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昔のヨーロッパ紳士がつけていた 「片眼鏡」って、本当はどういうもの?

昔のヨーロッパ紳士がつけていた 「片眼鏡」って、本当はどういうもの?

出典:PRNewser – What Makes for a Good, Monocle-Free Trend Piece?

19世紀にヨーロッパの上流階級の間で流行したという「片眼鏡」。両眼視用の眼鏡が常識となっている現代から見れば、ちょっと不思議なアイテムに思えます。

でもこの片眼鏡、本当に視力を矯正するためのものなのでしょうか?片目だけに装用する独特のスタイルも目を引きますが、その機能にも興味をひかれます。そこで今回は、片眼鏡がどのように使用されていたのかについて調べてみました。

片眼鏡って本当に実用的なアイテムなの?

英語では“モノクル”と呼ばれる片眼鏡が流行したのは、19世紀後半から20世紀の前半にかけてです。著名人の中ではイギリスの政治家ジョゼフ・チェンバレンや、その息子のオースティン・チェンバレン、SF映画の古典『メトロポリス』で知られる映画監督のフリッツ・ラングなど数多くの愛用者がいたことが知られています。

ところで片眼鏡は、本当に実用的な視力矯正具として使用されていたのでしょうか?そう考えると、さまざまな疑問が浮かんできます。

片眼鏡_02
出典:Gilai Collectibles – Monocle Glass and Brass with Gold Chain

例えば、左右の目で屈折率(視力)が大きく異なる症状のことを「不同視」と呼びますが、もし不同視矯正のために片眼鏡が使用されていたとすれば、当時のレンズでは網膜に映る像の大きさが左右で異なる「不等像視(ふとうぞうし)」が起こる可能性があります。

また、流行を引き起こすほど不同視の数が上流階級に多かったとも考えにくいことです。

このことからも、不同視矯正の目的で片眼鏡を使用していた人の数は、使用者の絶対数と比べてはるかに少なかったと考える方が自然です。

では、片眼鏡はどのような目的で使用されていたのでしょうか?

一部には老眼鏡として使用するタイプなどが存在したようですが、実は片眼鏡には視力矯正レンズとしての役割は少なく、ファッションアイテムとしての意義の方が大きかったといわれています。つまり、モーニングコートやシルクハットと同じように、貴族階級のステイタスシンボルとして扱われていた側面が強かったのです。

片眼鏡ってどうやって付けるの?はずれないの?

Monocle diagram
出典:Monocle Madness – How To Wear a Monocle

通常の眼鏡とは異なり、耳当てのテンプルを持たない片眼鏡では、眼窩(がんか)に直接はめ込むという特殊な装着方法が用いられます。しかしこの固定方法では、表情筋のふとした動きでも外れてしまうことが少なくありません。そのため多くの片眼鏡では、紛失防止のためのストラップの存在が見られます。

そうした不自由さから、いわゆる“フィンチ型(鼻メガネ)”のように鼻梁を挟み込むタイプや、鎖や紐で吊り下げるものなど、さまざまなバリエーションが考案されました。しかし時代背景の変化などにより、片眼鏡は徐々にその役割を失っていったのです。

片眼鏡_04
出典:Wikipedia – Arsène Lupin

しかし、そのアナクロで特徴的なデザインはフィクションの世界では大いに活用され、あらゆる媒体に片眼鏡を愛用するキャラクターが登場しました。

画像のアルセーヌ・ルパンは1907年に刊行された『怪盗紳士ルパン』の表紙絵ですが、彼のように、現在でもあらゆる媒体で片眼鏡をつけたキャラクターが活躍しています。小説や漫画、映画やアニメなど……、画面の中では片眼鏡をかけたミステリアスなキャラクターをみかけることもありますよね。

実用品としての片眼鏡はほとんど使用されることはなくなりましたが、その独特な魅力は現代でも決して失われているわけではなさそうです。

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【参考】
不同視メガネ研究会
http://www.ggm.jp/hudoushi/
Wikipedia – 片眼鏡
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%87%E7%9C%BC%E9%8F%A1
Mad About Monocles – Who Wears a Monocle?
http://www.madaboutmonocles.com/who-wears-a-monocle/

目ディア

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視力回復

かけるだけで動体視力がアップ!? 動体視力トレーニングメガネ『プライマリー』がすごい!

かけるだけで動体視力がアップ!? 動体視力トレーニングメガネ『プライマリー』がすごい!

スポーツにとって大切なのは、もちろん運動神経ですよね。しかし一連のスポーツの中で、それと同じくらいに重要なのが“視力”との関係です。

スポーツにおける目の関連性を『スポーツビジョン(動体視力)』とも呼びますが、このスポーツビジョンを効果的にトレーニングできるメガネが開発されたことをご存じでしょうか?

動体視力と静止視力

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私たちが一般的に言う“視力”とは、視力検査の方法でもわかるように、静止したものをどれだけ鮮明に見ることができるかで判断されます。それに対して、文字通り“動いているものを見る能力”のことを『動体視力』と呼びます。

この動体視力は、優秀なアスリートほど優れていると言われています。
例えば、メジャーリーグのイチロー選手は「0.1秒だけ表示される8ケタの数字を答える」というテストの中で、7ケタまでの数字を正解させたそうです。

しかし動体視力のみを個別的に鍛えるシステムはエクスペンシブなものが多く、一般的に手が出るようなものではありませんでした。
そんな中、開発された画期的なメガネが、動体視力トレーニングメガネ『プライマリー』です。

動体視力トレーニングメガネ『プライマリー』

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出典:動体視力トレーニングメガネ プライマリーショップ

動体視力トレーニングメガネ『プライマリー』は、レンズ部分に搭載された液晶の点滅システムにより、効果的に動体視力のトレーニングをおこなうことができます。
つまり人為的にボールが“見えづらい”状態を作り出すことで、スポーツビジョンを鍛えることができる特殊なメガネなのです。

原理はレンズの点滅による『ストロボ効果』

例えば、1秒間に60回転する物体があるとした場合、この物体を1秒間に60回発光するストロボスコープで照らしたとすれば、どうなるでしょう?
この場合、私たちの目には物体は静止しているように見えるはずです。これを“ストロボ効果”あるいは“スローモーション効果”と呼びます。
『プライマリー』は、これと同じ点滅システムを液晶レンズに採用することで、グラス越しのストロボ効果を生みだすことに成功しました。
これにより、実際は高速で動いているボールを、脳は「切り取られた静止画の連続」として認識します。
いわばカメラのシャッターのように、電気的にONとOFFを繰り返すことで視覚を遮断するのです。

上の動画でアスリートに現れた変化も、『プレイマリー』の点滅レンズを通した疑似スローモーション効果に脳が適応することで、一時的に『プライマリー』なしでもボールの軌跡をはっきりと視覚できるようになった結果です。

『プライマリー』の実際の効果は?

『プライマリー』をかけることで得られるストロボ効果は、設定周波数10Hzの場合、点滅回数は1秒/10回。この“視覚的な負荷”に脳を慣れさせることにより、『プライマリー』を外した時の動体視力は向上します。
さらに『プライマリー』を用いたトレーニングを反復することで、その継続時間を長くし、結果として動体視力を向上させることができるのです。

これらの効果は、広島東洋カープを始め、球界のさまざまなチームでの使用実績のほか、任天堂『DS眼力トレーニング』の監修を務めた愛知工業大学の石垣尚男教授も推薦しているという本格派。なにより、従来の同様のトレーニング機器よりも安価でフィジカルという点が実用的ですよね。

アスリートだけではなく、目のアンチエイジングや高齢者の転倒防止などにも効果が期待できるということですから、その汎用性は侮れません。
効果的に「動体視力を鍛えたい!」という方にとっては、まさに理想的なメガネかもしれませんよ。

【参考】
動体視力トレーニングメガネ プライマリーショップ
http://primaryshop.jp/

目のテストに挑戦!

下記のカラーチャートに何種類の色が使われているか、あなたは見分けることができますか?

tetrachromacy2_02
答えはこちら!!

見えた色の数によってはもしかしたら、あなたは「4色型色覚者」かもしれません!

目ディア

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