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妖精が見える??『ブルーフィールド内視現象』とは

妖精が見える??『ブルーフィールド内視現象』とは

よく晴れた日に空を見上げると、小さな明るい光の点がすばやくたくさん動いているのが見えることはありませんか?この現象を『ブルーフィールド内視現象』といい、このときに見える光の点は「青空の妖精」とも呼ばれています。

今回はこの不思議な現象について、詳しくご紹介していきます。

どんなときに見えるの?何が見えているの?

『ブルーフィールド内視現象』は、よく晴れた日の青空を見ると、誰でも簡単に観察することができます。

1.青空を見上げた状態で、焦点は目の先20cm程度のところに合わせる
2.そのまましばらく待つと、すばやくジグザグに動く小さな光の点がたくさん見えてくる
3.視野の中心部分にはあまり見えない

このとき私たちに見えている「青空の妖精」の正体は、網膜の層の中を通る毛細血管内の白血球です。

毛細血管の中には、赤血球と白血球があります。赤血球は青い光をよく吸収するため黒い点になりますが、視細胞と脳のはたらきで「編集」されて見えなくなってしまいます。

一方、白血球は赤血球に比べて数が少なく、青い光を吸収しないため、視界に散らばる小さな光点のような形で知覚されるのです。また、目の中心には毛細血管が通っていないため、視野の中心部分で白血球の影は見えません。

病気などでもないため、注意して見ればほとんどすべての人で観察することができますが、かすかに見える程度なので日常生活では気づかない人も多いようです。

似ているようで違う『飛蚊症』に気をつけて!

ブルーフィールド_02
出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AFloaters.png

ブルーフィールド内視現象に似た症状に『飛蚊症(ひぶんしょう)』がありますが、飛蚊症の場合は目の病気が隠れている可能性もあるため、注意が必要です。

飛蚊症とは、糸くずやリングのようなものが視界をゆっくり漂うように見える症状で、視界に漂うものを「ミジンコのよう」と表現する人もいます。これは、眼球内部の硝子体内に浮遊するゴミを知覚しており、網膜剥離硝子体内の出血によって起こることもあります。

飛蚊症があるとき同時に視力に異常を感じたりする場合は、早めに眼科を受診しましょう。

強い光が目に入ったとき、光の通り道にある白血球が見える『ブルーフィールド内視現象』。光などの体の外の条件と、体の中にある目や脳のはたらきが重なって起こっているのですね。

気になった方は秋晴れの日、空を見上げて「青空の妖精」を眺めてみてください。

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〈参考〉
ブルーフィールド内視現象 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/ブルーフィールド内視現象
清澤眼科医院通信:965 内視現象とは?
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/51278648.html
飛蚊症 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E8%9A%8A%E7%97%87

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常に視界に砂嵐が!?『ビジュアルスノウ』という症状

常に視界に砂嵐が!?『ビジュアルスノウ』という症状

アナログテレビ画面の砂嵐のように、ノイズが視界全体にかかって見える『ビジュアルスノウ(雪視症)』。片頭痛や耳鳴りを併発する人も多いようです。

通常でも、明るいところで目を閉じてしばらくそのままにしていると、チカチカと光る砂嵐のようなものを見ることがありますが、それが常に目の前にあるような状態がビジュアルスノウの特徴です。

今回はこの珍しい症状、『ビジュアルスノウ』についてご紹介します。

片頭痛や耳鳴りをともなう場合が多い

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ビジュアルスノウは、視界全体にノイズがかかったように見える症状です。アナログテレビの砂嵐のような、あるいは、降り続く雪のようなものが、ずっと目に見えています。

また人によっては、残像が見える、ものがダブって見える、暗いところでものが見えない、といった症状を自覚している人もいます。

ビジュアルスノウの症状を持つ人には耳鳴り片頭痛をともなう場合が多く、これまでは片頭痛の前兆の一種と考えられてきました。しかし、最近の研究では、脳の代謝が活発になりすぎることと関連があることがわかってきています。

ただし、症状の程度、どのように見えているかを客観的に確認することが難しい症状であり、国内では医師にもあまり知られていないため、「ストレスによるもの」「疲れによるもの」などと診断されるケースもあるようです。

場合によっては、医師に相談しても十分な説明が得られないことなどをきっかけに落ち込んでしまったり、ビジュアルスノウの二次的な症状として、不安障害やパニック障害、うつ病などの症状が現れたりすることもあります。

海外では比較的研究が進んでいる症状ではありますが、標準的な治療手段といえるものはまだ確立されていないのが現状です。

患者が自発的にネット上で情報交換を行っている

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前述の通り、ビジュアルスノウに対しては、現段階では確立された治療法がありません。そのため、患者同士でネットを介した情報交換が積極的に行われています。

もし、「医師の診察を受けたものの症状が一向に改善されない」と悩んでいる方がいれば、こうしたコミュニティを活用して、情報を集めることも可能です。

ただし、一般の人から得られる情報には不確かな面もあることは、考慮しておかなければなりません。眼科医が情報を発信しているブログなどであれば、ビジュアルスノウに関する論文や文献の情報が載せられていることもあります。

治療が必要だと感じた場合は、こうした確かな情報を印刷するなどして持参し、眼科や神経内科などの信頼できる医師に症状を詳しく説明することで、症状に対する理解を得ることが重要です。

ビジュアルスノウの症状を持つ人に理解を

この症状を持つ人は、いつも同じように見えているため「これが普通だと思っていた」「みんなこう見えているのだと思っていた」といいます。それが病気だとわかると、かえって気になるようにもなります。

現在、ビジュアルスノウに対する有効な治療法はありません。しかし、常に視界にノイズがかかったような症状を持つ人がいること、そして、そのような症状のために字や風景が見づらかったり、目が疲れやすかったりすることを周囲が理解することで、ビジュアルスノウの症状を持つ人の精神的な負担を減らしてあげることはできるといえるでしょう。

いかがでしたか?今回は視界全体にノイズがかかる珍しい症状、『ビジュアルスノウ』についてご紹介しました。

常に砂嵐がかかったように見えている状態は、目や体に負担がかかることはもちろん、精神的な影響もあることでしょう。今後さらに研究が進み、ビジュアルスノウに対する有効な治療法が確立されることが望まれます。

▼視界に黒い影が見える…という方はコチラをチェック!
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〈参考〉
清澤眼科医院通信:8121:Visual Snow ビジュアルスノウ 視界砂嵐症候群:雪視症とは
http://blog.livedoor.jp/kiyosawaganka/archives/54671569.html
Visual snow – Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Visual_snow
片頭痛と目の症状、そしてVisual snowについて | | まゆずみ眼科医院 群馬県高崎市の眼科クリニック
http://www.mayuzumiganka.com/2014/10/migraine_and_aura/

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