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写真や絵が動く?!驚きの光投影技術『変幻灯』について調べてみた

写真や絵が動く?!驚きの光投影技術『変幻灯』について調べてみた

『変幻灯』は、NTTが開発した光投影技術です。コンピュータに登録した光のパターンを静止画に投影することで、写真や絵に実際に動いているかのような効果を与えることができます。

今回は、人の目の錯覚を利用して印刷物や写真にリアルな表情を与え、今までにない視覚体験ができる変幻灯の仕組みや活用方法などをご紹介します!

肖像画が笑う?!変幻灯ってどんな技術?

変幻灯_02

子どもの頃、「音楽室の肖像画が笑う」という七不思議や怪談のような話で盛り上がったことはありませんか?もちろん、それはあくまでもうわさ話。実際に肖像画が笑うことはなかったでしょう。

しかし、変幻灯を活用すれば、「肖像画の人物がしゃべり出す」「風景画の花が風にそよぐ」といった、非現実的な状況を実際に生み出すことができるのです。

下記の動画からその様子をご覧ください。

静止画が動いているように見える仕組みとは

変幻灯_03

まずは、どのように変幻灯を使うと静止画が動いているように見えるのか、その手順を見ていきましょう。

1. 写真や絵画、ポスターなど、対象となる静止画をカメラで撮影します。
2. 炎のゆらめきや人の笑っている表情など、絵に合った動きの映像データを、専用のソフトを使いモノクロで作成します。
3. 作成したモノクロの映像データを、プロジェクターで静止画に投影します。
4. 錯覚により、静止画そのものが動いているように見えます。

私たちの脳は、色・形・動きのそれぞれを別々に処理し、それらの情報を後からうまく統合することで見たものを認識しています。

変幻灯を見るときは、色と形を静止画から、動きをモノクロの映像データから取得するので、本来ならば止まっている色・形と映像データによる動きの間には、空間的な“ズレ”が生じるはずです。

しかし、私たちの脳は、色・形・動きの情報をひとつに統合するときに、このズレを修正してしまいます。そのため、私たちは空間的なズレに気づくことなく、あたかもカラー動画を見ているかのように、静止画そのものが動いているように知覚するのです。

これが、変幻灯を活用すると写真や絵が動いているように見える仕組みです。

変幻灯の活用の幅は無限大!

変幻灯_04

変幻灯の技術を使うと、ポスターや模型などの止まっているものにも動きを加えられます。使い方によっては、静止画のキャラクターに動きをつけるような演出も可能です。

このような活用方法から、アイキャッチ効果を高めることができると、エンターテイメントや商品プロモーション、広告などの分野で大きな注目を集めています。

また、変幻灯はインテリアにも応用できます。床や壁の模様に変幻灯の技術で動きを加えることで、水が流れている、雪が降っている、湯気が立ち上っている、などの視覚効果を見る人に与えることができるのです。

現在、幅広く認知されるようになったプロジェクションマッピングは、新たな映像を投影対象に映し出し、別のものに変化したように見せる技術です。一方、変幻灯では、投影対象そのものを活かした映像演出が可能になります。

今後、デジタルサイネージへの活用や、プロジェクションマッピングとの融合なども検討されている変幻灯。多分野での活躍が期待されます。

▼視覚効果を利用した最新技術はまだまだある!
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〈参考〉
世界で初めて、写真や絵に動きを与える不思議な照明『変幻灯』を開発|NTT
http://www.ntt.co.jp/news2015/1502/150217a.html
写真や絵に動きを与える光投影技術|大日本印刷
http://www.dnp.co.jp/infosol/solution/detail/10134985_18793.html

目ディア

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プロジェクションマッピングの手法は昔からあった?!歴史と活用方法をご紹介!

プロジェクションマッピングの手法は昔からあった?!歴史と活用方法をご紹介!

プロジェクションマッピングという映像表現の技術をご存知でしょうか?最近ではテーマパークや観光地のイベントでも用いられており、実際に見に行ったことのある方もいらっしゃるかもしれません。

高度な映像技術だと思われているプロジェクションマッピングですが、その技術や考え方は昔から映像制作に用いられていました。今回は、プロジェクションマッピングの歴史や手法、使われ方についてお話していきます。

そもそも、プロジェクションマッピングとは?

プロジェクションマッピング_02

プロジェクションマッピングとは、『Projection(投影)』と『Mapping(割当て)』の2つの意味をあわせ持つ、特殊な視覚効果を生み出す映像表現技術のことを指します。

”映像を映し出す”というとテレビや映画館を思い浮かべるかもしれませんが、プロジェクションマッピングでは、プロジェクターによる映像データを物体や建築物に映し出します。物体や建築物のデザイン、あるいは、凹凸などの立体的な形状に合わせて映し出すことで、特殊な視覚効果が生まれます。

もともとプロジェクションマッピングは1つの視点から映像を見るものでしたが、現在では「3Dプロジェクションマッピング」が注目されています。360度どの位置からでも立体的な映像を楽しむことができるため、観光地やテーマパークで活用されています。

プロジェクションマッピングの手法は古くから使われていた!

建物に立体的な映像を映し出すことから、『最新技術』ともいわれるプロジェクションマッピング。しかし、その考え方や映像手法は1960年代にはすでにあったとされており、古くからさまざまな場所で用いられていました。

1973年にソニーからプロジェクターが発売されて以降は、プロジェクターが多くの映像クリエイターの間で広まり、15年以上前から、新しい映像表現が続々と生まれるようになります。

特に舞台やイベントインスタレーション(現代美術における表現方法やジャンルの1つ)と呼ばれる映像表現の世界では、いち早くプロジェクションマッピングの技術を用いた映像が制作されていました。その当時は『プロジェクションマッピング』とは呼ばれていませんでしたが、現在と同じ手法で制作されていた映像がいくつもあります。

しかし、プロジェクションマッピングが昔からある技術ならば、なぜ今になって注目を集めているのでしょうか?

機材が著しく発達し高精度のプロジェクターが映像クリエイターの手に渡るようになったこと、そして、youtubeなどのネットの普及により高度でインパクトのある映像技術が多くの人に知られるようになったことが、その背景にあります。

国内でプロジェクションマッピングが急速に普及したのは、2010年頃です。2012年に東京駅丸の内駅舎の復元完成イベントで行われたプロジェクションマッピングは、当時、大変話題になりました。

【ノーカット】東京駅丸の内駅舎のプロジェクトマッピング(2012年9月22日)

実際にこの場で見ていた、ネットで見て覚えている、という人も多いのではないでしょうか?ここから、新しい映像のエンターテイメントとして、国内でもビジネスに用いられる機会が増えたのです。

プロジェクションマッピングはさまざまな場面で用いられている!

では、実際にプロジェクションマッピングはどのような形で用いられているのでしょうか。ここでは企業のプロモーションをいくつかご紹介していきます。

プロジェクションマッピングPV

こちらは、ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューの披露宴で上映された、プロジェクションマッピングのPVです。動画上でもかなり立体感のある演出になっていることが分かりますね。新郎新婦の馴れ初めが映し出されるなか、ところどころで建物や花火の映像も流れ、迫力のある動画になっています。

AUDITOIRE – Carte de Voeux 2014 from Auditoire on Vimeo.

こちらは「Auditoire」という、フランスのデジタルエージェンシーの企業プロモーションです。

通常、物に映像を映し出すにはプロジェクターが必要になりますが、こちらのプロモーションでは、スマートフォンだけで簡単にプロジェクションマッピングを楽しめるグリーティングカード(季節の行事に合わせて、親しい人に感謝の気持ちを表すカード)が用いられています。より感謝の気持ちが伝わりやすい作品となっていますね。

今回はプロジェクションマッピングの歴史や、実際に用いられているプロモーション映像をご紹介しました。動画で見ていても映像の立体感や迫力が伝わりますが、実際に自分の目で見たほうが動画で見る以上の感動が生まれ、より映像を楽しめるのではないでしょうか。

プロジェクションマッピングのイベントがあった際にはぜひ、足を運んでみてください。

▼ユニークな動画の記事はこちらもオススメ!
驚愕の視覚トリック! 何度見てもだまされる『錯視』動画5選
モノクロ写真がカラーに見る!? 残像を利用した『色錯覚』動画がおもしろい!

▼ついつい動画を見過ぎて目が疲れた…という方はこちらもチェック!
あなたも注意!デジアイ症候群!(ロート製薬 商品情報サイト)

〈参考〉
プロジェクションマッピングについて|一般財団法人プロジェクションマッピング協会
http://www.projection-mapping.jp/?page_id=948
「3Dプロジェクションマッピング(3DPM)」とは?〜今知っておきたい!要注目のマーケティング・キーワード〜|SMMLab
http://smmlab.jp/?p=29177
プロジェクター/ヘッドマウントディスプレイ|SONY
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/sonyhistory-n.html
インスタレーション|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/インスタレーション
プロジェクションマッピング|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/プロジェクションマッピング

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