま」……全国でこんなに違う!「ものもらいの」呼び方

「めばちこ」「めいぼ」「おひめさま」……全国でこんなに違う!「ものもらいの」呼び方

なんとなく目が痒い、なんとなく目がゴロゴロする……。
なんとなくから気づけばまぶたが腫れ、ときには手術を要する事態ともなる“ものもらい”。
しかし“ものもらい”とは関東地方の方言。地方によってさまざまな方言があり、学術的な名称が、また別にあることをご存じでしたか?

学術的な名称は症状によって数種類!

“「ものもらい」「めいぼ」「めばちこ」は正式な医学用語ではないので、人によって指すものが違う可能性があります。”

出典:All About『ものもらいの種類・正式名称

“ものもらい”とは、言わば通称。
試しにスマホやブラウザからWikipediaを開き、このフレーズで検索してみてください。一発では、解説ページにたどり着けません。
医学的には、まぶたが菌に感染し、膿がたまる「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」、まぶたに脂肪がたまる「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」や、その脂肪が化膿を起こしている「化膿性霰粒腫(かのうせいさんりゅうしゅ)」などに分類され、その総称を一般的に“ものもらい”と呼んでいるに過ぎないのです。

関東では“ものもらい”、関西では“めばちこ”

東日本では一般的に“ものもらい”と呼ばれる症状。「感染する、うつる」といったイメージから、「ものをもらう」が転じたものかと思いきや、福島県東白河郡には「三軒の家から米をもらって食べるとなおる」という伝承があり、「ひとからもらう」ではなく、「ひとにもらうと治る」という俗説が語源だとか。
一方、“ものもらい”に次いで一般的な呼び方は“めばちこ”や“めいぼ”。どちらも近畿地方でよく使われる表現で、語源は「目がパチパチするから“めばちこ”」という説、「目にイボができるから“めいぼ”」という説があるというから、“ものもらい”の語源よりもしっくり来ます。

宮城県では“ばか”という呼び方も!

“特徴的だったのは、宮城県での呼び名の「ばか」と、熊本県の「おひめさん」だ。”

出典:日本経済新聞:ことばオンライン『ものもらいを「ばか」と呼んだら宮城県出身

宮城では“ばか”、熊本では“おひめさん”で、どちらも「自分からは遠ざけたい存在」と気持ちを、目の病に引っかけているようです。
おばかさんを遠ざけたいのは容易に理解できますが、“おひめさん”は「わがまま放題のお姫様には、近づいてほしくありません」ということでしょうか。
ともあれ、いつも瞳を健康に、目の病を寄せ付けない生活が大切。
コンタクトレンズの連日使用を避けたり、女性の場合はまぶたのキワへのアイメイクを控えたりと目を清潔に保つのはもちろん、バスタイムにはしっかり湯船に浸かり、まぶたまでしっかり温めることも“ものもらい”の予防につながります。

▼麦粒腫について、もっと詳しく知りたい方はコチラ
目のトラブルについて~麦粒腫(ものもらい)~(ロート製薬 商品情報サイト)

【参考】
All About『ものもらいの種類・正式名称』
http://allabout.co.jp/gm/gc/301731/
日本経済新聞:ことばオンライン『ものもらいを「ばか」と呼んだら宮城県出身』
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDB1600A_W4A110C1000000/
ROHTO『ものもらいMap』
http://www.rclub2.rohto.co.jp/clinic/mono/index.htm
スマイル眼科クリニック
『ものもらいのタイプそして予防と対策について』http://www.smile-eye.com/faq/3_1.htm

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