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オリンピックでの活用も視野に?新しい広告の形『デジタルサイネージ』とは

オリンピックでの活用も視野に?新しい広告の形『デジタルサイネージ』とは

昨今の目覚ましいデジタル化の進展にともなって、私たちの生活に影響を及ぼすメディアは日々進化を遂げています。

そんな中で大きな役割を果たしているのがデジタルサイネージ。店頭で映し出される商品の写真や動画にふと足を止めたり、交差点の待ち時間でCMに目を向けたり、交通情報を確認したり……デジタルサイネージの活用の幅は広く、私たちの生活に浸透しています。

今回は、このデジタルサイネージについて、その歴史やこれからの展望も踏まえて解説していきます。

デジタルサイネージってどんなもの?

デジタルサイネージ(Digital Signage)とは、電子的な表示機器(ディスプレイなど)に制御された、映像や文字を表示するメディアです。

「電子看板」と訳されることもありますが、その使い道は宣伝を目的とした広告にとどまらず、あらゆる情報提供や装飾などにも使われています。

ネットワークに接続することで多様な映像情報を映し出せる点が、デジタルサイネージの大きな特徴のひとつです。

また、時間帯や設置場所、ターゲット層など、ニーズやシチュエーションに応じて映像を切り替えることで、より効率よく情報を伝達することができるのもポイントになります。

意外と古い?デジタルサイネージが初めて使われたのは……

デジタルサイネージ_02

デジタルサイネージが本格的に日本に普及したのは2000年代ですが、その歴史を紐解くと、意外と古いことがわかります。

デジタルサイネージが初めて使われたのは、1970年代後半~1980年代。北米のアパレルショップの店頭に設置したテレビで、ファッションショーの映像を流したことに端を発するといわれています。

日本では、1980年に登場した『新宿アルタビジョン』がデジタルサイネージのはじまりだとされています。

その後、国内でもより高品質なディスプレイを開発すべく家電業界各社が技術の発展に寄与し、1997年には富士通が米国のPixelと提携して、『プラズマディスプレイ(大画面かつ高画質でハイスペックながら、薄くて軽い特徴を持つ画期的なディスプレイのこと)』を開発するに至りました。

デジタルサイネージ_03

プラズマディスプレイの発明を皮切りに、デジタルサイネージは徐々に市場規模を拡大していきます。

たとえば、2002年にJR東日本が山手線車両に導入した『トレインチャンネル(ドア上部に設置された広告用の液晶ディスプレイ)』などは、デジタルサイネージが一般に普及するきっかけとなった初期の事例として有名です。

現在では、六本木のミッドタウンや赤坂サカスなど、デジタルサイネージを活用したショッピング・観光スポットもどんどん増えています。このように、デジタルサイネージは今まさに活用の幅を広げつつあるのです。

オリンピックにも使われる?デジタルサイネージの今後の展望とは

デジタルサイネージ_04

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日本社会全体ではICT化が進むと考えられています。そこで、無線LANの普及や4K・8K技術とともに、その活用が期待されているのがデジタルサイネージなのです。

日本を訪れる外国人へ向けた多言語対応、リアルタイムで情報を発信できる強みを活かした災害対応、タッチパネル式でユーザーがいつでもほしい情報を入手できる仕組みづくりなど、デジタルサイネージの用途は実に多種多様です。

今後どのような進化を遂げていくのか、ぜひ注目していきたいものです。

オリンピックまであと2年。日本ではデジタルサイネージなどの情報メディアがさらなる進化を遂げ、私たちの生活はより豊かで便利なものになるでしょう。今後のデジタルサイネージの活躍に期待大です!

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〈参考〉
デジタルサイネージとは | 一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアム
http://www.digital-signage.jp/about/
デジタルサイネージ – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/デジタルサイネージ
デジタルサイネージ | リコー
http://www.ricoh.co.jp/signage/
デジタルサイネージはいつから始まった?歴史や仕組み、展望を解説 | ワンストップのデジタルサイネージ【サイネージ・リレーション】
https://www.s-relation.jp/blog/2017/10/17/signage-history/
デジタルサイネージとは何か?電子看板の歴史を紐解くナレッジ・ヒストリー! – SIPO
https://www.si-po.jp/post/new-signage/18747.html
JR東日本E235系電車 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/JR東日本E235系電車
デジタルサイネージの市場動向と可能性(総務省)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000329524.pdf
2020年に向けたデジタルサイネージに関する取組~社会全体のICT化に向けて~
https://www.w3.org/2015/02/19-signage-seminar/ogasawara.pdf

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プロジェクションマッピングの手法は昔からあった?!歴史と活用方法をご紹介!

プロジェクションマッピングの手法は昔からあった?!歴史と活用方法をご紹介!

プロジェクションマッピングという映像表現の技術をご存知でしょうか?最近ではテーマパークや観光地のイベントでも用いられており、実際に見に行ったことのある方もいらっしゃるかもしれません。

高度な映像技術だと思われているプロジェクションマッピングですが、その技術や考え方は昔から映像制作に用いられていました。今回は、プロジェクションマッピングの歴史や手法、使われ方についてお話していきます。

そもそも、プロジェクションマッピングとは?

プロジェクションマッピング_02

プロジェクションマッピングとは、『Projection(投影)』と『Mapping(割当て)』の2つの意味をあわせ持つ、特殊な視覚効果を生み出す映像表現技術のことを指します。

”映像を映し出す”というとテレビや映画館を思い浮かべるかもしれませんが、プロジェクションマッピングでは、プロジェクターによる映像データを物体や建築物に映し出します。物体や建築物のデザイン、あるいは、凹凸などの立体的な形状に合わせて映し出すことで、特殊な視覚効果が生まれます。

もともとプロジェクションマッピングは1つの視点から映像を見るものでしたが、現在では「3Dプロジェクションマッピング」が注目されています。360度どの位置からでも立体的な映像を楽しむことができるため、観光地やテーマパークで活用されています。

プロジェクションマッピングの手法は古くから使われていた!

建物に立体的な映像を映し出すことから、『最新技術』ともいわれるプロジェクションマッピング。しかし、その考え方や映像手法は1960年代にはすでにあったとされており、古くからさまざまな場所で用いられていました。

1973年にソニーからプロジェクターが発売されて以降は、プロジェクターが多くの映像クリエイターの間で広まり、15年以上前から、新しい映像表現が続々と生まれるようになります。

特に舞台やイベントインスタレーション(現代美術における表現方法やジャンルの1つ)と呼ばれる映像表現の世界では、いち早くプロジェクションマッピングの技術を用いた映像が制作されていました。その当時は『プロジェクションマッピング』とは呼ばれていませんでしたが、現在と同じ手法で制作されていた映像がいくつもあります。

しかし、プロジェクションマッピングが昔からある技術ならば、なぜ今になって注目を集めているのでしょうか?

機材が著しく発達し高精度のプロジェクターが映像クリエイターの手に渡るようになったこと、そして、youtubeなどのネットの普及により高度でインパクトのある映像技術が多くの人に知られるようになったことが、その背景にあります。

国内でプロジェクションマッピングが急速に普及したのは、2010年頃です。2012年に東京駅丸の内駅舎の復元完成イベントで行われたプロジェクションマッピングは、当時、大変話題になりました。

【ノーカット】東京駅丸の内駅舎のプロジェクトマッピング(2012年9月22日)

実際にこの場で見ていた、ネットで見て覚えている、という人も多いのではないでしょうか?ここから、新しい映像のエンターテイメントとして、国内でもビジネスに用いられる機会が増えたのです。

プロジェクションマッピングはさまざまな場面で用いられている!

では、実際にプロジェクションマッピングはどのような形で用いられているのでしょうか。ここでは企業のプロモーションをいくつかご紹介していきます。

プロジェクションマッピングPV

こちらは、ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューの披露宴で上映された、プロジェクションマッピングのPVです。動画上でもかなり立体感のある演出になっていることが分かりますね。新郎新婦の馴れ初めが映し出されるなか、ところどころで建物や花火の映像も流れ、迫力のある動画になっています。

AUDITOIRE – Carte de Voeux 2014 from Auditoire on Vimeo.

こちらは「Auditoire」という、フランスのデジタルエージェンシーの企業プロモーションです。

通常、物に映像を映し出すにはプロジェクターが必要になりますが、こちらのプロモーションでは、スマートフォンだけで簡単にプロジェクションマッピングを楽しめるグリーティングカード(季節の行事に合わせて、親しい人に感謝の気持ちを表すカード)が用いられています。より感謝の気持ちが伝わりやすい作品となっていますね。

今回はプロジェクションマッピングの歴史や、実際に用いられているプロモーション映像をご紹介しました。動画で見ていても映像の立体感や迫力が伝わりますが、実際に自分の目で見たほうが動画で見る以上の感動が生まれ、より映像を楽しめるのではないでしょうか。

プロジェクションマッピングのイベントがあった際にはぜひ、足を運んでみてください。

▼ユニークな動画の記事はこちらもオススメ!
驚愕の視覚トリック! 何度見てもだまされる『錯視』動画5選
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▼ついつい動画を見過ぎて目が疲れた…という方はこちらもチェック!
あなたも注意!デジアイ症候群!(ロート製薬 商品情報サイト)

〈参考〉
プロジェクションマッピングについて|一般財団法人プロジェクションマッピング協会
http://www.projection-mapping.jp/?page_id=948
「3Dプロジェクションマッピング(3DPM)」とは?〜今知っておきたい!要注目のマーケティング・キーワード〜|SMMLab
http://smmlab.jp/?p=29177
プロジェクター/ヘッドマウントディスプレイ|SONY
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/sonyhistory-n.html
インスタレーション|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/インスタレーション
プロジェクションマッピング|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/プロジェクションマッピング

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