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回転するような“ひどいめまい”はメニエール病かも?原因や症状をチェックしておこう

回転するような“ひどいめまい”はメニエール病かも?原因や症状をチェックしておこう

グルグルと目が回るようなひどいめまいが繰り返し起こり、悩んではいませんか?

めまいと同時に吐き気があったり、めまいが続くときは立っていられなかったりと、つらい症状に悩まされているなら、それはメニエール病かもしれませんよ。

今回は、「もしかして」と思ったら早めにケアをしておきたいメニエール病について解説します。

メニエール病とは?

メニエール_02

メニエール病とは、内耳にあるリンパ液が増加し、水ぶくれのような状態になって、耳の聞こえが悪くなったりめまいがしたりといった症状が現れる病気です。

内耳には、耳の聞こえに関係している蝸牛(かぎゅう)と平衡感覚を司る三半規管があり、その両方、またはどちらかが水ぶくれのような状態になることで、めまいや難聴症状が出るといわれています。

こんな症状があったら要注意!

メニエール_03

メニエール病の主症状は、めまい難聴です。めまいの強さは状態によって異なり、ひどいときには見える景色がグルグルと回っているように感じられて、立っていられなくなることもあります。

また、めまいを感じている時間が、10分~数時間と長く続く場合、メニエール病と診断されるケースが多いようです。

難聴症状も、「耳が詰まっているような感じ」という程度の軽いものから「耳が聞こえにくくなる」重いケースまでさまざまです。めまいと耳の違和感を覚えたらメニエール病の可能性があるため、耳鼻科を受診するようにしましょう。

ただし、メニエール病には、繰り返し起こるという特徴もあり、一度めまいが起こっただけではメニエール病かどうかを診断できないこともあるようです。日頃からめまいはないか、聞こえが悪くなっているなど耳の症状はないかをチェックし、受診することをおすすめします。

メニエール病になりやすいのはこんな人

メニエール_04

内耳のリンパ液が増加することで起こるメニエール病ですが、その原因になるとされているのはストレスや睡眠不足、疲労などです。気圧の変化も原因のひとつではありますが、几帳面な性格で、日頃からストレスを感じやすい人がなりやすい傾向にあるようです。

また、忙しい日々を送り、睡眠不足であったり、疲れが溜まっていたりと生活習慣が乱れているときにも発症する可能性があります。

どんな治療を行うの?

メニエール_05

症状が強く出ているときには、めまいを止める点滴を行うこともありますが、基本的には、めまいを抑える薬と内耳のリンパ水腫に効果のあるとされている利尿作用のある薬を服用して改善を目指します。

また、ストレスなどが原因になるといわれているため、生活習慣を見直して根本から解決できるように指導されるケースも見られます。

なかなか改善が見られなかったり、症状があまりにひどかったりするときには、手術という選択肢もあります。つらいときには我慢をせずに、医師に相談してみましょう。

度々起こるめまいに悩んでいる方は、メニエール病の可能性も十分に考えられます。ひどいめまいで立てなくなったり、吐き気の症状が出たりするひどい状態になる前に、なるべく早く耳鼻科を受診しましょう!

▼“めまい”や“ストレス”に関する記事はこちらもおすすめです。
眼精疲労がめまいを引き起こす!?現代人のための「めまい対処法」教えます
ストレスから逃れたい方必見!世界が注目!最新ストレス対処法「コーピング」とは?

▼目の疲れ、溜まっていませんか?
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(参考サイト)
メニエール病について | 井上耳鼻咽喉科
http://inoue-jibika.jp/meniere/index.html
【医師監修】メニエール病の原因はストレス?症状や治療方法も | ヘルスケア大学
http://www.skincare-univ.com/article/016781/

目ディア

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目の病気

宇宙飛行士だけがかかる!?謎の病気「VIIP」に迫る!

宇宙飛行士だけがかかる!?謎の病気「VIIP」に迫る!

PHOTO BY Robert Couse-Baker

人類が初めて宇宙空間を旅してから、今年で55年です。「火星や月に旅行できる日も、そう遠くないかもしれない」……今や、そんなふうにいわれる時代になりました。

けれども、人間が宇宙に長時間滞在するためには、まだまだたくさんの課題があります。その1つが、「目」の問題です。

今回は、宇宙飛行士に特有の目の病気「VIIP」の謎に迫ります!

宇宙では「近く」が見えにくくなる?

VIIP_02

宇宙での視力変化に注目が集まったのは、2011年のこと。アメリカの研究者やNASAの元宇宙飛行士らによって発表された論文がきっかけでした。

この論文によると、宇宙飛行士300人へのアンケートの結果、「近くの見え方が悪くなっている」と回答した宇宙飛行士が全体の約半数を占めていました。具体的には、ただの視力低下ではなく、多くの宇宙飛行士が「遠くが見えやすく、近くが見えにくくなる」と報告しているそうです。

それまで宇宙医学の研究者たちは、宇宙へ行っても目にはあまり影響がないと考えていたので、この報告におどろきました。そして、各国でさまざまな研究がスタートしたのです。

宇宙空間ではなぜ視力が変化するのか?

2011年の論文では、宇宙空間での視力変化をさらに詳しく調べたところ、視神経の部分的な腫れ(視神経乳頭浮腫)、眼球が凸凹になっている状態、脈絡膜(みゃくらくまく:網膜の下の部分)にしわができた状態、白いもやが目の中に見える……など、さまざまな症状が見つかったそうです。

そして、こうした症状があった人たちの中には、脳内の圧力が高い人がいることもわかりました。

このような症状の原因には諸説ありますが、可能性が高いのは、宇宙到着直後の「体液シフト」です。

宇宙の無重力状態では、体液が頭のほうに集まってきます。これが「体液シフト」です。

このとき、目にも体液が集まりますが、特に血管が豊富な脈絡膜の厚みが増します。すると、網膜が前に押されます。そのため焦点が遠くに合いやすくなり、近くが見えにくくなるのです。

VIIP_03

【図】長期宇宙滞在による視力変化の発症前(右)と発症後(左)の網膜を光断層撮影したもの。矢印部分に脈絡膜のつぶれが確認できる。

出典:The Washington Post

VIIPとはどんな病気なのか

脈絡膜が厚くなる現象は、宇宙に長く滞在するとしだいにおさまってきます。次におこるのは、視神経の変化だと考えられています。

具体的には、体液シフトで目のほうにも体液が集まり、視神経の束が眼球の後ろの壁を押すために、壁が前に移動します。すると本来は丸い眼球の後ろの部分が扁平になってしまい、前に出てきてしまうのです。

こうした頭の中の圧力変化による症状を、NASAはVIIP(Visual impairment intracranial pressure syndrome:視覚障害頭蓋内圧症候群)と名づけました。

VIIPは宇宙でしかおこらない?

VIIP_04

VIIPは、宇宙でしか発症しない病気なのでしょうか?

実は、地球上にもVIIPに似た症状はあります。最も近いのは特発性頭蓋内圧亢進症(IIH)です。

IIHを発症すると、頭の中の圧力が上がり、VIIPのように視力の低下がおきます。また、「うっ血乳頭」という症状は、VIIPのように視神経が腫れ上がります。

けれども、どちらもVIIPと全く同じ症状ではありません。

たとえばIIHの場合、VIIPにはない吐き気やめまいなどのさまざまな症状がみられます。また、うっ血乳頭には薬物治療が有効ですが、VIIPには効果がありません。

宇宙の現場でしかわからないこと

VIIP_05
PHOTO BY NASA

VIIPが発症する原因は、未だ解明されていません。

体液シフトについては、地上で被験者の頭を少し下げて横たわらせた状態でのシミュレーション実験がおこなわれています。

これは一定の成果があるものの、地上の重力が影響していたり、宇宙飛行士と同じように長時間この状態をキープすることが難しかったりするため、宇宙と同じ状況とはいいがたいのが現状です。

また、頭の中の圧力測定についても、各国の研究者たちが試行錯誤しています。

NASAのチームは、宇宙飛行士の頭蓋内に計測機器をインプラントする、という方法を提案しています。2015年に公表された研究では、実際に頭にインプラントをおこなった被験者に25秒間の無重力状態を体験させ、頭の中の圧力を測定しました。

この実験では「無重力時に頭の中の圧力が低下する」という結果が得られました。けれどもこれは想定とは真逆の結果で、VIIPの謎がより一層深まる結果となりました。

日本では、超音波エコーで頭の中の血流を測定し圧力を推定するという方法などがおこなわれています。

VIIPは、人間が宇宙空間に長期滞在するようになって初めて知られた病気です。今日も世界中の研究者が、独自の観点からさまざまな可能性を探っています。

このまま研究がすすんだら、いつかは私たちの「目」も宇宙に適応する日がくるのでしょうか?これからの人類の未来を考える、ひとつのきっかけになりそうですね。

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【参考】
The mysterious syndrome impairing astronauts’ sight|The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/national/health-science/the-mysterious-syndrome-impairing-astronauts-eyesight/2016/07/09/f20fb9a6-41f1-11e6-88d0-6adee48be8bc_story.html
Visual impairment due to intracranial pressure|Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Visual_impairment_due_to_intracranial_pressure
長期の宇宙滞在ミッションが引き起こす謎の病「VIIP」|Gigazine
http://gigazine.net/news/20160711-mysterious-syndrome-impairing-astronaut-sight/
宇宙飛行士の約半数に「視力の変化」—日本大学 岩崎賢一教授に聞く|三菱電機「読む宇宙旅行」
http://www.mitsubishielectric.co.jp/me/dspace/column/c1607_2.html

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