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目の検査は『視力検査』だけじゃない! 知らなかった目に関する『○○検査』

目の検査は『視力検査』だけじゃない!  知らなかった目に関する『○○検査』

誰もが経験のある、見なれた“C”マークを用いておこなわれる視力検査。
でもちょっと待って!目に関する検査は、なにも視力検査だけではありません。今や『テクノストレス眼症』とも呼ばれる、『VDT症候群』が問題視されている時代。
目を酷使してしまいがちな現代人にとって、知っておいて損はない、目に関する身近だけど知られていない『○○検査』をご紹介します。

1.『細隙灯顕微鏡検査』

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出典:China Medical Device−スリットランプ顕微鏡(SLM-1、SLM-2、SLM-3、SLM-4)

目の検査の中でも基本的かつ重要な検査とされているのが、『細隙灯(さいげきとう)』と呼ばれる特殊な拡大鏡を使用する、『細隙灯顕微鏡検査』。
スリットランプの細い帯状の光で瞳を照らし、顕微鏡で拡大して観察することで、結膜や角膜、虹彩、瞳孔、水晶体などの検査をおこないます。
コンタクトレンズのフィッティングを確認するときにも使用されるため、目の異常がなくてもお世話になった方がいるかもしれません。

2.『シルマーテスト』

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出典:REVIEW of Ophthalmology−Lose the Pain, But Keep the Gain

ドライアイの診断には欠かせない、『シルマーテスト』。“涙紙(るいし)”と呼ばれる7×50mmの大きさの細いろ紙を、涙点の上にまぶたで挟むことでおこなわれます。
そう、あのなんだかチクチクする紙を目尻にはさむ検査のことです。
こうして5分の間まぶたを閉じ、涙の染み込んだ涙紙の数値を読み取ることで涙の量を計測し、ドライアイの有無を判断するというわけです。
ドライアイの検査にはシルマーテスト以外にもいくつかあり、フルオレセインという色素を点眼し、細隙灯顕微鏡で目の表面の乾燥を観察する『涙液層破壊時間(BUT)検査』や、強い乾燥により障害が生じた部分を観測する『生体染色検査』などがあります。

3.『網膜電図検査(ERG)』

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出典:病院の検査の基礎知識 – 網膜電図検査(ERG)

白内障の術前検査としておこなわれる、『網膜電図検査』。電極を埋め込んだ特殊な“コンタクトレンズ電極”を装着し、光の刺激を与えることで網膜に現れる微小な電気信号を記録するという刺激的な検査方法ですが、もちろん点眼麻酔をした上でおこなわれます。
網膜に光を照射すると網膜と角膜の間にある電位に変化が生じるため、この電位変化を増幅して記録・分析するというのが、そのプロセス。
網膜電図は英語では「Electroretinogram」、略してERGと呼ばれています。

4.『視野検査』

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出典:West Coast Eye Care−Visual field exam

緑内障のほか、視神経の炎症や網膜はく離など、視野が欠ける症状の診断に用いられるのが、『視野検査』です。
正常な人では片目につき上方60度、下方75度、鼻側に60度、耳側に100度という広い視野角を持っていますが、これがさまざまな眼疾患により欠けてしまった状態を『視野欠損」と言います。この検査にはコンピュータ式の『自動視野計』や、ドーム状の外観を持つ『ゴールドマン型視野計』などが用いられますが、いずれもランダムに現れる光の点により、視野の広さを計測します。
また、視野検査は脳腫瘍の発見にも有効な場合があるため、眼の検査だけではなく、広い意味でも重要な検査といえます。

5.『眼圧検査』

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出典:Oftavision – TONOMETRÍA DE NO CONTACTO

房水(ぼうすい)という液体で満たされた、眼球の圧を計測するのが『眼圧検査』です。
通常は房水により10~21mmHgという一定の眼圧が保たれているのですが、内部の房水の供給バランスが崩れることで眼圧が高まり、さまざまな症状を引き起こします。
非接触型の『空気眼圧計』や接触型の『ゴールドマン眼圧計』を用いて眼圧の測定をおこないますが、これにより高眼圧症や緑内障、網膜はく離、虹彩毛様体炎などの症状がないかを測定することができます。

6.『眼底検査』

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出典:Dr. med. Corina Röscheisen – STANDARD OPHTHALMIC EXAMINATION

眼球の内壁を構成する組織のことを『眼底』と言いますが、眼底カメラや眼底鏡という器具を使って、眼底の血管や視神経、網膜の状態を調べる検査が『眼底検査』です。
網膜や視神経など目の疾患を調べることはもちろん、糖尿病や高血圧、高脂血症など全身疾患の病状まで把握することができるため、とても重要な検査といえます。
特に緑内障の発見のためには大切で、眼圧の検査だけではわからない『正常眼圧緑内障』の早期発見には、眼底検査での視神経乳頭の所見が決め手とされています。

〜実は増えている『若年性緑内障』〜

ところでみなさんは、「緑内障なんて中高年のかかる病気」だと考えていませんか? 確かに一般的にも、緑内障が発症するのは40代からといわれますよね。
しかし近年になって、20代でも発症することがある『若年性緑内障』が増えているそうです。その原因には諸説ありますが、一説にはステロイドが関係しているのだとか。
実際、筆者も緑内障と診断され、現在も点眼治療と定期的な検査をおこなっています。

知らず知らずのうちに視野が欠けていき、発症すれば進行をおさえる以外の治療法がない、不可逆性の眼疾患が緑内障です。国内の中途失明の原因として、もっとも高い割合を占めている疾患でもあり、早期発見するに越したことはありません。
緑内障の発見のためには、ご紹介した『視野検査』、『眼圧検査』、『眼底検査』の3つの検査が特に重要とされていますので、「若いから関係ない」なんて思わずに、機会があれば受診されることをおすすめします。

7.『レッドグリーンテスト』

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出典:簡易検査指標

最後に、誰でも簡単にできる測定テストをご紹介しましょう。
『二色テスト』とも呼ばれるレッドグリーンテストは、メガネやコンタクトレンズなどの視力補正用器具の度数が適正な状態かを測定するために使用される検査方法です。

角膜や水晶体などの“目のレンズ”が色収差(いろしゅうさ)※1を起こす現象を利用したもので、赤と緑をバックにした記号のどちらがはっきりと見えるかを測定し、テストします。

(※1)色収差……レンズで像を作る時に、レンズ材料の分散が原因で発生する収差。層の“色ズレ”として現れる。

視力補正器具を使用している方は、モニターを少し離して、上の画像を見てください。
もし緑色の記号の方がはっきりと見えた場合、あなたの補正器具の度数は過矯正(強すぎ)か低矯正(低すぎ)である可能性があります。
どちらの場合も眼精疲労につながりますので、適正な度数の器具に交換する必要があるかもしれませんよ。

【参考】
眼の検査の種類−40歳を過ぎたら年1回は眼科を受診しましょう

http://www.vdt-life.com/test/

病院の検査の基礎知識−目と耳の病気の検査

http://medical-checkup.info/category/3161904-1.html

Leightons pticians – How Eye Tests help detect other diseases

http://www.leightonsopticians.com/blog/how-eye-tests-help-detect-other-diseases

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“動物+目”の由来は何?『目』のつく名字まとめ

“動物+目”の由来は何?『目』のつく名字まとめ

珍しい名字も多い『目』のつく名字。そのなかでも、今回は“動物+目”がつく名字ばかりを集めました。調べてみると意外と多く出てくる“動物+目”のつく名字の由来や、その名字の方が多く見られる都道府県などをまとめてご紹介します。

福島県に多い?『馬目』さん

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馬目=まのめと読む、『馬目』さんは、磐城(いわき)国磐城郡馬目村がルーツといわれています。磐城国磐城郡馬目村は、福島県の東側と宮城県南部に位置していた村。そのため『馬目』さんは、現在も福島県いわき市に多くいらっしゃるようです。

『猪目』さんは方位が由来?!

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鹿児島県に行くと出会えるという『猪目』=いのめさん。鹿児島県姶良(あいら)郡発祥の名字だといわれており、「猪がたくさん生息している地域だったから」「亥の方位にいたから」などの起源があるとされています。

太平記にも記されている『鹿目』さん

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南北朝時代の軍記物語である太平記には『鹿目』という記述があり、高階氏(たかしなうじ)高氏族のことを指しているそうです。『鹿目』は、かめ/かのめ、と読みます。現在では、福島県会津若松市を中心に福島県で多く見られる名字となっています。

発祥は鹿児島県といわれている『獅子目』さん

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大隅国肝属(きもつき)郡獅子目邑が発祥の地とされている『獅子目』=ししめ/しじめさん。大隅国肝属郡は、今の鹿児島県東部にあたります。

志々女氏の本領がその地にあり、漢字が変化して獅子目になったのではないか、という説が有力なようです。由来を裏付けるように、現在では宮崎県や鹿児島県で多く見られる名字です。

“動物+目”の名字を持つ方に出会ったら、出身地をうかがってみるとおもしろいかもしれませんね。日本にはまだまだ珍しい“目”のつく名字の方がいらっしゃいます。

自分の名字や友人の名字、ふと耳にした名字など気になったときに調べてみると、意外な共通点が見えてくるかもしれませんよ!

▼こちらの記事では、珍しい『目』のつく名字をご紹介しています!
どう読むの?!意外と多い『目』のつく珍しい名字まとめ

▼文字そのものが読みにくい…という方はもしかして?
目の老化について(ロート製薬 商品情報サイト)

参考
名字検索No.1/名字由来net|日本人の名字(苗字)98%以上を掲載!!
https://myoji-yurai.net
太平記(たいへいき)とは – コトバンク
https://kotobank.jp/word/太平記-91961

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