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ただのオシャレじゃない!? 競走馬が目隠しをする理由について

ただのオシャレじゃない!? 競走馬が目隠しをする理由について

競馬のレース中継を観ると、覆面のようなマスクで目の一部を覆われた馬を見かけることがあると思います。実はあのマスクを着けて視界を制限すると、競走馬は最大限の力を発揮できるそうです。その秘密に迫ってみましょう

競走馬の視界を制限するメリットは?
その答えは馬の広すぎる視野にあり!

競走馬の視界を制限することで、なぜ最大限の能力を発揮できるのでしょうか?
その理由をお話する前に、まずは馬の視野についてご説明しましょう。

馬の目は、他の動物と比べて両目の間隔がかなり離れているのが特徴です。左右の目で別々のものを見ることができる『単眼視』の持ち主でもあります。さらに、瞳孔が横長に開いているため、馬の視野は350度もあるそうです。人間の視野は広い人でも180度が限界ですから、馬は自分の真後ろ以外はすべて見渡せるというわけです。

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広範囲にものが見渡せる馬の視野はメリットに感じるかもしれませんが、競走馬にとってはデメリットになることの方が多いそうです。臆病な馬は、いざレースを迎えたとき、視界が広いぶん、横や後ろをキョロキョロと見渡しすぎて集中力が持続しないそうです。

神経過敏な馬は、周りの風景が見えすぎてしまうとレースに集中できず、騎手の指示に従わなくなるケースも……。そこで登場するのが、馬の視野を狭くすることで集中力をアップさせる強制馬具(馬特有の気性を解消するための道具)なのです。

競走馬の気質に合わせて選ぶ 矯正馬具のバリエーション

競走馬がレースで力を発揮するために重要な役割を担う矯正馬具。ここでは代表的な4アイテムをご紹介します。

【1】ブリンカー(別名:遮眼革)

馬の顔を覆うマスクの両目の外側部分に、革やプラスチックで作られた半球状のカップを取り付けたもの。真横や後方の視野を奪うことで、レース中に前方のみに集中させる効果がある。

【2】チークピーシズ

馬の両頬に当たる部分に筒状のボア生地を取り付けたもの。真横や後方の視野をさえぎることで、レース中の集中力を高めたり、他の馬が横に並んだできたときに畏縮しないようにしたりといった効果がある。

【3】パシュファイヤー(別名:ホライゾネット)

馬の顔を覆うマスクの目穴部分をネットで覆ったもの。これを装着すると視界全体がぼやけるため、レース前に外すのが一般的。目に入るもの全てが気になる物見(ものみ)が酷い馬には集中力を温存する効果が高い。

三冠王を達成したあの最強名馬も 矯正馬具を着けていた!

1993年から1996年に活躍した最強名馬、『ナリタブライアン』は、“シャドーロール”と呼ばれる矯正馬具を着けてレースに出場したところ、皐月賞、日本ダービー、菊花賞という牡馬クラシック全てを圧勝! その姿から『シャドーロールの怪物』と呼ばれたそうです。

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【4】シャドーロール

馬の鼻先にボア状のものを装着したもの。芝の切れ目や自分の影におびえる馬に対して、下方を見えにくくすることによって前方に意識を集中させる効果がある。レース中に目に飛び込んでくる砂を除ける効果も。

以上が、代表的な矯正馬具です。とはいえ、これらの矯正馬具は、全ての馬に効果があるわけではありません。視界を狭めたことが逆に恐怖心をあおり、動けなくなってしまう馬もいるそうです。矯正馬具はその馬にあった使い方をすることが重要なのです。
これから競馬のレースを観る機会があれば、ぜひ競走馬が着けている矯正馬具にも注目してみてください。

▼動物の視界や目については、コチラの記事もオススメ

ペットにはどう見えている!人間と動物の見え方の違いを探ってみた! 目をゆる〜くマジメに考える

【参考】
【競馬】ブリンカーやチークピーシズが競走馬にもたらす効果とは|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva|競馬&格闘技
http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/keiba_fight/2013/09/26/post_157/
乗馬初心者のための乗馬クラブ検索総合サイトみんなの乗馬
http://www.minnano-jouba.com/

目ディア

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ドライアイ

うちのコは大丈夫…? 犬やネコも『ドライアイ』になる!!

うちのコは大丈夫…? 犬やネコも『ドライアイ』になる!!

いまどきのビジネスパーソンなら気を付けたい『ドライアイ』。まばたきの回数が減り、目に違和感を覚えるもので、パソコンやスマートフォンなどの長時間使用など、目を酷使していることが影響しているようです。このドライアイ、犬やネコにも起こるってご存じでしたか?!

動物と人間の『ドライアイ』は同じものではない

人間に起こるドライアイと、動物に起こるドライアイでは原因が異なります。人間も動物も、どちらも角膜を乾燥から守るために、まばたきをし、常にその表面を涙で湿らせていることは変わりありません。
人間のドライアイは、このまばたきの回数が減少し、目が乾燥することが主な原因です。一方で動物では、まばたきの回数ではなく、涙を分泌する「涙腺」の機能そのものが低下し、目が乾燥することが原因となっているのです。

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目を守る涙のしくみ

そもそも涙は、人間も動物も仕組みは変わらず三層からできています。一番外側の脂質の層(油層)は水分の蒸発を防ぎます。二番目には水分の層(水層)。三番目のタンパク質の層(ムチン層)は、水分を目の表面に均一に保持します。この三層の働きがあって、涙を角膜の上に維持することができるのです。
通常は涙があることによって細菌や、ゴミなどから角膜が守られています。しかし、涙が減りドライアイになると、目やにが出たり、結膜が充血したり、痛みを感じて目をショボショボさせるなどの症状が現れます。

動物のドライアイの原因とは?

動物の涙腺機能が低下する主な原因としては、「免疫介在性」「先天性」「神経麻痺」「代謝性疾患(甲状腺疾患、副腎疾患、糖尿病など)」「遺伝」など、さまざまな理由が考えられます。
そのため治療方法は、原因によって異なります。ネコよりも犬に発症率が高く、特に眼球の露出面積が大きい犬種(チワワ、パグ、シーズーなど)は注意したほうがいいようです。
結膜が充血を起こしていたり、黄色い目やにが出るようになるなど、大切なペットの目の異常に気が付いたら、まずは獣医に相談してくださいね。

目はどんな生き物にとっても大切な役割のあるものです。人間だけではなくペットの目も大切にしていきたいですね。

【参考】
マスダ動物病院 – 涙のはなしPart2:「ドライアイ」(乾性角結膜炎)
http://www.masuda-rui-heart.sakura.ne.jp/letter/045.html#top
アイリス動物病院 – 犬猫の目の病気、「ドライアイ」について
http://iris-vc.jp/irisblog/?p=503

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