紫外線が降り注ぐ夏だからこそ目の健康を祈願しよう!目の神様まとめ~東海編~

本格的な夏がはじまり、レジャーを満喫している方も多いことでしょう。元気にレジャーを楽しめるのも、毎日健康な目でいられるからこそできることです。強い紫外線から目を守りつつこの暑い夏を乗り越えられるように、目の健康を祈願してみてはいかがでしょうか?
浦神社(うらじんじゃ):三重県
(※画像はイメージです)
伊勢志摩の観光名所となっている浦神社は、安曇別之命(あづみわけのみこと)という女性の神様が祀られています。地元の方からは「浦の権現さん」という名で親しまれている神社です。
その昔食料がなかった時代には、浦神社をお参りするとお乳の出がよくなったといわれており、「お乳の神様」としても伝えられています。
本殿から石段を上がってさらに上へ向かうと、浦神社の御神体で高さが30mもある非常に大きな一枚岩を目にすることができます。また、3mほどの滝も流れており、この滝の水は一度も枯れたことがないと伝えられているそうです。
本殿の左側には、眼病に効くといわれる水が湧き出ています。古くから「目薬の水」と呼ばれており、飲むと眼病平癒の御利益があることから、現在でも疲れ目や老眼などの目のトラブルに悩む人たちが、「目薬の水」を求めて浦神社を訪れています。
住所:三重県鳥羽市浦村町今浦148
アクセス:鳥羽バスセンターからかもめバスに乗車、「今浦」バス停下車すぐ。伊勢ICから車で約25分(伊勢二見鳥羽ライン経由)
舘山寺(かんざんじ):静岡県
(※画像はイメージです)
浜名湖の景勝地にある舘山寺は、商売繁盛や縁結びの神様として有名ですが、実は、眼病平癒の御利益もあります。
明治時代、舘山寺の近くに住んでいたある百姓が、農作業中に草の葉によって目にけがを負ってしまいます。そこでその百姓は、目のけがの回復を願い、毎朝舘山寺の「穴大師」までお参りを続けました。
あるとき、百姓のもとに飛んできた鳶(とび)が、手拭いを落として去っていきます。百姓がその手拭いを持ち帰り、毎日丁寧に目を拭いたところ、少しずつ視力が回復していったそうです。以来、眼病平癒を求めて舘山寺を訪れる人が増えていきました。
舘山寺にある「穴大師」とは、弘法大師が舘山寺を建立されたときに仮堂として使われた古墳です。古墳内部の石室には弘法大師が21日間の修行中に自ら刻んだとされる石仏があり、現在でも多くの人々の信仰を集めています。
住所:静岡県浜松市西区舘山寺町2231
アクセス:浜松駅から「遠州鉄道バス」に乗車、「舘山寺温泉」バス停下車徒歩約5分
いかがでしたか?三重県には伊勢神宮があり、舘山寺の近くには温泉も湧き出ています。夏休みの合間にパワースポットでエネルギーをチャージし、温泉に浸かって癒されながら、目の健康を祈りに神社やお寺を訪れてみてはいかがでしょうか。
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〈参考〉
目のご利益スポット 舘山寺(かんざんじ)|わかさの広場 Happy生活
http://www.wakasa.jp/hiroba/spot/detail.php?id=kannzannzi
浦神社|伊勢志摩観光ナビ
https://www.iseshima-kanko.jp/spot/1546/
目のご利益スポット 浦神社(うらじんじゃ)|わかさの広場 Happy生活
http://www.wakasa.jp/hiroba/spot/detail.php?id=urajinjya
舘山散策|曹洞宗 秋葉山 舘山寺
http://kanzanji.jp/sansaku.html
怖いイメージがある閻魔様、実は眼病にご利益のある神様だった!

日本人なら誰もが知っている『閻魔様』。お寺にある閻魔様の像はみんな強面な表情をしていますし、なんとなく恐ろしいイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
そんな閻魔様ですが、実は、老婆の眼病を治したという心やさしい神様としての言い伝えが残されています。今回は閻魔様と、閻魔様にゆかりのある『源覚寺』について、ご紹介します。
源覚寺は閻魔様にゆかりのある寺
閻魔様は本来、人間の生前の行いや、罪の重さを審判する神様だといわれています。小さい頃に、「ウソをついたら閻魔様に舌を抜かれるよ!!」といわれていた、なんて人も多いかもしれません。
これは、「死後に閻魔様の前で閻魔帳に書いてあることと違うことをいうと、二度とウソがつけないように舌を抜かれる」という逸話が由来です。
寛永元年(1624年)年に開創された東京都文京区にある源覚寺にも、恐ろしい顔をした閻魔様が祀られています。源覚寺は開創以来、4度の大火に遭っており、さらに東京大空襲でも戦火の中にあったのですが、幸いなことに、火災や大空襲があっても本堂や閻魔様は無事でした。
源覚寺を訪れると、今でも開創当時の閻魔様に出会うことができます。
閻魔様には眼病治癒の逸話がある!
源覚寺に祀られている閻魔様の右目をよく見てみると、黄色く濁り、ひび割れています。実は、これにはちゃんとした理由があります。
今から300年ほど昔、目を患ったある老婆が、閻魔様へ祈願に行きます。その老婆は好物だったこんにゃくを断ち、「眼病が治りますように」とひたすらお祈りし続けました。
ある夜、老婆の夢の中に閻魔様が現れます。閻魔様は、「願掛けの満願成就のときに、私の両目のうち1つを差し上げよう」といわれました。その後、閻魔様がおっしゃっていた通り、満願の日に老婆の目が治ったのです。しかしそれ以来、閻魔様の右目は盲目となってしまいました。
目が治った老婆は感謝の気持ちを伝えるため、閻魔様にこんにゃくをお供えし続けました。これがきっかけとなり、源覚寺にお参りするときには「こんにゃくをお供えする」という風習が生まれ、現在にも伝わっています。
源覚寺の参拝は、こんにゃくをお供えするだけではない
先ほど「源覚寺ではこんにゃくをお供えする」というお話をしましたが、参拝する際はただこんにゃくをお供えすればよいわけではありません。ここで、正しい参拝方法をご紹介します。
1.本堂にあるお線香を購入し、常香炉へ供える
2.焚いたお線香から煙を浴びる
3.本堂へ向かい、こんにゃくをお供えする
4.お賽銭を入れて一礼。手を静かに合わせて祈願する
ちなみに、お供えするこんにゃくの種類には特に決まりがなく、なかにはこんにゃくゼリーをお供えする人もいるとのこと。また、社務所には眼病に関する「えんま様木札」や「えんま様守り」もあるので、目の病気の平癒や目の健康を願って購入するのもおすすめです。
いかがでしたか?都内にあるお寺なので、関東に住んでいる人であれば参拝もしやすいです。眼病平癒の祈願へぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。
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◎目のトラブルについて~飛蚊症~(ロート製薬 商品情報サイト)
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〈参考〉
こんにゃく閻魔の言い伝え|源覚寺
http://www.genkakuji.or.jp/intro.html
閻魔大王自ら目を犠牲にして治した!? 眼病平癒で有名な「こんにゃくえんま」|ハピズム
http://happism.cyzowoman.com/2012/10/post_1357_2.html
こんにゃくえんまの由来とは?閻魔大王のお話について知ろう!|いろどりせいかつ
http://irodoriseikatu.com/2773.html
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