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人類の祖先は黒目だけだった!?
人間に『白目』がある理由

人類の祖先は黒目だけだった!?<br /> 人間に『白目』がある理由

人間の目にあって、ほかの動物にはないもの。それが何かわかりますか?答えは『白目』です。どうして人間にだけ白目があるのか。その謎に迫ります。

動物の白目は奥まって目立ちにくく、人間の白目は露出して目立ちやすい

私たちの目の白い部分は、医学用語で『強膜(きょうまく)』と言います。この強膜は眼球の外壁にあたる厚さ1㎜の膜のことで、白く不透明な色から、『白目』と呼ばれています。

そしてこの白目、人間以外の動物では、ほとんど見かけることがありません。強膜そのものは哺乳類や鳥類など動物全般に備わっているのですが、人間の白目のように露出していないのです。たとえ露出していたとしても、体毛に近い色をしていて目立ちにくいのが特徴です。

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どうして、人間だけに『白目』があるのでしょうか?

動物の白目が目立たない理由…、それは敵をあざむく術だった!

なぜ、人間だけに『白目』があるのか――。この謎をひも解くには、人類の進化の過程までさかのぼる必要があります。

人類の祖先がチンパンジーに至る系統から別れたのは、今から約600~700万年前。密林や樹上での生活から草原へと場所を移し、ほかの野生動物たちが生息する中で生活するようになった時代です。
この弱肉強食の世界において、野生動物が敵と対峙したとき、どちらの方向に逃げるのかが相手にバレてしまうと、それだけで生命の危機に陥ってしまいます。

つまり、目の中に白目があると、黒目が強調されて視線の動きが敵に見破られてしまい、都合が悪いのです。
逆に黒目だけなら視線の動きがバレるリスクはほぼありません。これが、動物の白目が露出していない理由だと言われているのです。

そのため、この時点ではまだ、人類の祖先は白目を露出していませんでした。

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それでは、なぜ人類はデメリットである白目を露出させるようになったのでしょうか?

集団の狩りはアイコンタクト必須!だから人類の白目は進化した!

森を出て完全な地上生活者となった人類の祖先は、生きていくために集団で狩りを始めます。全方位に散らばる獲物に対して目を光らせるようになったことから、眼球の可動域は大幅にアップし、視野が拡大しました。
さらに、体の大型化や道具使用による捕獲スタイルへの変化に伴い、獲物に対する視線カモフラージュの必要性がなくなっていったのです。

その一方で必要になったのは、狩りを円滑におこなうためのコミュニケーション能力です。狩りの最中に声を上げてしまっては、獲物に勘づかれてしまいます。そこで人類の祖先は進化を遂げたのです。露出強膜を白色化(白目の露出)という進化を!

白目を露出させることで眼球の動きが際立ち、『アイコンタクト』を使って仲間に感情を伝えやすくなります。
人類の祖先はこの白目の露出によって、恐ろしい肉食動物にも十分に対抗できる狩りの術を手に入れたのです。

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私たちの祖先が進化の過程で手に入れたものは、死の恐怖からただ逃げることではなく、目と目のコミュニケーションを通じてともに生きていくことでした。

昔から「目は口ほどに物を言う」ということわざがあります。
これは、人間の喜怒哀楽の感情を最も顕著に表すのは『目』であり、口先でうまく誤魔化しても目に本性が現れる、という意味です。

目は真実を語ります。
嘘をつく際は言葉よりも視線にご注意を。

▼目が真っ赤に充血していたら、疲れ目のサインかも!
目のトラブルについて~充血~(ロート製薬 商品情報サイト)

【参考】
電子情報通信学会−コミュニケーション装置としてのヒトの目の進化
http://www.ieice.org/jpn/books/kaishikiji/199906/19990601.html#01

黒目を10%ほど大きくすると魅力的に見える理由/美容・ファッション [キレイスタイルニュース]
http://kirei.woman.excite.co.jp/news/detail/20130517094758_esr20130517_91547/p_2

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『視力』の定義とは?気になる衛星やマサイ族の視力もご紹介!

『視力』の定義とは?気になる衛星やマサイ族の視力もご紹介!

『視力』はとても身近な言葉ですが、「視力とは何か?」と聞かれると、具体的に何を表している値なのかきちんと説明できる方は少ないかもしれません。

そこで今回は、視力の定義と、突出した高い視力を持つことで知られる人や動物、人工衛星の視力を調べてみました!

「視力1.0」ってどういうこと?視力の定義

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視力検査でおなじみのCの字に似た図のことを、『ランドルト環(かん)』といいます。視力検査では、このランドルト環の輪が「途切れていること」をギリギリどこまで認識できるかを調べています。つまり、距離に対して見分けられる最も小さいすき間の認識(最小分離閾)を測定した値が「視力」だといえるのです。

日本では、5mの距離から、直径7.5mm、線の太さ1.5mm、すき間の幅1.5mmのランドルト環を見たとき、途切れた部分を認識できれば、視力1.0に相当するとしています。

また、対象となるランドルト環が小さいほど、測定するときの距離も小さくて済みます。最近ではこの原理を応用し、顕微鏡のような機械をのぞき込むだけで視力を測ることができるようになっています。

空を飛ぶパイロット、鷹、衛星の視力

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通常、人の視力は1.0ほど、目がいい人でも2.0ほどですが、戦闘機のパイロットはこの数字を凌ぐ視力を持っていました。確かに、ものすごい速さで空高く飛ぶ飛行機の操縦は、目が悪くてはできませんよね。

第2次世界大戦時の零戦パイロットたちは、敵機を遠くから見分けるために視力トレーニングを行い、視力が2.5以上はあったといわれています。

同じく空を飛び、獲物を狙う鷹(たか)の視力はなんと人間の8倍以上!これは測定したのではなく、人間と鷹の目の細胞数との比較から想定される数値です。

ちなみに、タカ目タカ科の鳥の中で比較的小さいものを鷹、大きいものを鷲(わし)と呼びます。ドイツやスペインでは、視力や観察眼に優れていることを『鷲の目』というそうです。

さらに高く遠く、宇宙を飛んでいるのが人工衛星。衛星は宇宙から地球を見て、さまざまな情報を記録していますね。この衛星の視力を距離などから単純計算すると、なんと視力1.0の人の約200倍にもなります。

マサイ族も都会に住むと視力が下がる!

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あるテレビ番組でマサイ族の視力を測定したところ、なんと視力12を記録した人がいました!彼らは驚異的な視力を持つことで有名になりましたが、同じマサイ族でも都会に長く暮らしている人の視力は平均1.0~1.2とのこと。遺伝的なものではないのですね。

逆にいえば、生活の仕方によって視力がよくなることもある、と考えることもできるかもしれません。

いかがでしたか。今回は視力の定義から、人、鷹、衛星の視力についてご紹介しました。同じ人間でも、習慣や訓練によって視力も変わるのですね。視力低下が気になる人はぜひ、そのほかの記事で視力回復法をチェックしてみてください!

▼視力をよくしたい方には、こんな記事もオススメ!
眼科医のお墨付き!本当に効果のある視力回復法とは?
100円メガネで視力回復!?100円で買えるアイケアグッズ3選
衝撃!「遠くの緑」で目は良くならない!? 視力回復にまつわるウワサ、ウソ・ホント

▼昔と比べてなんだか物が見えにくい…という方はコチラもチェック
目の老化について(ロート製薬 商品情報サイト)

〈参考〉
学習帳2:衛星の視力? 宇宙開発と共に 宇宙技術開発株式会社 衛星画像データサービス
http://www.sed.co.jp/sug/contents/edu/edu2_view.html
三菱電機 | 人工衛星のひみつ : 宇宙スーパーまめちしき100
https://www.mitsubishielectric.co.jp/society/space/himitsu/knowledge.html
視力が13,000!?(本当)この世の端はどこまで見えるのか、完全版視力ランキング
http://yuu73.xsrv.jp/siryoku
人間の視力の限界は|月刊基礎知識 from 現代用語の基礎知識
http://www.jiyu.co.jp/GN/cdv/backnumber/200404/topics03/topic03_02.html
視力の話(Story of the eyesight) | メガネのなかむら
http://www.nakamuramegane.co.jp/?p=19076
鷲 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/鷲
マサイ族-Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B5%E3%82%A4%E6%97%8F

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