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「高貴な色」は昔から存在していた!一目で身分の差やお祝い事が分かる、歴史ある工夫とは?

「高貴な色」は昔から存在していた!一目で身分の差やお祝い事が分かる、歴史ある工夫とは?

日本では昔から、色の中に「高貴な色」が指定されているのはご存知でしょうか? 高貴な色とは、主に身分が高い人が身に着けている色を指します。

ご存知の方も多いかと思いますが、日本はもちろんのこと世界を見渡してみると「紫」を高貴な色としている国が多いのも特徴です。このように、色には順位がつけられていることが分かりますね。

そこで今回は、冠位十二階の色やお祝い事など、色の順位や行事に用いられる色について解説していきます。

実は中国で「高貴な色」は紫色ではなく黄色!

高貴な色、おめでたい色など色にまつわる色々_02

先ほどもお話ししたように、世界では「高貴な色」というと紫色を指す場合が多いです。しかし、中国では高貴な色は紫ではなく「黄色」と言われています。

日本だと、黄色というと「黄色信号」や「黄色い声」という風に言葉を用いられるので、黄色が高貴な色とはイメージがつきにくい……という人も多いのではないでしょうか。

どうして中国では黄色が高貴な色とされているかというと、中国では黄色は皇帝しか着られない、という歴史があるからです。「陰陽五行説」によると、黄色は中央に位置することを意味するため、皇帝は黄色の服を選んだとされています(諸説あります)。

聖徳太子が定めた冠位十二階では、色で位を分けられていた

聖徳太子が定めた「冠位十二階」ですが、色で位が分けられていたというのは皆さんもご存知かと思います。色で表されると一目で分かりますね。冠位十二階で表されている色は、主に以下の順になります。

 高貴 下賤 
濃紫 薄紫 濃青 薄青 濃赤 薄赤 濃黄 薄黄 濃白 薄白 濃黒 薄黒

 

冠位十二階は元々、徳・仁・信・義・智を大小にわけて12階としており、聖徳太子はそれぞれに合った冠をさずけるようにしていました。以下の表のように、色で分かれていると一目で身分の差が分かりますね。

 

日本では昔から色を用いて身分の差を表していましたが、お祝い事を表す時にも色が良く用いられます。全国的に知られているのが「紅白」ですね。では、どうして紅白が縁起のいい色として知られているのでしょうか。

日本で「紅白」が縁起の良い色として知られている理由

高貴な色、おめでたい色など色にまつわる色々_03

紅白の色使いは、結婚式やお祭りといったお祝い事によく用いられているので、よく目にする人も多いのではないでしょうか。ではどうして「紅白」が縁起の良い色として使われているのかというと、有力な諸説は2つあります。

まず一つ目が日本人の習慣です。日本人がもともとおめでたいことがあると赤飯を炊いたり、お餅を振る舞ったりする習慣があることから始まっています。

二つ目は、室町時代にさかのぼります。朱印船貿易において、中国は日本に向けた品物には紅白の紐をかけていました。これが日本人は「献上品には紅白の紐をかける」という誤解を生んだことがきっかけとも言われています。

いかがでしたか? 色が表すお祝いや身分の差は、昔から用いられていました。冠婚葬祭や冠位十二階に限らず、色で表しているものが日本には他にもあるので、もし興味のある方は調べてみると面白いかもしれません。

▼目の「赤」には要注意!
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▼「へえ~」と為になる昔からある「色」にまつわるお話は、まだまだ他にも!
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【参考】
色の順位
http://www2.chokai.ne.jp/~assoonas/UC154.HTML
マイナビ進学U17 中国では黄色が「高貴」な色
https://u17.shingaku.mynavi.jp/article/1391/
歴史年代ゴロ合わせ暗記 冠位十二階
http://www12.plala.or.jp/rekisi/kanijyuunikai.html
縁起物百科事典 世の中紅白だらけ!【縁起の良い色代表】なぜ赤と白なの?
http://engimono.net/articles/PQDHp

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“C”だけじゃなかった!? 世界の『視力検査表』にまつわるトリビア

“C”だけじゃなかった!? 世界の『視力検査表』にまつわるトリビア

なにかと目を酷使してしまいがちな現代人。メガネやコンタクトレンズなど視力補正器具のお世話になっている人も多いかと思いますが、視力検査の時に誰もが目にするのが、大きさと方向の異なる“C”が描かれた視力検査表です。

実はこの“C”マーク、正式な名称を『ランドルト環』といい、国際眼科学会で標準指標として採用されている由緒正しいデザインなのです。

でもこの視力表、世界ではちょっと事情が異なるみたいです。

1. Cの切れ目はどちらを向いていますか?

ランドルト環
出典:Amazon – 視力表 山地式 3m

視力検査の時には、いつも聞かれるこの言葉。きっと誰もが、黒いスプーンのような器具で片目を押さえて検査を受けた経験があるはず。

この黒いスプーンのような器具、正式な名称を『遮眼子(しゃがんし)』 というのですが、遮眼子を用いた検査方法は万国共通。しかし国際基準としてのランドルト環を用いた検査表には、日本独自のバリエーションもあるようなのです。

ランドルト環と平仮名を組み合わせた『大島式』や、平仮名と数字を組み合わせた『中村式』。“双魚指標”と呼ばれる魚2匹のシルエットが平行に並んだ『山地式』など、日本独自の視力表もさまざま。

このように各国ごとに異なる文字や記号を使用した視力検査表のことを、『万国式試視力表』と呼ぶそうです。

ランドルト環と双魚指標、平仮名を組み合わせたものなど、日本独特の視力表は海外から見ると奇抜なデザインに映るかもしれませんね。

2. 国際指標だけど世界標準じゃない?

ランドルト環
出典:Snellen chart – Wikipedia

ランドルト環が国際的な標準指標として採用されたのは1909年といいますから、明治42年のこと。スイスの眼科医エドマンド・ランドルト氏によって開発されたランドルト環は、イタリアの国際眼科学会で全世界共通の標準指標として採用され、今では『国際標準ランドルト氏環』と呼ばれています。

ところが世界を見渡すと、ランドルト環を採用していない国も多く存在しています。

3. ランドルト環、実は少数派?

ランドルト環
出典:Tumbling E Eye Chart

既述のとおり、国際的な標準指標として採用されているランドルト環。しかし、必ずしも全世界共通で使用されているわけではありません。

例えば中国で視力検査表として広く用いられているのは、ランドルト環ではなくて“E”を用いた『Eチャート』と呼ばれるもの。
古典的なラテンアルファベットを基礎とした視力表で、中国のように母国語としてアルファベットを用いない国でも多く採用されているようです。

ちなみに欧米で広く用いられているのは、複数のアルファベットを用いた『スネレン指標』と呼ばれるもの。1862年にオランダの眼科医ハーマン・スネレンによって考案されたスネレン指標は、現在も多くの国で使用されています。

4. 世界の視力検査表

ランドルト環
出典:C.R.Williams Opticians Blog – New Year Resolution for Your Eyes

左から『Eチャート』、『ランドルト環』、『スネレン指標』です。
日本人にとって、一番見慣れているのはもちろんランドルト環ですが、ひと口に視力を測る指標といってもさまざまなバリエーションがあるのですね。

ちなみにランドルト環の形には規定があり、円の直径と円弧の幅、開いている幅の比率は5:1:1に定められているのだとか。

また、かつて広く用いられていた、斜めの方向に切れ目の入ったランドルト環は、被験者が答えにくいという理由から姿を消し、現在では上下左右の角度のみが使用されるようになったそうですよ。

▼その他「視力検査」にまつわる関連記事はこちらをチェック
目の検査は『視力検査』だけじゃない! 知らなかった目に関する『○○検査』
男性向けや動物まで!思わず両目で 見たくなる『おもしろ視力表』まとめ

▼「最近物が見えにくいな…」という方、もしかしたら目の老化のせいかも?
年齢とともに起こる目の機能低下とは?(ロート製薬 商品情報サイト)

【参考】
Excite bit 小ネタ – 前から気になっていた視力検査の“C”にせまる
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1270439302823.html
目の辞典・治療、検査について
http://www.ocular.net/jiten/jiten013.htm

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