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『見る』不思議を動画で体感!モノクロがカラーに見える「補色残像」

『見る』不思議を動画で体感!モノクロがカラーに見える「補色残像」

出典:INDEPENDENT「The optical illusion that tricks your brain into seeing colour」

これまでさまざまな「目の錯覚」についてお届けしてきましたが、今回、取り上げるのは「モノクロ画像がカラーに見える」という現象です。

この不思議な現象をひも解くとともに、つい何度も見てしまう動画も合わせてお届けしましょう!

百聞は一見にしかず!不思議な現象「補色残像」を動画で体感

まずは上の動画を見てみてください。動画でも説明のあるように、中央にある黒い点から目を離さず、じっと見続けることがポイントです。

すると、どうでしょう。フイルムのような色彩の画像から一転、モノクロ画像に映像が切り替わりますが、ぼんやりと色が付いたように見えるはずです。

これこそ今回、ご紹介する不思議な現象、「補色残像」です!

まずはモノをカラーで見るための「光の3原色」を知ろう!

補色残像_02
出典:wikipedia – Primary color

「補色残像」を理解するには、まず“見る”ことの仕組みを知る必要があります。

目は見るための情報を光として取り入れますが、光の情報は目の内部にある「網膜」に届けられ、電子信号へと変換されます。電子信号は「視神経」を通じて脳に届けられ、そこで初めて見ることが可能になります。

光の情報を受ける「網膜」には、色を感知する細胞が備わっています。しかし世界に無数の色が存在するのに反し、細胞の種類はたったの3種類。「赤・緑・青」を感知する3種類です。

これを「光の3原色」と呼びますが、この3色を組み合わせることで無数の色をつくり出し、私たちは世界をカラーで見ることができるのです。

色を感知する細胞が疲弊!?「補色残像」のカラクリをヒモ解く

しかし色を感知する細胞も、使い続けることで疲弊してしまいます。

例えば、赤い色を見た場合、赤を感知する細胞が活発に働きますが、ある程度の時間、見続けていると細胞が疲れてしまい、結果、感知能力が下がってしまうのです。

すると、残りの緑と青を感知する細胞が活発に働き出します。そのため赤い画像をじっと見続けたあとに真っ白な画像に目を移すと、一瞬ではあるものの、青緑色に見えるといった現象が起こるのです。

補色残像_03 補色残像_04

青緑は、色の関係においては赤と正反対に位置する色、つまり「補色」です。

色を感知する細胞の特性により、見ていた色とは反対の色が見えてしまうのが、「補色残像」という現象です。冒頭に紹介した動画も、このカラクリによって作られています。

集中力アップにも?ついついハマる「補色残像」動画たち

ちょっと難しい話になってしまいましたが、細胞が引き起こすカラクリを知れば、動画を見るのがもっと楽しくなるはずです。さまざまな動画で「補色残像」を体感してみましょう!

赤字に緑色の円が描かれた画像。補色残像の基礎的な動画です。

こちらの動画では、最後に加工前の画像も示されています。

都会の昼の景色と夜の景色から「補色残像」を体感!

いかがでしたでしょうか?

これら補色残像を用いた動画や画像は、じっと見れば見るほどカラーに見えるとあって、集中力を養うにもぴったりだそうです。ただし見過ぎは目の疲れにつながりますので、ハマりすぎにはご注意を!

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【参考】
理科・CSTの広場「色の不思議、残像・補色」
http://www.aichi-c.ed.jp/contents/rika/koutou/buturi/bu7/hosy/hosyoku.htm
Armatus「補色残像現象」
http://www.armatus.net/column_c/hosyoku.html
デッサンと言う礎「色彩の錯覚と錯視効果」
http://dessin.art-map.net/technic/level19/05.htm

目のテストに挑戦!

下記のカラーチャートに何種類の色が使われているか、あなたは見分けることができますか?

tetrachromacy2_02
答えはこちら!!

見えた色の数によってはもしかしたら、あなたは「4色型色覚者」かもしれません!

目ディア

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トリビア

「虹の色は何色に見える?」 この質問に対する答えが各国で違う理由

「虹の色は何色に見える?」 この質問に対する答えが各国で違う理由

海外では幸せの象徴ともされている『虹』。空に見つけると、「今日はなんだかいい日になりそう」と思えたりしますよね。
では、ここで質問です。「虹の色は何色あるでしょうか?」この答えが、日本と世界ではそれぞれ違っているようですよ。

「虹は7色」という概念が通用するのは日本だけ!?

雨上がりの空に美しくかかる虹を見て「何色だと思う?」という質問をした場合、「7色!」と答える人が日本では大半です。しかし国が違えばその答えも違うということをご存知ですか?

たとえばアメリカの場合は、『赤・オレンジ・黄・緑・青・紫の6色』イギリスも同様で、ドイツでは『赤・黄・緑・青・紫の5色』、そして南アフリカのショナ語を話す地域では『3色』リベリアのバサ語を話す地域では『暖色と寒色(明暗)のみの2色』、と答えが返ってくるそうです。
地域や民族、そして文化の違いによってその表現は大きく異なります。

なぜ「7色」と言われるようになったの?

そもそも虹は、太陽の光が雨粒に屈折や反射し、その曲がり方の違いで色にわかれて見えるもの。この色の帯は、はっきりとした色の境目があるわけではないので、見方によっては7色以上にも数えることができます。
では、この『赤・オレンジ・黄・緑・青・藍・紫の7色』という定義はどこからきたものなのでしょうか?

実は虹の色の数を『7』と決めたのは、あの万有引力の法則でおなじみの科学者・ニュートンだといわれています。
それまでは『青・緑・赤の3色』、または『紫・青・緑・黄・赤の5色』と考えられていましたが、紫と青の間、黄と赤の間にそれぞれ藍とオレンジを入れたのです。
7色とした理由は、7という数字は縁起が良いとされていた、という説や当時の時代背景から音楽と自然学問を結びつけることが良いとされていたため、西洋音階(ドレミファソラシ)と虹の7色が対応しているとした、といった説があります。

色彩豊かな日本では色に対する感性もこまやかなため、この「7色」という美意識が定着したのではないか、とも考えられているんですよ。

虹にまつわるトリビアいろいろ

ちなみに『赤・オレンジ・黄・緑・青・藍・紫の7色』の場合の虹の色の覚え方もいろいろです。
Violet, Indigo, Blue, Green, Yellow, Orange, Red の頭文字をとった『VIBGYOR(ビブギョール)』や、漢字にして『赤橙黄緑青藍紫(せきどうおうりょくせいらんし)』と呼ぶなどの語呂合わせもあるようです。

見つけるだけで幸せな気持ちになれる虹。見えやすい時間帯は朝や夕方で、ハワイでは夜に出現する月虹(ムーンボウ)を見ると幸せが訪れるという言い伝えもあるそうです。とってもロマンチックですね!

▼目に関する美しい風景や芸術なら、コチラもおすすめ!
まるで『グリム童話』の世界。色覚障害を持つカメラマンが写しだす風景が幻想的

『4色型色覚』を持つアーティストが描く絵が美しすぎる!

【参考】
Excite Bit-アメリカの虹の色は六色だった
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091127807434.html
All About‐「7色の虹」という素敵な非常識
http://allabout.co.jp/gm/gc/220760/
Canon サイエンスラボ・キッズ‐光のなぞ‐色と光 ニュートンが虹の色を「7色だ」と決めたって、ほんと?
http://web.canon.jp/technology/kids/mystery/m_04_09.html

目ディア

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